2016年04月07日
一貫性の無さ
昨日の雑感を書いた後、関連する記事を読み直してみた。
『当面「ドル売り」と「円買い」がコアになる』
「えっ、何これ!? すごいじゃん!」
自分で言うのもなんだが、正直「なんて素晴らしい分析だ!」と思ってしまった。この考えを元に戦略を構築すると、記事を書いて以降の前半期はユーロ円(EUR/JPY)やポンド円(GBP/USD)の欧州系クロス円の売り、後半はオージードル(豪ドル・米ドル、AUD/USD)の買いやドルカナダ(米ドル・カナダドル、USD/CAD)の売りで取れてるじゃん!
「取れてるじゃん!」と他人事のように言っているということは、実際には「取れていない」ということである。
一体何をやっていたのか?
毎日ただひたすらデイトレード(というよりむしろスキャルピングに近いか)をせっせこやっていたのだ。しかも安定した利益を計上することもなく。死なないようにやっているのでほとんど収支トントンを行ったり来たりだが、副業でやっているわけではないので事実上のマイナスである。しかもここに来て少しマイナスが嵩んできているという現実。
我ながら「アホここに極まれり」といった感がする。ホントに相場で食ってきた(ことがあった)のか、現状では誰も信用してくれないだろうとも思う。
結局何が原因なのかと考えるに「一貫性の無さ」に尽きる。何に対してかというと、「すべて」。というよりもむしろ何でもいいので一つでも一貫性を持ってやっていれば利益につなげることは可能だった。
「日足での分析とトレード」でもいいし、セリングクライマックスを目指しての「常に円高方向でのエントリー」でもいい。いやある意味「常に円安方向でのエントリー」だけでも取れていた。明確な「ドル円(USD/JPY)安」というトレンドの環境下ではなかったので。一貫性を持って続けていれば、たとえ損失が続いたとしてもそこから改善することができる。
だがその度にコロコロやり方を変えてしまうと、何が良くて何が悪いのかを、継続的なデータで検証することが不可能になってしまうのだ。成功法則として「選択と集中」が言われるのも意味があってのことだ。
昔の自分は「商品先物のサヤ取り」(限月間、国内市場間、内外市場間、指数裁定)を選び、それに集中することで結果を手に入れることができた。
今、市場は為替に決めた。
手法はクロスカレンシー自体がサヤ取りの概念に近いものの、かといって今までの自分の手法と同じものとは言えない。サヤ取りの中でも「大豆とトウモロコシの比価」といった商品間サヤ取りに近いからだ。
実は商品間サヤ取りはちょっと不得手で避けていた。原油とガソリン灯油などの原料製品間のサヤ取りはいいのだが、いくら似ているとは言っても最終的には「ついた値段が正しい」と認めざるを得ない商品同士のサヤ取りは徹底逆張りができないので当時の筆者には向いてなかったのだ。
ただ本質的な考え方は一緒のはずである。そこをうまくまとめることができれば、個々のアイデアがバッティングしない(逆張り的考えと順張り的考え)整合性のとれたものができ上がるはずだ。そう思っている。
あともう一息の所まで来ていると感じている。
結果を出すのみ。
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「えっ、何これ!? すごいじゃん!」
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「取れてるじゃん!」と他人事のように言っているということは、実際には「取れていない」ということである。
一体何をやっていたのか?
毎日ただひたすらデイトレード(というよりむしろスキャルピングに近いか)をせっせこやっていたのだ。しかも安定した利益を計上することもなく。死なないようにやっているのでほとんど収支トントンを行ったり来たりだが、副業でやっているわけではないので事実上のマイナスである。しかもここに来て少しマイナスが嵩んできているという現実。
我ながら「アホここに極まれり」といった感がする。ホントに相場で食ってきた(ことがあった)のか、現状では誰も信用してくれないだろうとも思う。
結局何が原因なのかと考えるに「一貫性の無さ」に尽きる。何に対してかというと、「すべて」。というよりもむしろ何でもいいので一つでも一貫性を持ってやっていれば利益につなげることは可能だった。
「日足での分析とトレード」でもいいし、セリングクライマックスを目指しての「常に円高方向でのエントリー」でもいい。いやある意味「常に円安方向でのエントリー」だけでも取れていた。明確な「ドル円(USD/JPY)安」というトレンドの環境下ではなかったので。一貫性を持って続けていれば、たとえ損失が続いたとしてもそこから改善することができる。
だがその度にコロコロやり方を変えてしまうと、何が良くて何が悪いのかを、継続的なデータで検証することが不可能になってしまうのだ。成功法則として「選択と集中」が言われるのも意味があってのことだ。
昔の自分は「商品先物のサヤ取り」(限月間、国内市場間、内外市場間、指数裁定)を選び、それに集中することで結果を手に入れることができた。
今、市場は為替に決めた。
手法はクロスカレンシー自体がサヤ取りの概念に近いものの、かといって今までの自分の手法と同じものとは言えない。サヤ取りの中でも「大豆とトウモロコシの比価」といった商品間サヤ取りに近いからだ。
実は商品間サヤ取りはちょっと不得手で避けていた。原油とガソリン灯油などの原料製品間のサヤ取りはいいのだが、いくら似ているとは言っても最終的には「ついた値段が正しい」と認めざるを得ない商品同士のサヤ取りは徹底逆張りができないので当時の筆者には向いてなかったのだ。
ただ本質的な考え方は一緒のはずである。そこをうまくまとめることができれば、個々のアイデアがバッティングしない(逆張り的考えと順張り的考え)整合性のとれたものができ上がるはずだ。そう思っている。
あともう一息の所まで来ていると感じている。
結果を出すのみ。
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