人々の「居場所」は何処にあるのか。
社会活動家の湯浅誠は各地で商店街がシャッター街と化している事や、雑木林など子供が遊べる自然の空間が「1000分の1」に減ったとするデータを例に、日本社会における居場所の消失を論じた。
一方、現代の居場所は最早現実の場所ではない。
デジタル空間が子供たちの新たな居場所に成りつつあるとの観点。
関西大准教授の水谷瑛嗣郎は「デジタル空間に潜む3つのリスク」で、交流サイト( SNS )が秘める新たなリスクを解説。
従来のインターネットメディアで主に想定されていた有害な表現や性犯罪に遭遇するリスクに加え、SNS には、次々と現れる新たなコンテンツにより「中毒」にさせられる「システミックリスク」があると指摘。
欧米と同じく、日本でも青少年を保護する措置が必要と説いた。
現役教師の江沢隆輔は悩みやトラブルが、スマートフォンに繋がる「見えない空間」に隠れてしまっている可能性を危惧した。
湯浅の考察と重なる点があり、繋がりや居場所が社会に齎す物を考えさせられる。
愛媛新聞 焦点/争点から
抑々人の数が減っている事が原因らしい。
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