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2015年02月06日
無理矢理納得させる
こんにちは、ムラノです。
今回は相手に無理矢理納得させる方法を紹介します。
普段の会話などで、話題を変えたとき、前後の言葉に全くつながりがなく不自然な会話になってしまうことはありませんか?
例えば車の話をしていて、突然スイーツの話になったり。
家族の話をしていたら、突然芸能人の話になったり。
これは、今はなしている内容とは別に、自分が話したいと思った内容を焦ってしまい、持ち出してしまっているのです。
もし、突然会話を変えてしまうと、相手はなんでいきなりそんな話になるんだろう?と不思議がられてしまいます。
話を楽しんでいたのに、そのことが気になって、話の内容が耳に入ってこなくなります。
関連性がある場合は、わざわざ話題を変える理由を説明する必要はありません。
では、どうすれば自然に話題を変えることができると思いますか?
それは、無理やりつなぎ言葉でつなぐのです。
つなぎ言葉とは「けれども、しかし、なぜなら、そして、だったら、さらに」など接続詞のことです。
逆説、順接、などいろいろあります。
例えば車の話をしていたとします。
まずは失敗例です。
「最近僕、車買ったんだよね。」
「そうなんだ!?どれくらいの値段だったの?」
「100万円くらいだよ」
「へ〜、・・・」
「・・・」
「そういえば、最近スイーツのお店見つけたんだけど・・・」
「えっ?あっ、そうなんだ・・・」
このように沈黙した後にいきなり別の話題を持ってきてしまうと不自然になってしまいます。
ではここで、つなぎ言葉を使いましょう。
「最近僕、車買ったんだよね。」
「そうなんだ!?どれくらいの値段だったの?」
「100万円くらいだよ」
「へ〜すごいね!それならせっかくだから、その車で、スイーツのお店に行かない?」
「いいねぇ〜!行こう行こう!」
このように、「それなら」という、つなぎ言葉を使うことで、話題が急変したにもかかわらず、不自然に感じることがありません。
人間は、つなぎ言葉を使われると、なぜか前後の内容につながりが無くても、つながりがあると思い込んでしまいます。
友達を誘う時も、「車買ったから、海に行かない?」と繋げることで、車を買ったら海に行くのが当然のように話すことができます。
このように、つなぎ言葉を使うことで、いろいろと言い訳ができます。
これは相手を無理矢理納得させることができるのです。
会議でも、話題を突然切り替えてしまうと、なんでその話題を持ってくるんだ?と突っ込まれてしまいます。
しかし、「そして」「それならば」「だから」と言って繋げることで、自然に話題を変えることができますし、関連性があるように見せかけることができます。
客に買わせるときも、「値段が高いから、購入する価値があるんです」と言うと、値段が高い事と、商品の価値とは関係ありませんが、価値があるから値段が高いと思わせることができます。
「冬だから鍋料理」と言われると、全く違和感を感じません。
しかし、よく理由を考えてみると、実は何で「冬は鍋料理」なのかをあまり考えたことがない人が多いのです。
温かいから?などあいまいな理由しか思いつきません。
私のどこが好き?と聞かれると「優しいから好き」「かわいいから好き」と答えることがあると思います。
しかし、優しいからといって好きな理由にはなりません。
何で優しかったら好きになるの?と追及して聞かれてしまうと、口が詰まってしまいます。
本人も「優しいから好き」と言う理由で、納得してしまっていたので、追及されると、わからなくなるのです。
普段から言っている理由を追及すると、答えられなくなります。
親が子供に「いじめは良くない!」としつけますが、子供は「なんでいじめは良くないの?」と聞かれると、大人はそれ以上答えることができなくなってしまうことが多いと思います。
「人が悲しむから、いじめは良くないんだよ!」と付け加えても、「いじめたらどうして悲しくなるの?」と次々と質問されることになるでしょう。
子供にはつなぎ言葉は通用しませんが、成長してくるにつれて、「なんとなく」で理解するようになるので、深く考えなくなります。
ポイント
「話題をスムーズに切り替えるには、つなぎ言葉を使うことをお勧めします。」
相手を説得するときも、適当な理由を持ってきても納得させることが可能です。
今回は相手に無理矢理納得させる方法を紹介します。
普段の会話などで、話題を変えたとき、前後の言葉に全くつながりがなく不自然な会話になってしまうことはありませんか?
例えば車の話をしていて、突然スイーツの話になったり。
家族の話をしていたら、突然芸能人の話になったり。
これは、今はなしている内容とは別に、自分が話したいと思った内容を焦ってしまい、持ち出してしまっているのです。
もし、突然会話を変えてしまうと、相手はなんでいきなりそんな話になるんだろう?と不思議がられてしまいます。
話を楽しんでいたのに、そのことが気になって、話の内容が耳に入ってこなくなります。
関連性がある場合は、わざわざ話題を変える理由を説明する必要はありません。
では、どうすれば自然に話題を変えることができると思いますか?
それは、無理やりつなぎ言葉でつなぐのです。
つなぎ言葉とは「けれども、しかし、なぜなら、そして、だったら、さらに」など接続詞のことです。
逆説、順接、などいろいろあります。
例えば車の話をしていたとします。
まずは失敗例です。
「最近僕、車買ったんだよね。」
「そうなんだ!?どれくらいの値段だったの?」
「100万円くらいだよ」
「へ〜、・・・」
「・・・」
「そういえば、最近スイーツのお店見つけたんだけど・・・」
「えっ?あっ、そうなんだ・・・」
このように沈黙した後にいきなり別の話題を持ってきてしまうと不自然になってしまいます。
ではここで、つなぎ言葉を使いましょう。
「最近僕、車買ったんだよね。」
「そうなんだ!?どれくらいの値段だったの?」
「100万円くらいだよ」
「へ〜すごいね!それならせっかくだから、その車で、スイーツのお店に行かない?」
「いいねぇ〜!行こう行こう!」
このように、「それなら」という、つなぎ言葉を使うことで、話題が急変したにもかかわらず、不自然に感じることがありません。
人間は、つなぎ言葉を使われると、なぜか前後の内容につながりが無くても、つながりがあると思い込んでしまいます。
友達を誘う時も、「車買ったから、海に行かない?」と繋げることで、車を買ったら海に行くのが当然のように話すことができます。
このように、つなぎ言葉を使うことで、いろいろと言い訳ができます。
これは相手を無理矢理納得させることができるのです。
会議でも、話題を突然切り替えてしまうと、なんでその話題を持ってくるんだ?と突っ込まれてしまいます。
しかし、「そして」「それならば」「だから」と言って繋げることで、自然に話題を変えることができますし、関連性があるように見せかけることができます。
客に買わせるときも、「値段が高いから、購入する価値があるんです」と言うと、値段が高い事と、商品の価値とは関係ありませんが、価値があるから値段が高いと思わせることができます。
「冬だから鍋料理」と言われると、全く違和感を感じません。
しかし、よく理由を考えてみると、実は何で「冬は鍋料理」なのかをあまり考えたことがない人が多いのです。
温かいから?などあいまいな理由しか思いつきません。
私のどこが好き?と聞かれると「優しいから好き」「かわいいから好き」と答えることがあると思います。
しかし、優しいからといって好きな理由にはなりません。
何で優しかったら好きになるの?と追及して聞かれてしまうと、口が詰まってしまいます。
本人も「優しいから好き」と言う理由で、納得してしまっていたので、追及されると、わからなくなるのです。
普段から言っている理由を追及すると、答えられなくなります。
親が子供に「いじめは良くない!」としつけますが、子供は「なんでいじめは良くないの?」と聞かれると、大人はそれ以上答えることができなくなってしまうことが多いと思います。
「人が悲しむから、いじめは良くないんだよ!」と付け加えても、「いじめたらどうして悲しくなるの?」と次々と質問されることになるでしょう。
子供にはつなぎ言葉は通用しませんが、成長してくるにつれて、「なんとなく」で理解するようになるので、深く考えなくなります。
ポイント
「話題をスムーズに切り替えるには、つなぎ言葉を使うことをお勧めします。」
相手を説得するときも、適当な理由を持ってきても納得させることが可能です。
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2015年02月05日
相手の本音を吐き出させる
こんばんは、ムラノです。
あなたは、恥ずかしさを感じたことはありますか?
