民主主義って何だ。
自分たちの事は自分たちで決めると言う政治思想で、仕組みとしては多数決原理に従うわけだが、言い換えれば多数派が少数派を数の力で従わせる事であり、強者が弱者を切り捨てる論理にもなっていく。
勿論、そんな弱肉強食ではいけない。
然し、今の自民党の政治は如何か。
多数が少数を押し込めるのではなく、一人一人の気持ちや意見を汲み取る政治を行っているだろうか。
純ちゃん(小泉純一郎元首相)が総理大臣になってからは、自民党の政治は格段に酷くなった。
郵政民営化が正にそうだ。
晋三(安倍元首相)だってそうだ。
自民党が一層少数意見や弱者を切り捨てる様になった。
大企業だけが潤い、中小零細企業は苦境に晒される。
非正規労働者ばかりが増えて格差は広がっていく。
俺は自民党、社会党、新党先駆けによる自社さ連立政権を作った男だ。
これこそが日本における政治の一つの在り方ではないだろうか。
日本には日本に合った政の仕組みがある。
然し、今の自民党はそういうものを失っている。
こんな政治になったのは何故か。
選挙制度の問題もある。
「日米同盟を強化する」と言えば聞こえは良いが、要は米国に守って貰っているわけだ。
それにしても、世界は何処へ向かっているのか。
もう滅亡に向かっているとしか思えない。
天才物理学者のホーキング博士が来日した際、地球は後どれ位持つのかと言う趣旨の質問をしたら、博士は「100年程だろう」と答えたそうだ。
残された時間は少ないぞ。
元衆院議員 亀井 静香氏 1936年広島県生まれ。 東京大卒。 79年に衆院選初当選。
13期務め、2017年に政界引退。 その間、建設相、自民党政調会長、国民新党代表などを歴任。
自民党では亀井派(志師会)を率いた。
愛媛新聞 彷徨う民主主義から
亀井氏は「日本の政治の基本になるのは聖徳太子の精神だ」と何度も言ったらしい。
太子が定めた十七条憲法は、第1条で「和を以て貴しと為す」と記すなど、調和や議論の重要性と独断専行の排除を説いている。
亀井氏はここにこそ日本の政の原点があると力説するらしい。
自社さ連立については、左右による大連立が常態となり、多様性と包摂性を重視する欧州型の連立政権を先取りしていたと言える。
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