2016年05月16日
よくあるパターン
今までやってきて何度か見たことのあるチャートパターン。「絶対こうなる!」という保証はまったくないけれど(そもそも値動きに絶対は無い)、今回もこんな感じでいくんじゃないかというような気がしている。
資源国通貨の中で一番当てはまりそうなのがカナダドル(CAD)。対米ドル(USD)でのドルストレートのチャート、ドルカナダ(USD/CAD)。
〔上昇トレンド時の値動きの1パターン〕
@日本時間の午前中に、前日欧米時間につけた高値更新へのトライ。失敗もあるし成功しても更新後すぐに反落する場合もあり。とにかく結果としてはレンジ内に押し込まれる
A高値更新に失敗したことで今度はサポートライン(前日の押し目)までの安値をうかがう
Bサポートラインまでに一度は「オレは今上昇トレンドなんだから上に行くんだよ!」と反発することが多い
C反発するも結局サポートラインを割ってしまう。ギリギリで割らないこともある。
Dそのまま下落し続けるかのように急に下落速度を上げるが唐突に反転、サポートラインを奪還(or死守)レンジ内まで戻る
Eちょっと下落して「やっぱり下だよ!」と思わせておいて再びサポートライン割れ(or先ほどの安値更新)を目指す素振りを一度は見せながら急伸、一挙に本日の高値近辺まで到達
F高値更新する時もしない時もあるが、この時点の上昇は一旦終了。再びレンジ内に反落。やっぱり保合かと思わせる
Gロンドン時間になって動意づき、一気に高値更新、「下だと思った!? 残念、上昇トレンドのままだよ〜! バイバ〜イ!」と叫びながら上がっていく
大体こんな感じだ。(笑)
とにかく日本時間での新値更新の信憑性はすこぶる低い、というのが筆者の体感としてある。今現在ドルカナダは@を達成していてAの段階にある。豪ドル(AUD)やNZドル(NZD)も似たような値動きではあるが高値と安値の保合レンジの形があまりキレイでない(=視覚的にわかりづらい)。
ポンドドル(GBP/USD)やドルスイス(USD/CHF)も似ているがユーロドル(EUR/USD)は安値トライをしていないのでちょっと違う。
さてどう動いていくか。
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Dそのまま下落し続けるかのように急に下落速度を上げるが唐突に反転、サポートラインを奪還(or死守)レンジ内まで戻る
Eちょっと下落して「やっぱり下だよ!」と思わせておいて再びサポートライン割れ(or先ほどの安値更新)を目指す素振りを一度は見せながら急伸、一挙に本日の高値近辺まで到達
F高値更新する時もしない時もあるが、この時点の上昇は一旦終了。再びレンジ内に反落。やっぱり保合かと思わせる
Gロンドン時間になって動意づき、一気に高値更新、「下だと思った!? 残念、上昇トレンドのままだよ〜! バイバ〜イ!」と叫びながら上がっていく
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ポンドドル(GBP/USD)やドルスイス(USD/CHF)も似ているがユーロドル(EUR/USD)は安値トライをしていないのでちょっと違う。
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