キスの味

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今朝はまた冬に逆戻りをした感じだ。
しまい込んだ上着をまた引っ張り出してきた。
だけど動くと、冬ほど寒さが感じられない。
満開になった桜たちも戸惑っているだろう。

昨日はセパ同時開幕だった。
子どもは大のプロ野球ファンだ。
朝から新聞を丹念にチェックしていた。

夕方6時に始まると、テレビ、ＰＣ，ラジオの３元中継。
我が家はプロ野球ファミリーと化した。

裏番組で音楽をやっているので、瞬間見せてもらった。

あとは6試合の流れをずっと見ていた。

お気に入りの千葉ロッテもサヨナラ勝ちで初戦をものにした。
家族のお気に入りの横浜ベイスターズも、遠く名古屋で勝利を収めた。

これから10月まで、我が家の夜は野球三昧になる。

シーズンが長く続きます様に、のキッス。

今朝は曇っている。

早朝、上の子どもが一人で私の実家へ出かけた。

昔は新幹線のホームまで見送ったのに、
今は最寄りの駅の改札まで見送るだけだ。
さっき、スマホから新幹線に乗ったよ〜との連絡があった。

その成長ぶりに、嬉しいのと寂しいのと入り混じる。

今頃は富士山を過ぎたころかな。
曇っているから、見られないかもしれないなぁ。

道中、気をつけてねのキッスだね。

今朝は雨が降っている。

先週末は介護のために、実家に帰省した。
実家にいると、ずっと住んでいたかのような気がする。
だけど、道行く人は知らない顔が多い。

わずか２日半の滞在ではほとんど何もできない。
母はたまった話を聞いてほしいし、やってほしい事もある。
どっち付かずで中途半端になってしまう。
そして母は身の回りも上手く片付けられず、つい私は語気を荒げてしまう。

母はまだ未だに私たちに荷物を送ろうとしている。
そんなことはしなくていいから、自分の身をきちんとしてほしいと思う。

自分の置かれた立場と欲求がうまくからまない。

自分の家に帰ってこれば、家の中が片付けてなくて、ため息。

私はふと思った。
山に登りに行っていると思えば、きっと疲れも半減するに違いない。
母と言う山に登ってきたのだ。

自分にエールのキッスだね。

実家での生活。
懐かしい顔。
変わりゆく風景。
荒れ果ててしまった田んぼ、畑。
新しく出来たマンション。
更地になった知人の家。

なんだかタイムスリップしたみたいだ。

どこでもドアが欲しいな。

踏ん張れのキス。

昨日は彼岸の入りだった。
そして子どもの野球の試合だった。
市長杯。

１点を守っての最終回、裏の攻撃に同点に追いつかれた。
サドンデスで逆転負けをしてしまった。

朝から晩まで熱心に練習したのにな…
まだまだ勝利に結びついていかないのだろう。

試合後、投手は涙目だった。

その悔しさを次の試合に生かしてほしい、と強く思った。

エールのキッス。

東北大震災が起きて、２年目になる。
月日が経つのは早いものだ。
歴史にも大きく残る事だろう。

先週の水曜日、突然に実家の地域の保健センターから電話があった。
「お母様が容態が安定していないのですが、救急車で搬送されますか？」って。
私は風邪で床に臥せっていた。
その電話を受けた途端、風邪は何処かへ飛んでいった。

