1931年、アインシュタインはルーズベルト大統領に手紙を送り、連鎖反応を起こす技術的研究が急を要する事を訴えた。
科学者たちの予想は次の様なものでした。
ウラニウムが連鎖核反応を起こし、太陽の様な火の玉が生まれ、X 線やガンマ線が放射され、強烈な勢いの粒子たちが飛び、火の玉の中央は何千万度の高熱になるだろう。
実際その通りでした。
ニュー・メキシコの最初の原爆実験、翌月の、広島、長崎上空の爆発となり、第二次世界大戦が終わりました。
その後、原爆よりも強力な爆弾が製造されました。
重水素とリチウムからヘリウムを作る時に、莫大な量のエネルギーが発生するのを利用するのです。
原爆で高温を作り、その中で融合によってエネルギー放出をさせるのです。
米国の後、イギリス、ソ連、フランスも製造しました。
核爆弾は空気に衝激波を起こす事や熱によって燃やす事の他に、放射性を持ちます。
X 線やガンマ線が身体の分子を破壊してしまうのです。
爆発後には放射性を持つ物質が空中、水中、地面に広がって放射を続けます。
恐ろしいストロンチウム90は、カルシウムに似て、骨の中に集積して、身体を内部から破壊します。
20年前には自然界には存在しないアイソトープでした。
原子の世界から
身体の内部から破壊するのは恐ろしい。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image