当然あると思いますが、それは理性によるものです。
理性があるから裸になるのは恥ずかしいと感じますし、大声を出すのも恥ずかしいと感じるのです。
大勢の前で、おかしなことをするのも恥ずかしくてできないと思います。
恥じらいは理性のリミッターのようなものです。
本能を抑えるために理性があります。
この理性のせいで、本来の力を発揮できなかったり、本来の自分の気持ちを出せなかったりしてしまいます。
今回紹介するのは「理性を外す方法」です。
理性を外すことで、本当の自分を出すことができます。
その方法とは、「大声を出す」ということです。
大声を出すことで、理性のリミッターを解除することができます。
一度怒り出すと、次の瞬間には怒りが収まっている、なんてことはありません。
怒りによって大声を出すと、理性が外れて本能がむき出しになります。
一度怒り出すとなかなか止まらないし、一度泣き出すとなかなか止めることができないのです。
カラオケでも、歌うまでは恥ずかしかったけど、歌い出すと恥ずかしいという理性が吹き飛んで、なんともなくなります。
また、以前も紹介しましたが、暗闇でも理性のリミッターを解除することができます。
夜に犯罪が起きやすいのは、人通りが少ないからという理由だけでなく、理性のリミッターが外れやすいから、犯行に及んでしまうのです。
外国では、犯罪が多い通りに街灯を設置して、明るくすることで、犯罪率を防ぐことに成功した事例もあります。
本能が出てくると、普段はできないこともできるようになる、つまりもう一人の自分になるのです。
人前に立って、何かするのが恥ずかしいと感じる方は、直前に、大声を出したり、目をつむって暗くしたり、理性のリミッターを緩めて、堂々としましょう。
スポーツでも大声を出すことがありますが、ハンマー投げや槍投げなど、一瞬で勝負が決まるものでない限り、試合形式のスポーツでは判断力が必要になってくるため、野球やサッカーではあまり大声を出すのはお勧めしません。
判断力が鈍って、無理なプレーをしてしまう恐れがあります。
緊張がどうしても取れない時だけ、やりましょう。
大声を出すことで、羞恥心を感じなくなります。
本音で語り合いたい場合は、大声が出せる場所(カラオケなど)や薄暗い場所(バーなど)がおすすめです。
相手の隠し事を聞き出す場合も、わざと怒らせたり、泣かせたりする方法が使われています。
理性が無くなると、判断力が無くなるためです。
ポイント
「大声を出すことで、理性を吹き飛ばし、恥ずかしさを吹き飛ばせる」
あなたは、恥ずかしさを感じたことはありますか?
当然あると思いますが、それは理性によるものです。
理性があるから裸になるのは恥ずかしいと感じますし、大声を出すのも恥ずかしいと感じるのです。
大勢の前で、おかしなことをするのも恥ずかしくてできないと思います。
恥じらいは理性のリミッターのようなものです。
本能を抑えるために理性があります。
この理性のせいで、本来の力を発揮できなかったり、本来の自分の気持ちを出せなかったりしてしまいます。
今回紹介するのは「理性を外す方法」です。
理性を外すことで、本当の自分を出すことができます。
その方法とは、「大声を出す」ということです。
大声を出すことで、理性のリミッターを解除することができます。
一度怒り出すと、次の瞬間には怒りが収まっている、なんてことはありません。
怒りによって大声を出すと、理性が外れて本能がむき出しになります。
一度怒り出すとなかなか止まらないし、一度泣き出すとなかなか止めることができないのです。
カラオケでも、歌うまでは恥ずかしかったけど、歌い出すと恥ずかしいという理性が吹き飛んで、なんともなくなります。
また、以前も紹介しましたが、暗闇でも理性のリミッターを解除することができます。
夜に犯罪が起きやすいのは、人通りが少ないからという理由だけでなく、理性のリミッターが外れやすいから、犯行に及んでしまうのです。
外国では、犯罪が多い通りに街灯を設置して、明るくすることで、犯罪率を防ぐことに成功した事例もあります。
本能が出てくると、普段はできないこともできるようになる、つまりもう一人の自分になるのです。
人前に立って、何かするのが恥ずかしいと感じる方は、直前に、大声を出したり、目をつむって暗くしたり、理性のリミッターを緩めて、堂々としましょう。
スポーツでも大声を出すことがありますが、ハンマー投げや槍投げなど、一瞬で勝負が決まるものでない限り、試合形式のスポーツでは判断力が必要になってくるため、野球やサッカーではあまり大声を出すのはお勧めしません。
判断力が鈍って、無理なプレーをしてしまう恐れがあります。
緊張がどうしても取れない時だけ、やりましょう。
大声を出すことで、羞恥心を感じなくなります。
本音で語り合いたい場合は、大声が出せる場所(カラオケなど)や薄暗い場所(バーなど)がおすすめです。
相手の隠し事を聞き出す場合も、わざと怒らせたり、泣かせたりする方法が使われています。
理性が無くなると、判断力が無くなるためです。
ポイント
「大声を出すことで、理性を吹き飛ばし、恥ずかしさを吹き飛ばせる」
2015年02月04日
相手の感覚器官に合わせて話す?
