役割は職務の遂行によって果たされ、職務は作業を行う事で果たす事ができるのです。
管理職は昇進するにつれて、作業よりも職務が、職務よりも役割が増えていきます。
対照的に、新入社員は役割よりも職務、職務よりも作業が多いのです。
コーチングは直属の部下を持つ管理職の最も重要な役割です。
日本人が日本人をコーチする場合、部下が上司を見て学ぶと言う間接的な方法が取られる傾向があります。
この方法は、今でも終身雇用制を採用している多くの日本企業の様に、部下の育成に十分な時間がある場合には機能するかも知れませんが、終身雇用のないアメリカでは、短期間での能力開発が求められます。
三つのキーポイントを覚えておいてください。
一つ目は、コーチングを行う主な理由は、部下を育成し、それによって部署が最も効率的になる様にすると言う事です。
二つ目は、部下の「コーチング以上に重要な物はない」と言う事です。
そして三つ目は、部下を人間として理解すると言う事です。
これは、感情的な面でも心理的な面でも部下と理解し合い、信頼に基付いた揺るぎない職場での人間関係を育む事です。
詰まり、部下の話に耳を傾け、それに対して質問をし、的確なフィードバックや指導を行うと言う事です。
ですから、有能なコーチになる為には、仕事で必要とされる専門技能だけでなく、部下の人間性にも目を向けなくてはならないのです。
入門ビジネス英語から
部下に自分が行ってきた仕事を信頼して任せる事ができれが、上司自身も別の、一つ上のレベルの仕事に集中できる事になるらしい。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image