「脳が制御不能になり、止めたくても止められない病気。条件が揃えば誰でもなり得る」とも説明した。
ギャンブル依存症は精神疾患の一種だが「病気」と言う認識が低く、早期の治療に繋がり難いと言われ、受診時には既に患者が借金を抱えている事が多い。
借金を隠す為嘘を突くのも典型症状と言う。
福田医師は「借金を抱えてからでは遅いが、その前に立ち止まる為の予防策は殆どない」と語る。
アルコールや煙草と違い、公営ギャンブルの宣伝に明確な強い規制はなく「危険性を周知できない」と訴えた。
カナダの様に、収入に対する適切な賭け金の目安など、具体的な指標を示せば抑止効果があるが、それらを導き出す調査も十分行われていないのが現状と言う。
依存症患者らで作る「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表は、患者に対する診療の質が全く担保できないと指摘。
「国が十分な予算や対策を講じないまま、ギャンブルの市場を広げるのは危険だ」と警鐘を鳴らした。
愛媛新聞 記事から
カジノを含む統合型リゾート施設( I R )が開業した場合、依存症患者が増えるらしい。
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