こんにちは、ムラノです。
あなたは、五感というのを知っていますよね?
聴覚、視覚、嗅覚、触覚、味覚の5つの感覚のことです。
この中で一番優れている感覚があります。
当然視覚が人間は最も優れています。
人によって記憶に優れた器官は異なる?
しかし、実は情報を得るときに、一緒に別の感覚を使って記憶することがあります。
例えば遠くから海を見るとします。
この時、普通は視覚を使って風景を記憶するのですが、
実際に海水には触れていないのに、冷たい感触も一緒に記憶したり、
実際に波の音を聞いていないのに、波の音も一緒に記憶するということがあります。
このように、視野で得た情報を別の感覚で記憶することがあります。
記憶を思い出すときも、海の景色ではなく、波の音であったり、海水の冷たさが先に思い起こされます。
実際に聞いてもいないのに、触れてもいないのに、勝手に感覚を作り出して、情報に変換して記憶します。
人によって、この記憶に使われる感覚が異なります。
この感覚が情報を取り込むのに一番すぐれている感覚なのです。
この感覚を「リードシステム」と言います。
文字を読むときに、文字をただ見るだけで意味を理解できる人もいれば、目から得た文字の情報を音声として記憶する人もいます。
黙読よりも、音読の方が覚えやすい方は、聴覚がその人のリードシステムだと言えます。
基本的にはリードシステムは、聴覚・視覚・触覚タイプの3種類に分かれます。
情報を味で記憶したり、臭いで記憶するのは難しいのです。
このリードシステムのタイプに合った話し方をすることで、人との距離を早急に縮めることができます。
相手のリードシステムに合った話し方をすることで、相手はあなたの話を聞きやすい理解しやすい、と感じます。
ではどうやって相手のリードシステムタイプを見抜くのかを紹介します。
視覚タイプ
やたら仕事で、情報を目に見えるようにしてくれ、と言う人がこれに当たります。
どんな情報でもグラフや数字に変換したいと考えている人です。
「話が見えない」とか、「お前の実力を見せてみろ」と、通常は視覚化することができないものを、視覚で例えようとします。
音を例えるときも「明るい色・暗い色」など明暗で示したり、ブルーな音、黄色い歓声など色覚で示そうとします。
このように視覚を重視した言葉が目立ちます。
聴覚タイプ
資料の情報よりも、声を聴きたがる人です。
文章を見て「〜と書かれている」ではなく「〜と言っている」と文章を声のように例えます。
「お客様の声に耳を傾ける」
「この文章はなにが言いたいのかが分からない。」
「文句を言いたそうな顔だな。」
など、音に例えた言葉が多いです。
触覚タイプ
見るのではなく、感じるタイプの人間です。
「この文からは悪意が感じられる。」
「柔らかみのある文章だ」
「君といるといると変な感じだなあ」
音楽を表現するときも「やわらかな」「温かみのある」「冷たい感じの」のような触覚で表現します。
色の表現も「明るい暗い」ではなく「冷たい温かい、硬い柔らかい」のような表現です。
このように、感覚に偏った表現が多いのです。
会話するときは、相手のリードシステムタイプに合わせて会話すると、距離を縮めることができます。
タイプに合わせた話し方
客に携帯電話を紹介するシチュエーションを例にします。
客が視覚タイプ
「この商品は画面も広くて、写真の画質がきれいです。」
「本当だ、綺麗だね」
「さらに、カスタマイズによって、多種にわたる柄・色も選べます」
「すごいですね、これなら見ていても飽きないですね」
「ブルーライトも最小限に抑えているので、目が疲れにくいです」
このように、見た目やスクリーンなど視覚に特化した特徴を紹介しています。
これによって、説明も理解しやすくなり、自分に合った商品だと思ってもらえます。
・客が聴覚タイプ
「この商品は高品質の音楽を聞けます」
「そうなんですか、聞いてみたいですね」
「通話のノイズのカット率も90%で、快適な通話が行えます」
「すごいですね、通話はよくするので助かります」
「さらに、ボリュームの調整も細かく行えます。」
・客が触覚タイプ
「この商品はボタンが押しやすく、押し間違いも防げます」
「そうなんだね、押しやすいボタンは助かるね」
「しかも、長時間使っていても、温度が上がりにくくなっていますし、防水機能も備えています。
「それなら、濡れている手で触っても問題ないね」
「サイズも小さいので、持ちやすいですし、指紋も付きにくく肌触りが最高です。」
これらのように、相手のリードシステムに合わせて説明することで、相手もその商品に親近感を抱きます。
あなたのことも説明が上手だなあ、と思ってもらえますし、距離も縮まります。
仲良くなりたい人がいるなら、その人のリードシステムを見抜いて、それに合わせましょう。
ポイント
「人には記憶しやすい感覚が異なるため、タイプに応じて話し方を変える。」
前回、アンカーリングを紹介しました。
相手を操る事もできると言いましたが、その続きは今日発行するメルマガに書いております。
メルマガの発行は金曜日なのですが、たまに別の日にも発行することがあります。
あなたは、五感というのを知っていますよね?
聴覚、視覚、嗅覚、触覚、味覚の5つの感覚のことです。
この中で一番優れている感覚があります。
当然視覚が人間は最も優れています。
人によって記憶に優れた器官は異なる?
