人によってリスク許容度やライフプランが異なる様に、やり方も違っていいのです。
プロの運用者でも「これさえやれば絶対に儲かる」とは決して言いません。
唯 、どんな方法で運用するとしても「これだけは正しい」と言える事が二つあります。
それは「世の中に旨い話はない」「先の事は誰も分からない」と言う事です。
金融詐欺に遭うケースの多くは、これらを常識として知っていても、実は腹に落ちていないから起こっています。
甘い話には必ず落とし穴があります。
「先の事は誰も分からない」。
此れも又永遠の真実です。
処が多くの人が、投資で「儲かる物」を当て様とします。
たまに当たる事はあっても、当て続けるのは不可能です。
だからこそ「分散投資」が必要なのです。
退職金などで投資を始めるなら一度に注ぎ込まず、少額ずつ世界中の株式を買っていく事で、地域と時間の広がりによるリスクの分散効果が期待できます。
積立投資は若者向けと思われがちですが、「長期」「分散」「積立」が大切なのは今や常識です。
それはこれらを実践する事が、則ち資産運用に関するたった二つの真実に適合しているからに他なりません。
大江 英樹 経済コラムニスト
愛媛新聞 マネー&ライフから
「世の中に旨い話はない」「先の事は誰も分からない」、忘れない様に。
「長期」「分散」「積立」、投資の常識らしい。
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