日本列島は1995年の阪神大震災以来、地震の活動期に入ったとされる。
南海トラフ地震は約100〜200年間隔で繰り返し、最古の記録は684年の白鳳地震。
次が887年の仁和地震で、869年には三陸沖の日本海溝でも貞観地震と巨大津波が起きた。
地震考古学者の寒川旭さんは全国の遺跡に残る災害の痕跡を丹念に調べ、文献と照合。
時期や地域を分析してきた。
「太平洋側で巨大地震が起きる約50年前から、列島は活動期に入る。
今後、何処で起きても可笑しくない」と警告する。
震源域は9世紀と重なって見える。
国の正史「日本三代実録」は、被害の凄まじさを「山は崩れ谷は埋まり、水が湧き、民家は破壊、多くの人々が圧死した」と伝える。
津波堆積物を調査した新潟大災害・復興科学研究所の卜部厚志教授(地震学)は「9世紀の水田跡に拳大の海石がごろごろと入っており、佐渡島西方の海底断層が活動した可能性が高い。災害は同じ様な場所で繰り返す。
自分が住む土地で過去にどんな地震や津波が起きたのかを知り、命を守る方法を考えておいて欲しい」と話した。
愛媛新聞 記事から
震度5弱以上は今年は4月末で23回とハイペースで発生してるらしい。
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