埼玉県の平林寺専門道場師家・松竹寛山老師(64)が「禅入門」、西予市出身の精神科医大野裕さん(74)が「心の健康学」と題して講演し、心身を整える方法を伝授した。
松竹さんは、心身を落ち着かせて元気を取り戻す方法として、江戸期の禅僧が広めた「内観の法」などを紹介した。
下腹部から腰、膝、足先までを触れながら深く呼吸したり、疲労した部分に手を当てて癒やしたりする方法を実演した。
又初心者向けに「椅子座禅」を披露。
無理のない姿勢で合掌、礼、お腹の前で印を結ぶ動作をし「ゆっくり呼吸し、気力を練る。家庭や職場、学校など何処ででもできる」と気軽な実践を勧めた。
大野さんは、人は問題が起こると「悪い可能性」を考える防衛本能があるとし、正しい情報を得た上で「判断を確かめ直す」大切さを説いた。
状況をきちんと把握する為「立ち止まって考える勇気を持ち、1人で頑張り過ぎず人の力を借りよう」と助言した。
顔の表情や姿勢によって気分は変わり「心は元気になる」と研究で実証されているとも紹介。
ストレス社会を生きる上で「不快感や辛さ、楽しさが一緒になってこそ人生。人と助け合う事で心は健康になっていく」と結んだ。
愛媛新聞 記事から
判断を確かめ直す事が大切らしい。
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