唯、日本人は学校などで話し方を学ぶ機会がなく、人前で話す機会、恥を掻く機会が圧倒的に少ない。
海外では、アイコンタクトができているか、相手を納得させる話し方になっているかなどを学ぶ。
日本人の悲劇だと思う。
話し方のルールの一つ目は「自分が何を言うのか」より「相手が何を聞きたいか」。
相手はあなたの問題よりも、自分自身の欲求や問題に関心がある。
一方的に伝えたい言葉を伝えても、キャッチボールは始まらない。
相手にとって価値がある情報とは何か。
▼ 聞き手の価値(共感や称賛など)
▼ 聞き手に関係のある事(損得、悩みなど)
▼ 聞き手が関心を持つ事(流行や苦労など)----------だ。
二つ目は「相手が何を感じるのか」。
会話で何を話したかを忘れても、何を感じたかは一生残る。
一昨日のランチは何を食べたか覚えていますか。
幼稚園や小学校の頃の場面で、よく覚えている事はある。
嬉しいな、怖いな、楽しいなと言った感情が心に記憶を残す。
感情を呼び起こさないコミュニケーションはあっと言う間に忘れられていく。
感情で人間は決断しているとも言われている。
論理的に考えたとしても、人を動かす事にはならない。
人を動かそうと思ったら、感情を動かさないと人には動いてもらえない。
トップダウンではなく、共感力、共感させる力がリーダーには求められている。
三つ目は「どの様に言うのか」。
言葉に体重と体温を乗せているか。
気持ちを込めているかいないか、思いや志などが乗っているかで変わる。
第一印象も大事。
一瞬で作られて一生を決めてしまう。
雑談では、話さない方が良い。
興味を持ってくれる人に嫌な気持ちを持つ人はいない。
誰かが自分の話を聞いてくれる状態は滅茶苦茶気持ちが良く、相手に旨く話をしてもらえれば良い。
質問をするのが会話の基本。
1回目の質問で帰ってきた言葉に関する「追っ掛け質問」をする。
共通点を見つけるのが大事で一つでもあれば、あっと言う間に距離は縮まる。
人は社会的動物。
繋がりたい欲求を持っている。
学ぼうとする人は必ず変わる。
コミュニケーションを変えると人生が変わる。
人を動かす世界最高の話し方 コミュニケーション戦略研究家 グローコム社長 岡本純子氏
1967年横浜市生まれ。 早稲田大政経学部卒、英ケンブリッジ大国際関係学修士。
91年読売新聞社に入社。 米国でメディア研究に従事するなどして現職。
千人を超える社長・企業幹部に「コミュニケーションレシピ」を伝授。
2021年「今年の100人」として「 Forbes JAPAN 100」に選出。
著書に「世界最高の話し方」など。
愛媛新聞 愛媛政経懇話会から
「相手が何を聞きたいか」、「相手が何を感じるのか」、「どの様に言うのか」、ルールらしい。
感情を動かさないと人には動いてもらえないらしい。
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