キスの味

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今日はバレンタインデーだ。

私もそうだが、日本人は本当に外来の文化を
上手く自分の文化になじませてしまうようだ。
柔軟性のある国民性なのか。
300年の鎖国の後遺症なのか。
しかし、日本本来の文化も失っているような気もする。
そんなことを思いながらも、また今年もチョコを作ってしまった。

家族にとっても楽しみにしている子どもがいるからだ。

未だこのかた、チョコをもらったことがない。
友達はだれだれにもらった〜なんて話すところを見ると、
ちょっと欲しいのかもしれない。

まあ、母親のチョコなんて切ないけど、
「上手い、上手い〜」と言って食べてくれるうちはいいのかな。

部活動で思い切り体を動かしているので、どれだけ食べても太らない。
羨ましい代謝だ。

今日、またどこかで新たに愛が芽生えます様に、のキッス。

未明の雨も上がり、いい天気になった。

昨日の高校入学試験が難しかった〜と子どもが言っていた。
振り落すための試験だから難しくて当たり前だろうが、
ゆとり教育の最後の子ども達だ。
勉強よりも、イベントに追われていたような気がする。
しかも土曜日も休みで、勉強の時間も確保できていない。

だけども自分がより良く生きていくために、どうしたらよいのか、
自分の手で、自分の足で、自分の頭で考えていってほしいと思う。

親としていいお手本を見せられているか、少々疑問だが、
人生を満喫している私は、
「お母さんの人生って楽しそうだね。結婚するなら、お母さんみたいなお姑さんが良いな」だって。

まあ御世辞だろうが、のんびり我が家だから誰もあくせくしていない。

昨夜は面接の練習をやっていた。
興奮していたのか、鼻血まで出していたけど。

来週の合格発表までまずは楽しみだね、のキス。

今日は県内公立高等学校の受検日だ。
お天気もまずまずで、一安心。

子どもが準備を終えた後に、お弁当をカバンの中に入れ忘れていた。
「持ち物は大丈夫なの?」と聞いても、「大丈夫だよ」と言う。
「本当に忘れ物ない？鞄の中よく見たら?」と言っても、怪訝な顔。
「テーブルの上は何？？」
「あっ！これは一番大切なのに〜」って。

こんな調子だから、緊張しているのやら、落ち着いているのやら。

出がけにガンバレの意味を込めて、子どもの身体を抱きしめた。
昔は片手にでも余るぐらいだったのに、
今では、手を回すのにもせいぜい。
背もとっくに抜かされている。

「くさいんじゃない〜」と子どもが身体を離す。
「加齢臭かもね〜」ともう涙腺いっぱいの私は笑顔で答える。

「じゃあ、行ってくるね〜」って。

見送る子どもの姿は、涙の向こうに消えていった。

受験でこんな調子の私は、結婚の時なんてどうなっちゃうの？なんて
1人笑いながら、出かける用意をした。

どうか、良い結果が出ますように、のキッス。

今日は気持ちの良い祝日になった。

昨日は朝から晩まで、食べ物作りに追われた。

朝の予定では、夕方に子どもの部活動にチョコを届けることと、
そして夜の会合に間に合うようにピザを作る事だった。

昼前、近所に住む知人が夏ミカンのおすそ分けにきた。
「マーマレードの作り方を教えて下さい」と言われた。
その知人は夜勤も含め、フルに働いている。
それならば、急きょマーマレード作りになった。