しかし、実は情報を得るときに、一緒に別の感覚を使って記憶することがあります。
例えば遠くから海を見るとします。
この時、普通は視覚を使って風景を記憶するのですが、
実際に海水には触れていないのに、冷たい感触も一緒に記憶したり、
実際に波の音を聞いていないのに、波の音も一緒に記憶するということがあります。
このように、視野で得た情報を別の感覚で記憶することがあります。
記憶を思い出すときも、海の景色ではなく、波の音であったり、海水の冷たさが先に思い起こされます。
実際に聞いてもいないのに、触れてもいないのに、勝手に感覚を作り出して、情報に変換して記憶します。
人によって、この記憶に使われる感覚が異なります。
この感覚が情報を取り込むのに一番すぐれている感覚なのです。
この感覚を「リードシステム」と言います。
文字を読むときに、文字をただ見るだけで意味を理解できる人もいれば、目から得た文字の情報を音声として記憶する人もいます。
黙読よりも、音読の方が覚えやすい方は、聴覚がその人のリードシステムだと言えます。
基本的にはリードシステムは、聴覚・視覚・触覚タイプの3種類に分かれます。
情報を味で記憶したり、臭いで記憶するのは難しいのです。
このリードシステムのタイプに合った話し方をすることで、人との距離を早急に縮めることができます。
相手のリードシステムに合った話し方をすることで、相手はあなたの話を聞きやすい理解しやすい、と感じます。
ではどうやって相手のリードシステムタイプを見抜くのかを紹介します。
視覚タイプ
やたら仕事で、情報を目に見えるようにしてくれ、と言う人がこれに当たります。
どんな情報でもグラフや数字に変換したいと考えている人です。
「話が見えない」とか、「お前の実力を見せてみろ」と、通常は視覚化することができないものを、視覚で例えようとします。
音を例えるときも「明るい色・暗い色」など明暗で示したり、ブルーな音、黄色い歓声など色覚で示そうとします。
このように視覚を重視した言葉が目立ちます。
聴覚タイプ
資料の情報よりも、声を聴きたがる人です。
文章を見て「〜と書かれている」ではなく「〜と言っている」と文章を声のように例えます。
「お客様の声に耳を傾ける」
「この文章はなにが言いたいのかが分からない。」
「文句を言いたそうな顔だな。」
など、音に例えた言葉が多いです。
触覚タイプ
見るのではなく、感じるタイプの人間です。
「この文からは悪意が感じられる。」
「柔らかみのある文章だ」
「君といるといると変な感じだなあ」
音楽を表現するときも「やわらかな」「温かみのある」「冷たい感じの」のような触覚で表現します。
色の表現も「明るい暗い」ではなく「冷たい温かい、硬い柔らかい」のような表現です。
このように、感覚に偏った表現が多いのです。
会話するときは、相手のリードシステムタイプに合わせて会話すると、距離を縮めることができます。
タイプに合わせた話し方
客に携帯電話を紹介するシチュエーションを例にします。
客が視覚タイプ
「この商品は画面も広くて、写真の画質がきれいです。」
「本当だ、綺麗だね」
「さらに、カスタマイズによって、多種にわたる柄・色も選べます」
「すごいですね、これなら見ていても飽きないですね」
「ブルーライトも最小限に抑えているので、目が疲れにくいです」
このように、見た目やスクリーンなど視覚に特化した特徴を紹介しています。
これによって、説明も理解しやすくなり、自分に合った商品だと思ってもらえます。
・客が聴覚タイプ
「この商品は高品質の音楽を聞けます」
「そうなんですか、聞いてみたいですね」
「通話のノイズのカット率も90%で、快適な通話が行えます」
「すごいですね、通話はよくするので助かります」
「さらに、ボリュームの調整も細かく行えます。」
・客が触覚タイプ
「この商品はボタンが押しやすく、押し間違いも防げます」
「そうなんだね、押しやすいボタンは助かるね」
「しかも、長時間使っていても、温度が上がりにくくなっていますし、防水機能も備えています。
「それなら、濡れている手で触っても問題ないね」
「サイズも小さいので、持ちやすいですし、指紋も付きにくく肌触りが最高です。」
これらのように、相手のリードシステムに合わせて説明することで、相手もその商品に親近感を抱きます。
あなたのことも説明が上手だなあ、と思ってもらえますし、距離も縮まります。
仲良くなりたい人がいるなら、その人のリードシステムを見抜いて、それに合わせましょう。
ポイント
「人には記憶しやすい感覚が異なるため、タイプに応じて話し方を変える。」
前回、アンカーリングを紹介しました。
相手を操る事もできると言いましたが、その続きは今日発行するメルマガに書いております。
メルマガの発行は金曜日なのですが、たまに別の日にも発行することがあります。
2015年02月03日
仕事モードのONとOFFのスイッチを作る
こんばんは、ムラノです。
今回のテーマは「仕事スイッチ」です。
シンキングポーズ
あなたはシンキングポーズというのを知っていますか?
考えるときに、無意識にとってしまうポーズのことです。
探偵であれば、顎に手を当てて考えたり、一休さんであれば、座禅を組んで考えたり、腕を組んだり、いろいろなシンキングポーズが存在します。
シンキングポーズはそのポーズが一番集中できるから、無意識にとってしまうのです。
シンキングポーズは環境や経験でいろいろな個性が出ます。
つまり、このシンキングポーズを意識的に行うことで、緊張していて集中ができないときでも、集中することができます。
しかし、シンキングポーズはそのポーズをしているときだけ集中することができるので、動き回る仕事では不向きです。
懐中電灯でたとえるなら、ボタンを押し続けていないと、電気が消えてしまうようなものです。
仕事スイッチON
仕事は、考えるだけでなく、行動を起こさなければ意味がありません。
そこで、押し続けなければいけない懐中電灯に、ONとOFFの切り替えスイッチを作ります。
、やる気や行動力は最初だけ出すことができれば、行動している間はずっと維持できます。
やる気が出る行動つまり、キーアクションを作ることで、やる気が起きないときも、やる気を出すことができます。
キーアクションとやる気を結びつけるのです。
条件付けともいいます。
梅干を食べると唾液が大量にでますが、何度も食べているうちに、見るだけで唾液が出るようになります。
食べるという行動を無視して、唾液が出ています。
このように、アクションと体の反応を結びつけることを「アンカーリング」と言います。
アンカーとは船のいかりなどの固定するもののことです。
条件反射に近いです。
通常は何か行動を起こすときは、やる気が出ているから行動します。
その行動を起こす前に、何かアクションを決めておきます。
例えば、目を10秒間つむったり、深呼吸をしたり、頬をたたいたり、毎回同じアクションを行います。
これを繰り返すことで、このアクションがやる気を引き出すための、キーアクションになります。
キーアクションによって、やる気が出て行動を起こしているんだと、潜在意識に思い込ませるのです。
これによって、やる気が出なくても、キーアクションだけで無理矢理やる気を出させて、行動に移すことができます。
仕事モードのONスイッチの完成です。
嫌な仕事を先延ばしにしたいと思ったときも、キーアクションをすることで、すぐに仕事に取り掛かることができます。
仕事スイッチOFF
また、今度は仕事モードOFFスイッチを作成します。
先ほどとは逆で、休憩やリラックスする前にキーアクションをします。
これを繰り返すことで、キーアクションをするだけで、どんな状況でもリラックス状態になれます。
緊張がどうしても取れないときも、キーアクションをするだけで、リラックス状態に持ち込めます。
これで、仕事モードのONとOFFスイッチが完成しました。
アンカーリングは繰り返すほど、強力なものになってきます。
最初はあまり効果は期待できませんが、次第に大きな効果が表れます。
仕事以外でもいろんな場所で使われています。
俳優でも、涙を流すためには、悲しいことを考えてから涙を流します。
しかし、アンカーリングを使えば、悲しくなくても、キーアクションだけで涙を流すことができるようになります。
スポーツ選手であっても、キーアクションを使うだけで、本気モードを好きな時に引き出せる。
仕事でなかなかやる気が出せない方はやってみてはいかがでしょうか?
