迷子になったりしないのは、自然の GPS の様な仕組みが鳥に備わっているからではないかと考えられている。
色々な研究の結果、渡り鳥は昼間は太陽の位置、夜は星座の位置を当てにして飛んでいるらしい事が分かった。
そして風や磁場(磁石が北と南を指す様に働く力)も利用して方向を決めているのではないかと言われている。
それでも「迷鳥」と言って、仲間と逸れて迷う鳥もたまにはいるけどね。
渡り鳥はとても長い距離を飛ぶ。
キョクアジサシと言う鳥は北極近くで卵を産んで雛を育て、北半球が冬になる頃には南極近くで過ごす。
又、南極で足環を付けられたオオトウゾクカモメと言う海鳥が、北海道近くの海で見付かっているそうだ。
時々彼方此方で休みながら飛んでいる渡り鳥もいれば、夜も昼も寝ないで飛び続ける渡り鳥もいるよ。
解説・林義人 科学ジャーナリスト
ジュニア愛媛新聞 嘘?ホント?から
トラベルケースを背負っている渡り鳥もいる。
と言うのは冗談だけど。
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