何となくやり過ごせば支持者が帰ってくると考えているなら大間違いで、自民党は国民からレッドカードを突き付けられているに等しい。
政治の世界から退場させられる一歩手前まで来ている。
負担増路線となる次のステップに進めないし、政権党としての資格もない。
この事は、今回の3補選で全勝した立憲民主党と、他の野党にも言える。
「安倍1強」以来の自民党の強い体制が終わりを告げる中で、立憲民主党が野党の中核になるなら、如何やって共産党や日本維新の会を含めた野党連合の形を作り、政策パッケージを示していくのかが問われる。
立憲民主党の代表は、自身が有力な次期首相候補になっているとの自覚を持つ事も必要だ。
秋には代表選がある。
今回の3補選により、政治はその入り口に差し掛かったと言えるのではないか。
東京大教授 牧原 出 1967年愛知県生まれ。 東京大博士。 専門は行政学、日本政治史。
著書に「崩れる政治を立て直す」など。
愛媛新聞 視標から
自民党は政治の世界から退場させた方が良い。
余りにも自己中心的、自己都合的過ぎる。
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