ポイント
「アンカーリングを行うことで、感情を自由に操ることができる」
これを相手に行うことで、相手を自在に操ることもできます。
それはまた今度にお話しします。
以上ムラノでした。
今回のテーマは「仕事スイッチ」です。
シンキングポーズ
あなたはシンキングポーズというのを知っていますか?
考えるときに、無意識にとってしまうポーズのことです。
探偵であれば、顎に手を当てて考えたり、一休さんであれば、座禅を組んで考えたり、腕を組んだり、いろいろなシンキングポーズが存在します。
シンキングポーズはそのポーズが一番集中できるから、無意識にとってしまうのです。
シンキングポーズは環境や経験でいろいろな個性が出ます。
つまり、このシンキングポーズを意識的に行うことで、緊張していて集中ができないときでも、集中することができます。
しかし、シンキングポーズはそのポーズをしているときだけ集中することができるので、動き回る仕事では不向きです。
懐中電灯でたとえるなら、ボタンを押し続けていないと、電気が消えてしまうようなものです。
仕事スイッチON
仕事は、考えるだけでなく、行動を起こさなければ意味がありません。
そこで、押し続けなければいけない懐中電灯に、ONとOFFの切り替えスイッチを作ります。
、やる気や行動力は最初だけ出すことができれば、行動している間はずっと維持できます。
やる気が出る行動つまり、キーアクションを作ることで、やる気が起きないときも、やる気を出すことができます。
キーアクションとやる気を結びつけるのです。
条件付けともいいます。
梅干を食べると唾液が大量にでますが、何度も食べているうちに、見るだけで唾液が出るようになります。
食べるという行動を無視して、唾液が出ています。
このように、アクションと体の反応を結びつけることを「アンカーリング」と言います。
アンカーとは船のいかりなどの固定するもののことです。
条件反射に近いです。
通常は何か行動を起こすときは、やる気が出ているから行動します。
その行動を起こす前に、何かアクションを決めておきます。
例えば、目を10秒間つむったり、深呼吸をしたり、頬をたたいたり、毎回同じアクションを行います。
これを繰り返すことで、このアクションがやる気を引き出すための、キーアクションになります。
キーアクションによって、やる気が出て行動を起こしているんだと、潜在意識に思い込ませるのです。
これによって、やる気が出なくても、キーアクションだけで無理矢理やる気を出させて、行動に移すことができます。
仕事モードのONスイッチの完成です。
嫌な仕事を先延ばしにしたいと思ったときも、キーアクションをすることで、すぐに仕事に取り掛かることができます。
仕事スイッチOFF
また、今度は仕事モードOFFスイッチを作成します。
先ほどとは逆で、休憩やリラックスする前にキーアクションをします。
これを繰り返すことで、キーアクションをするだけで、どんな状況でもリラックス状態になれます。
緊張がどうしても取れないときも、キーアクションをするだけで、リラックス状態に持ち込めます。
これで、仕事モードのONとOFFスイッチが完成しました。
アンカーリングは繰り返すほど、強力なものになってきます。
最初はあまり効果は期待できませんが、次第に大きな効果が表れます。
仕事以外でもいろんな場所で使われています。
俳優でも、涙を流すためには、悲しいことを考えてから涙を流します。
しかし、アンカーリングを使えば、悲しくなくても、キーアクションだけで涙を流すことができるようになります。
スポーツ選手であっても、キーアクションを使うだけで、本気モードを好きな時に引き出せる。
仕事でなかなかやる気が出せない方はやってみてはいかがでしょうか?
ポイント
「アンカーリングを行うことで、感情を自由に操ることができる」
これを相手に行うことで、相手を自在に操ることもできます。
それはまた今度にお話しします。
以上ムラノでした。
2015年02月02日
相手の間違いを止める方法!?
こんばんは、ムラノです。
今回のテーマは「説得」です。
説得がうまくいかない?
あなたは説得は得意ですか?
説得しても、なかなかいうことを聞いてくれない。
説得したら、余計相手が反発してくる。
説得は、相手のやろうとしていることを止めようとする行動ですが、止めろと言うと余計にやろうとしてしまいます。
ビルの屋上から飛び降りようとしている人間を説得するときも、「自殺なんかやめろ!」と言ってしまうと、余計に飛び降りようとします。
だからといって、飛び降りようとしているのだから、「飛び降りろ」と言っても、飛び降りるのを止めることはありません。
相手に何かやらせるときは、反対のことを命令することで、やらせることができます、と言いました。
しかし、相手の行動を止めさせる場合は、やれと命令しても反発せずに、言うことを聞いてしまいます。
ぼくは味方です!
ではどうすれば良いのかと言うと、相手と同調するのです。
まずは相手のことを理解しようとする必要があります。
人は、自分のことを理解してくれる人を味方だと認識します。
ですから、まずは相手の意見や行動に対して、賛成するのです。
賛成することで、まずは相手に自分が味方であることを伝えるのです。
飛び降りようとする人に対しても、「確かにこの世界はつらいことが多いし、死にたくなることがある」
と言って、自分も相手と同じ気持ちであると伝えます。
周りの人間は「飛び降りるな!」と反対意見を言っているので敵だと認識しますが、そんな中、一人だけ味方が現れると、その人の言うことにだけ耳を傾けようとします。
そして、相手に「その通りだ」と賛成意見を言った後に、「けれども・・・」と反対意見を言います。
この賛成(YES)したあとに、逆説(BUT)を入れて反対することを「イエスバット」と言います。
表と裏で異なる気持ち
自殺をしようとしている人間が、心から死にたいと思っているならば、顕在意識だけでなく、潜在意識もそのように動くはずです。
誰かに「死にたい」と言う時点で、止められるのは分かっているはずです。
心から死にたいのであれば、だれにも見つからないように自殺するはずです。
大勢が見ている中で、屋上から飛び降りようとするのは、潜在意識が生きたいと思っているからです。
仮に、潜在意識も、顕在意識も同じことを考えているなら、何を言っても止めるのは不可能です。
顕在意識は表に現れる意識のことです。
相手が自殺するのを最初から反対してしまっては、顕在意識がより大きくなってしまい、本当に飛び降りてしまう可能性が高くなります。
しかり、最初は相手に同調することで、顕在意識を鎮めることができ、本当の気持ちである潜在意識が現れるのです。
その状態にしてから、説得をすることで、潜在意識を促すことができ、自殺を止めるのです。
無理に力づくで止めてしまうと、何度でも繰り返すことになるでしょう。
表裏一体であれば説得は不可能
この方法は相手が心から行動する場合は、効果がありません。
また、相手に行動させる技術ではなく、行動を止めるための技術です。
たとえば、歩いている人に商品を買うように勧めて断られるとしましょう。
その時に、「確かに無駄使いはおさえないといけません。買いたくない気持ちもわかります。でもあなたの生活にとても役に立ちますからどうですか?」と言っても、相手は初めから買う気など持ち合わせていません。
ですから、相手の顕在意識に同調しても、潜在意識も買う気はないので、説得は失敗に終わります。
相手が買うかどうか悩んでいて、やっぱり買うのを止めようとしたならば、説得は可能です。
悩んでいるということは、潜在意識と、顕在意識が天秤に掛けられている状態です。
そこで、潜在意識が勝てば買いますし、顕在意識が勝てば買うのをあきらめます。
仕事でも失敗したことを理由に退職する方がたまにいます。
相手が悩んでいる素振りを見せたら、この方法を使うことで説得できます。
会社が嫌いで、より条件の良いところに転職するために退職する場合であれば、悩むことがないと思うので、いくら説得しても意味がありません。
ポイント
「説得は、相手の意見に賛成してから、逆説を入れて反対することで、聞き入れてくれる」
今回のテーマは「説得」です。
説得がうまくいかない?