急いで身支度をし、夕方の新幹線に飛び乗った。
自宅を出る前に、実家の母に電話したがやはり、えらそうだった。

夜の９時前に着くと、一人寝ていた。
病院に行くほどではなさそうだが、やはりしんどそうだった。
母は私の顔を見て泣いていた。

土曜日まで甲斐甲斐しく世話をすると、体調が戻ってきたようだった。

土曜日の夕方、母に見送られながらバスに乗った。
そしてその夜、自宅の最寄り駅に着くと、子ども達が迎えに来てくれていた。

往復４００キロの介護か…。

まだまだこれからだろう。
今まで出来なかった親孝行のつもりでやっていこう。

カインドケアのキッスだね。

今朝、起きる時ものすごく辛かった。

やってしまった。
風邪を引いたのだ。
この所、ずっとグズグズしていた。
症状が出ないでね〜と身体に頼んでいた。

昨夜から、身体からもういい加減にしてよね、と言われた気がした。

こうなったら大人しく、そっと過ごすしかない。

風邪のウイルスに、ほどほどにお願いのキッス。

今朝、小雪が舞った。
寒いのだけれど、そんなに寒くない、そんな不思議な寒さだ。

昨日は妹家族が来てお雛祭りと私の子どもの合格祝いをした。
妹の所も中学生、小学生と、私の所の子どもと年が近い。
大体１年おきで並んでいる。

来年は妹の所が高校受験だ。
皆にワイワイ言われていた。
スマホが欲しいらしい。
これもみんなに色々意見を言われていた。

世間は時代の最先端を人よりも早く手に入れることは嬉しい事だろう。
それに引き換え、我が家は昭和の匂いがプンプンしている。
車はマニュアル、車のオーディオはカセット。
家のテレビはブラウン管、ＤＶＤもない。
かろうじて、携帯電話とレンジがある事ぐらい。
ガスオーブンはどうなんだろう？とみんなで笑っていた。

うちの子どもは、
「従兄妹っていいな。本当に楽しい〜」と言っていた。
親しい肉親の存在は心温まるものだろうなぁ。

そんなことを言いながら、中華やチラシ寿司など皆で美味しく頂いた。
妹が私の子どもに高価なケーキを買って来てくれた。
「おいしそう〜」と喜んでいた。
ケーキのプレートには名前入りのお祝いのメッセージがあった。

私は一番下の子どもに、お雛寿司を作ってあげた。
「かわいい〜」と嬉しそうだった。

お祝いのケーキに感謝のキッスだね。

昨夜は嵐みたいな雨だった。
夜中は軽い地震。
安全になりすぎた環境に、ちょっとした変化に戸惑う私達だ。

昨日は、子どもとその友達とカラオケに行った。
何年振りだろう…
子ども達は時折、友達同士で行っているが。

学校が早く終わったので、午後からにした。
行ってみると、満室で２時間待ちだとか。
平日の日中に混んでいるとは、ちょっと驚きだった。

思ったより、早めに入室出来て早速歌う。

私と彼女らとは３０歳以上離れている。
案の定、歌う歌はお互い良く分からないものばかり。

それでも楽しく、なんと５時間も歌い込んだ。
「おばさんの声って伸びがあるねぇ」なんて友達に褒められた。
気を良くした私は軽くごちそうをしてあげた。

腹から声を出せて、いわゆるストレス発散になったかな。

３人の歌声に、ハミングのキッスだね。

今日から３月。

朝から何だかバタバタしている。

出勤途中、職場の近くで買い物をした。
紙パックの牛乳など５本を買い物かごに入れずに素手で持った。
その他に自分のカバンを２個持っていた。

レジに並んで計算カゴに入れた。
レジに並ぶ時、大体暗算で計算をするようにしている。
お金を払うとき、何だか安いなと思ったけど
急いでいたのでレジを通り過ぎた。
荷物場で牛乳などを自分のカバンに入れようとした時、
左わきにもう一本ジュースを抱えているのに気付いた。

レジに戻り、
「すいませ〜ん、このジュース、レジを通っていないですよね」と
今払ったばかりのレシートを見せて、確認してもらう。
店員さんも「アッ、気づきませんでした。すいません」と謝る。
「イヤイヤ、急いでいたので、小脇に抱えていたのに気づかずごめんなさい」と
謝った。

職場にくると、ビルの火災報知機が鳴り響いている。
近くの不動屋さんがとりあえず、復旧を押してくださる。
ビルの住人達と大丈夫？なんてやっていると、
通りかかった知人に３０分ぐらい話し込まれてしまった。
月替わりで仕事が〜と思いながら、ニコニコ微笑んで話した。

弥生３月は忙しい始まりのキッスだね。