外皮をむいたり、果汁を絞ったり。
その間にもお天気が良いので、お布団を干したり。
受験勉強中の子どもと買いものに出かけたり。

部活動の子どもにチョコだけだと足りないなぁと思って、
マフィンケーキも作ることにした。

晩ご飯は「受験に勝つように、トンカツが良い」と
受験に関係のない家族がのたまる。

結局、夜の１０時ぐらいまで、ほとんど立ちっぱなしで、
作ったり、洗ったり、とハードな日曜日になってしまった。

夜、チョコを食べた部活動の子どものママからメールが来た。
「子どもがスゲー美味しかったと言っている」って。

そのメールで疲れが一度に吹っ飛んでいった。

美味しい食べ物に、幸せのキッスだね。

今朝は冷え込んだ。
この所の暖かさがまるで嘘だったように。

世間は三連休のようだ。

受験生の親は、心重い連休だろうか。

その昔、この２月の連休はスキーの滑り納めみたいに、
張り切ってスキーに行っていたのが懐かしく思える。

もう私も大台に乗っている。
子ども達は、
「大丈夫〜全然そんな風に見えないから。
それよりもそのボンボンボンの体型を何とかしないとヤ・バ・イよ〜」だって。

おかしいなぁ。
私はボンキュッボンのはずだけど。

下の子どもも最近成長著しくもう少しで抜かされそうだ。
すると私が家族の中で一番小さくなる。

まあ、私の命が子どもになっているのだからね。

受験生のみんなの最後の追い込みに、ファイトのキッスだね。

昨日は春一番が吹いたようだ。
一日づつ、春らしくなってくる。

昨日の夕方、子どもを乗せて街の中を走っていた。
交差点に差し掛かった。
前のアウディが左折しようとウインカーを出していた。
アウディなんて素敵だな〜と思っていたら、
歩道で信号待ちをしていた人の手からリードが外れ、
可愛いワンちゃんが道路に飛び出してきた。
瞬間、前のアウディにひかれてしまった。
驚いた飼い主は急いでワンちゃんを歩道に寄せた。
アウディも左折して止まったようだ。
私は後続車がいたから、徐行しながら過ぎ去った。
後ろに乗っていた子どもが
「ワンちゃんから血が出ていたよ、大丈夫かな？」と心配そうだった。

私は心臓がひっくり返るかと思った。

見知らぬワンちゃんの事故でさえ、こんなに心臓がしんどいなんて、
母の時なんて…と。

それにしても、アウディの運転手の方が突然のことでびっくりされただろう。
夜になると視界もききにくくなる。
車の運転は３６０度注意を払っていないと何が起きるか分からない。

これも自分への戒めだと思って、気を引き締めて運転しないと、と思った。

ひかれてしまったワンちゃんに早く治ります様に、のキス。

今朝は曇りがちだ。

今日は北方領土の日、とラジオで言っていた。
事実は、どうしても当事者サイドに有利な形でしか報道されない。
子どもが「北方領土は何でロシアが占領しているの？」と聞いてきた。
「日本も同じような事をあちこちでしてきたからね。」と答えてみた。
「日本も肩身が狭いよね〜」って、子ども。

日本も地球儀で見ると、本当に小さい。
よくこんな小さな国土でひしめき合っているものだ。

だからこそ、そこに住みあった者達でうまく分け合いながら、
生きていかなければそのうちに地球は無くなってしまう、と思う。

人類に叡智のキッスを。

昨日からテレビ、ラジオで雪だ〜雪だ〜の大騒ぎ。
家族も、夜中に何回も障子を開けて外を確認していた。
それほどまでに平地に住む者にとっては、気持ち弾む雪だ。

部活動の朝練も雪の予報だから、と中止になってしまった。
雪も降らず、雨の中傘をさして遅めの登校となった。

上の子どもも受験が近いというのに、
「これじゃあ、かまくら出来ないね〜」と残念がっていた。

たまに降る雪なら、こんなに歓迎されるのだ。

3月になごり雪はあるのかな。

スノウホワイトキッス。

今朝は少し肌寒かった。
だけど日差しは、すっかり春だ。

最近、食事の在り方を考えるようになった。
医食同源。
母の病気を思って、さらに食事の大切さが身に染みてきた。

若いうちは体の代謝も活発だから、すぐには影響が出てこない。
しかし、歳を重ねるうちにあちこちガタを感じ始めるようになる。

知人に教えてもらった若杉友子という方の生活方法に以前から興味を持っていた。
出来るだけ、電気に頼らない生活。
食事も自然の理に適ったものだけ。

昨夜はその方のレシピを参考に食事を作ってみた。
肉、魚は使用しなかった。

「ご飯だよ」と呼ぶとお腹を空かしている子ども達はすぐ飛んできた。
お皿に盛り付けしてあるおかずを見て、
「これだけ〜!?」と驚きの声をあげた。

「そうだよ。ごちそうだよ。それにわかめスープもあるしね」と私。
まあ、いきなりこれだけではと思い、作ってあったチャーシューもつけた。

私も肉、魚が大好きだ。
食べる量を考えればいいが、味に負けてちょっと食べ過ぎてしまう。
それがたまってくると、体の循環にも影響をきたしかねない。

より良く人生を送るにはやはり健康が大切だ。

皆の身体にヘルシーなキッスだね。

今日は立春。
曇り空の朝だ。

今朝、神社に参拝すると境内にたくさんの豆が落ちていた。
近所の玄関先にも豆が落ちていた。

昨日は節分で、あちこちに鬼が出たのだろう。
我が家にも2匹も大きい鬼が出て、豆で退散させられていた。

中学生にもなる子どもたちに「鬼がくるかも〜」と言ったら、
本気に怖がっていた。

この時代、夜になっても明るく、色々なことが分かって怖いもの知らず、
みたいになりがちだ。
だけど人間、怖れを持って生きていきたいものだと思う。

豆まきを終え、恵方巻きも頂いた。
どうか、今年も穏やかに過ごせます様に。

鬼は外〜、福は内のキッス。