あなたは説得は得意ですか?
説得しても、なかなかいうことを聞いてくれない。
説得したら、余計相手が反発してくる。
説得は、相手のやろうとしていることを止めようとする行動ですが、止めろと言うと余計にやろうとしてしまいます。
ビルの屋上から飛び降りようとしている人間を説得するときも、「自殺なんかやめろ!」と言ってしまうと、余計に飛び降りようとします。
だからといって、飛び降りようとしているのだから、「飛び降りろ」と言っても、飛び降りるのを止めることはありません。
相手に何かやらせるときは、反対のことを命令することで、やらせることができます、と言いました。
しかし、相手の行動を止めさせる場合は、やれと命令しても反発せずに、言うことを聞いてしまいます。
ぼくは味方です!
ではどうすれば良いのかと言うと、相手と同調するのです。
まずは相手のことを理解しようとする必要があります。
人は、自分のことを理解してくれる人を味方だと認識します。
ですから、まずは相手の意見や行動に対して、賛成するのです。
賛成することで、まずは相手に自分が味方であることを伝えるのです。
飛び降りようとする人に対しても、「確かにこの世界はつらいことが多いし、死にたくなることがある」
と言って、自分も相手と同じ気持ちであると伝えます。
周りの人間は「飛び降りるな!」と反対意見を言っているので敵だと認識しますが、そんな中、一人だけ味方が現れると、その人の言うことにだけ耳を傾けようとします。
そして、相手に「その通りだ」と賛成意見を言った後に、「けれども・・・」と反対意見を言います。
この賛成(YES)したあとに、逆説(BUT)を入れて反対することを「イエスバット」と言います。
表と裏で異なる気持ち
自殺をしようとしている人間が、心から死にたいと思っているならば、顕在意識だけでなく、潜在意識もそのように動くはずです。
誰かに「死にたい」と言う時点で、止められるのは分かっているはずです。
心から死にたいのであれば、だれにも見つからないように自殺するはずです。
大勢が見ている中で、屋上から飛び降りようとするのは、潜在意識が生きたいと思っているからです。
仮に、潜在意識も、顕在意識も同じことを考えているなら、何を言っても止めるのは不可能です。
顕在意識は表に現れる意識のことです。
相手が自殺するのを最初から反対してしまっては、顕在意識がより大きくなってしまい、本当に飛び降りてしまう可能性が高くなります。
しかり、最初は相手に同調することで、顕在意識を鎮めることができ、本当の気持ちである潜在意識が現れるのです。
その状態にしてから、説得をすることで、潜在意識を促すことができ、自殺を止めるのです。
無理に力づくで止めてしまうと、何度でも繰り返すことになるでしょう。
表裏一体であれば説得は不可能
この方法は相手が心から行動する場合は、効果がありません。
また、相手に行動させる技術ではなく、行動を止めるための技術です。
たとえば、歩いている人に商品を買うように勧めて断られるとしましょう。
その時に、「確かに無駄使いはおさえないといけません。買いたくない気持ちもわかります。でもあなたの生活にとても役に立ちますからどうですか?」と言っても、相手は初めから買う気など持ち合わせていません。
ですから、相手の顕在意識に同調しても、潜在意識も買う気はないので、説得は失敗に終わります。
相手が買うかどうか悩んでいて、やっぱり買うのを止めようとしたならば、説得は可能です。
悩んでいるということは、潜在意識と、顕在意識が天秤に掛けられている状態です。
そこで、潜在意識が勝てば買いますし、顕在意識が勝てば買うのをあきらめます。
仕事でも失敗したことを理由に退職する方がたまにいます。
相手が悩んでいる素振りを見せたら、この方法を使うことで説得できます。
会社が嫌いで、より条件の良いところに転職するために退職する場合であれば、悩むことがないと思うので、いくら説得しても意味がありません。
ポイント
「説得は、相手の意見に賛成してから、逆説を入れて反対することで、聞き入れてくれる」
2015年02月01日
命令しなくても相手を動かせる!?
