九州大の専門家チームは、「病的な引き籠り」と、病的ではない、言わば健康的な引き籠りを区別する為の簡便な診断評価法を開発し、昨年9月、国際学術誌に発表した。
この評価法を活用して病的な引き籠りを早期に発見して支援し、鬱病やゲーム障害など精神疾患の予防に繋げたいとしている。
国内で初めて、引き籠りの専門外来を開設した九州大病院で治療や研究に当たってきた加藤隆弘准教授(精神科)は「健康的に引き籠っている分には幸せだが、一部には病的な人がいる。長期に亘るとメンタルを病む事もある」として、両者を見分ける必要性を強調する。
加藤さんらは10項目程度の質問に答える形で病的な引き籠りを鑑別する評価票を作成した。
評価票では先ず、1時間以上外出する日が週に3日以下であれば「物理的引き籠り」とし、その期間が3カ月以上6カ月未満であれば「プレ引き籠り」、6カ月以上であれば「引き籠り」とする。
更に、直近1カ月の外出状況について、自身が辛く感じているか、などの7項目の質問で一つでも当て嵌まれば「病的引き籠り」の可能性があると判定する。
病的引き籠りになった人の要因を分析すると、社交的で社会的な達成感を求める傾向が強く、協調性の高い人はリスクが高い事が判明した。
愛媛新聞 体から
より強くストレスを感じたのが理由らしい。
ロールプレーイングゲームに嵌っている人が多いらしい。
引き籠り的なライフスタイルの広がりが予想されるらしい。
新しい視点に基づく引き籠りの鑑別と支援体制の充実が必要らしい。
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