こんばんは、ムラノです。
今回のテーマは、「さりげなく命令する」です。
命令しても聞いてくれない・・・
人に命令しても、相手が同じ地位であれば、それに従うことはほとんどありません、と以前言いました。
命令すると、反対のことをしたくなるのです。
普通は、やってほしい事とは反対のことを命令することで、本来のやってほしいことを相手にさせることができます。
しかし、嫌だとしても言うことを聞いてしまう方もいます。
その場合は目的にそぐわない結果になってしまいます。
仕事をやらない人に、仕事をやるなと言って、「わかりました」と本当に仕事を放棄されたらどうしようもありません。
本当は、相手が反発して、「いいえ仕事をやります!」と言ってくれることを期待していたのです。
自分のことのように錯覚する
しかし今回紹介するのは、してほしいことを言っても、相手が反抗しない方法です。
相手に直接命令してしまうのでは、やはり反発されますが、間接的に命令することで、相手は素直に嫌な気持ちにもならずに、いうことを聞いてくれます。
その方法は、別の人間を例に出して命令するのです。
たとえば、仕事を頼んだが、なかなかやろうとしない部下Aがいるとします。
急ぐように促すと、やる気を失わせてしまい、嫌な気分にさせてしまいます。
だからと言って、見過ごすわけにもいきません。
その時に、部下Aに仕事を早くやってくれというのではなく、別の人間の話を出します。
「実は、俺の知り合いに仕事をギリギリまでやろうとしないやつがいるんだ。
いつも、ちゃんと仕事はできているのだが、少しミスをしてしまって、やり直そうとしたのだけど、時間がないから結局間に合わなかったんだ。
それが原因で、仕事とも辞めさせられたみたいだし。
やっぱり仕事は早めに終わらす方が良いみたいだな。」
このように話すことで、部下Aの名前は一度も出ませんでした。
今の部下Aと似たような境遇の人の失敗を話すことで、仕事は早く終わらす方が良いと相手に植え付けることができます。
これを話した後、部下Aは仕事を早く終わらせるようになりました。
なぜこのようになったかというと、他人の話を自分の話のように重ね合わせたからです。
部下Aが、他人の失敗を、自分自身の失敗のように感じてしまったからです。
小説や漫画、ゲームをやっているときも、無意識にその主人公と自分を重ね合わせてしまいます。
主人公の経験を自分の経験のように錯覚してしまうのです。
人の潜在意識が自分自身のように思い込んでしまうのです。
これを「類推法」と言います
ですから、部下Aはその失敗を二度としたくないから、仕事を早く終わらせるようになったのです。
このように、話に集中すると、そこに出てくる人物を自分と重ね合わせてしまいます。
その人物と自分に共通点が多いほど、重ねやすくなります。
今回も、部下Aと話の人物の共通点に、仕事を時間ぎりぎりでやろうとするという点がありました。
何かをしてほしい場合は、もしそれをやらなかったときのデメリットを、他の人の失敗談として話すのです。
嫌いな食べ物を食べさせてい時は「知り合いの子供で、それを食べなかったせいで、栄養失調になった子がいるの」
歯を磨かせたい時は「この前テレビでやってたが、虫歯で亡くなった人がいるらしい」
よくテレビで病気特集などがありますが、それを見るだけでも、病気にならないように健康に気を遣おうとしてしまいます。
失敗談でなくても、成功談でも効果はあります。
プロ野球選手になった成功談や、社長になった成功談などを聞くだけでも、自分でも成功できそうな気になるので、自発的に行動を起こそうとします。
その成功者と自分の共通点が多いほど、出来ると錯覚します。
ヨガ教室を売り込むときも、「ヨガをやりましょう」と言うのではなく、「ヨガをやったら、病気にならない健康な体が作れます」と、ヨガをやった人の成功談を言うことで、相手に強要せずにヨガ教室を勧められます。
間接的に気持ちを伝える
また、直接は相手に伝えにくいこともこの方法を使えば、簡単に伝えることができます。
好きな相手に「好きだ」とは言いにくいと思います。
外国では「好きだ」と言うのが日常ですが、日本人は気持ちを伝えると少し気まずくなってしまいます。
日本人は、気持ちを伝えるのも、気持ちを伝えられるのも苦手なのです。
しかし、仮にその人が運動好きであれば、「僕は運動好きの人が好きなんだ」と言います。
こうすることで、相手に好きだと伝えているわけではありませんが、相手は無意識の中で「運動が好きな自分のことが好きなんだ」と錯覚します。
優しいと自覚している人には、『優しい人が好き』と言います。
頭が良いと自覚している人は、『賢い人が好き』と言うことで、相手に好意をさりげなく伝えることができます。
気まずい雰囲気にもなりません。
相手にやめてほしいときも、やめてくださいとは言いにくいですよね?
人の悪口を言うことを止めてほしいときも「悪口を言う人は嫌いだよね?」
頻繁に遊びに誘ってくるのをやめてほしいときは、「あまり頻繁に誘ってくる人は少し困るよね?」
このように、相手に同意を求めるように言うことで、相手に向かって言っているわけではないと、伝えることができます。
これに相手が同意すれば、相手は「頻繁に誘ってくる人が嫌いだ」と認めたことになります。
ですから、頻繁に誘ってくることもなくなります。
このように、相手に嫌いと言うのではなく、相手と同じ特徴や性格の人が嫌いである、と言うことで、相手を傷つけずに済みます。
まとめ
・相手と共通点のある人の失敗談を話すことで、相手はその失敗をしないように行動する
・相手と共通点のある人の成功談を話すことで、相手も成功できると思い行動する
・相手に直接言うのではなく、相手と似ている第三者に対して言うことで、さりげなく思いを伝えられる
・嫌いなことを相手に同意させることで、相手はその嫌いな行動をとることができなくなる
今回のテーマは、「さりげなく命令する」です。
命令しても聞いてくれない・・・
人に命令しても、相手が同じ地位であれば、それに従うことはほとんどありません、と以前言いました。
命令すると、反対のことをしたくなるのです。
普通は、やってほしい事とは反対のことを命令することで、本来のやってほしいことを相手にさせることができます。
しかし、嫌だとしても言うことを聞いてしまう方もいます。
その場合は目的にそぐわない結果になってしまいます。
仕事をやらない人に、仕事をやるなと言って、「わかりました」と本当に仕事を放棄されたらどうしようもありません。
本当は、相手が反発して、「いいえ仕事をやります!」と言ってくれることを期待していたのです。
自分のことのように錯覚する
しかし今回紹介するのは、してほしいことを言っても、相手が反抗しない方法です。
相手に直接命令してしまうのでは、やはり反発されますが、間接的に命令することで、相手は素直に嫌な気持ちにもならずに、いうことを聞いてくれます。
その方法は、別の人間を例に出して命令するのです。
たとえば、仕事を頼んだが、なかなかやろうとしない部下Aがいるとします。
急ぐように促すと、やる気を失わせてしまい、嫌な気分にさせてしまいます。
だからと言って、見過ごすわけにもいきません。
その時に、部下Aに仕事を早くやってくれというのではなく、別の人間の話を出します。
「実は、俺の知り合いに仕事をギリギリまでやろうとしないやつがいるんだ。
いつも、ちゃんと仕事はできているのだが、少しミスをしてしまって、やり直そうとしたのだけど、時間がないから結局間に合わなかったんだ。
それが原因で、仕事とも辞めさせられたみたいだし。
やっぱり仕事は早めに終わらす方が良いみたいだな。」
このように話すことで、部下Aの名前は一度も出ませんでした。
今の部下Aと似たような境遇の人の失敗を話すことで、仕事は早く終わらす方が良いと相手に植え付けることができます。
これを話した後、部下Aは仕事を早く終わらせるようになりました。
なぜこのようになったかというと、他人の話を自分の話のように重ね合わせたからです。
部下Aが、他人の失敗を、自分自身の失敗のように感じてしまったからです。
小説や漫画、ゲームをやっているときも、無意識にその主人公と自分を重ね合わせてしまいます。
主人公の経験を自分の経験のように錯覚してしまうのです。
人の潜在意識が自分自身のように思い込んでしまうのです。
これを「類推法」と言います
ですから、部下Aはその失敗を二度としたくないから、仕事を早く終わらせるようになったのです。
このように、話に集中すると、そこに出てくる人物を自分と重ね合わせてしまいます。
その人物と自分に共通点が多いほど、重ねやすくなります。
今回も、部下Aと話の人物の共通点に、仕事を時間ぎりぎりでやろうとするという点がありました。
何かをしてほしい場合は、もしそれをやらなかったときのデメリットを、他の人の失敗談として話すのです。
嫌いな食べ物を食べさせてい時は「知り合いの子供で、それを食べなかったせいで、栄養失調になった子がいるの」
歯を磨かせたい時は「この前テレビでやってたが、虫歯で亡くなった人がいるらしい」
よくテレビで病気特集などがありますが、それを見るだけでも、病気にならないように健康に気を遣おうとしてしまいます。
失敗談でなくても、成功談でも効果はあります。
プロ野球選手になった成功談や、社長になった成功談などを聞くだけでも、自分でも成功できそうな気になるので、自発的に行動を起こそうとします。
その成功者と自分の共通点が多いほど、出来ると錯覚します。
ヨガ教室を売り込むときも、「ヨガをやりましょう」と言うのではなく、「ヨガをやったら、病気にならない健康な体が作れます」と、ヨガをやった人の成功談を言うことで、相手に強要せずにヨガ教室を勧められます。
間接的に気持ちを伝える
また、直接は相手に伝えにくいこともこの方法を使えば、簡単に伝えることができます。
好きな相手に「好きだ」とは言いにくいと思います。
外国では「好きだ」と言うのが日常ですが、日本人は気持ちを伝えると少し気まずくなってしまいます。
日本人は、気持ちを伝えるのも、気持ちを伝えられるのも苦手なのです。
しかし、仮にその人が運動好きであれば、「僕は運動好きの人が好きなんだ」と言います。
こうすることで、相手に好きだと伝えているわけではありませんが、相手は無意識の中で「運動が好きな自分のことが好きなんだ」と錯覚します。
優しいと自覚している人には、『優しい人が好き』と言います。
頭が良いと自覚している人は、『賢い人が好き』と言うことで、相手に好意をさりげなく伝えることができます。
気まずい雰囲気にもなりません。
相手にやめてほしいときも、やめてくださいとは言いにくいですよね?
人の悪口を言うことを止めてほしいときも「悪口を言う人は嫌いだよね?」
頻繁に遊びに誘ってくるのをやめてほしいときは、「あまり頻繁に誘ってくる人は少し困るよね?」
このように、相手に同意を求めるように言うことで、相手に向かって言っているわけではないと、伝えることができます。
これに相手が同意すれば、相手は「頻繁に誘ってくる人が嫌いだ」と認めたことになります。
ですから、頻繁に誘ってくることもなくなります。
このように、相手に嫌いと言うのではなく、相手と同じ特徴や性格の人が嫌いである、と言うことで、相手を傷つけずに済みます。
まとめ
・相手と共通点のある人の失敗談を話すことで、相手はその失敗をしないように行動する
・相手と共通点のある人の成功談を話すことで、相手も成功できると思い行動する
・相手に直接言うのではなく、相手と似ている第三者に対して言うことで、さりげなく思いを伝えられる
・嫌いなことを相手に同意させることで、相手はその嫌いな行動をとることができなくなる
2015年01月31日
物を大事にするだけで、優しい人に見える?
こんにちは、ムラノです。
今回はのテーマは、「物を大事にする」です。
あなたはこんな事ありませんか?
自分だと錯覚する
ゲームをやっていると、操作しているキャラクターが、自分自身のように錯覚する。
漫画や小説を読んでいるときでも、自分がその物語の主人公になったように錯覚する。
敵に仲間が倒されると、自分の仲間のように悲しみ、自分の敵のように憎しみます。
これは、自分が集中している物が、まるで自分自身であるかのように錯覚する現象です。
この現象を利用することを「隠喩法」と言われています。
掃除をすると心がきれいに?
掃除をすると心がきれいになるとよく言われます。
それは、この現象によって証明できます。
掃除をするときは、当然掃除をする対象に意識を集中します。
窓であったり、床であったり、机であったり。
ひとたびそれらに意識を集中すると、まるで自分で自分を掃除している錯覚になるのです。
床などがきれいになる事で、自分自身がきれいになっていると感じるのです。
他人のスペースを勝手に掃除して怒られることがありますが、これは、あまり仲の良くない人に体を洗われるのと同じなのです。
かなり仲の良い人でないと、嫌がられてしまいます。
紙を一枚用意して、「これはあなたです」と言うと、相手はその紙に意識を向けます。
そして、その紙をびりびりに破くと、相手は少なからず嫌な気持ちになるでしょう。
自分の似顔絵が描かれた紙を破られても嫌な気持ちになります。
プレゼント=送り主そのもの
相手にプレゼントをもらったときに「私だと思って大切にしてね」と言われて渡されるとします。
相手は、そのプレゼントに自分自身を重ね合わせています。
本当に大切に使ってあげれば、相手自身があなたに大切にしてもらっていると錯覚させることができます。
プレゼントでなくても、何か物を貰ったときは、「これはあなただと思って大事にします」と宣言することで、その物に相手の意識を集中させることができます。
逆にあなたが相手にどれくらい好かれているのがを知りたい時は、「これを僕だと思って大事にしてください」とプレゼントを渡します。
そして、時間が経ってから、そのプレゼントの状態を見れば、相手のあなたに対する気持ちを確認することができるのです。
・肌身離さず、ボロボロになるくらい大切に使われている場合
・・・あなたを大事に思っています
・誰かにあげたり、売られたり、すぐに壊したりしている場合
・・・あなたのことを大事に思っていません。もしくは、嫌っています。
・大事に保管されている場合
・・・あなたのことがあまりにも大事なので、けがをさせるのが怖いので、束縛壁があるかもしれません。
・保管しているが、どこにあるか分からない場合
・・・あなたに対して無関心かもしれません。
・使わずに飾っている場合
・・・あなたのことを上に見ている、つまり尊敬しているのです。尊敬している人間を、自分の都合で使用するのは気が引けるのです。
これらのことから、普段から物は大切にすることを心がけましょう。
作成者にとっては、作品は自分自身だと錯覚するので、知らない間に物を雑に扱って、その物に自分を重ねている人がいれば、その人から嫌われてしまいます。
その人の作品を悪く言うことは、その人自身を悪く言うことにもなります。
催眠術で使われる
催眠術でもよく使われる方法です。
例えば、「これはあなたのくちびるです」と言って、物にキスをすると、相手はあなたとキスをしているような錯覚になってしまい、本当にキスをしてしまうようになるのです。
しかし、催眠術で難しいところは、物を自分だと認識させることはできますが、行動を操作するとなると上級者でないとできません。
ですから、相手はそれを自分のくちびるだと思うことはできますが、キスまでさせる事は、素人には不可能です。
素人がやってしまうと、ひかれることがあるので注意しましょう。
物に対して自分を重ねるパターンとしては、
・よく使う物
・作ったもの
・意識づけられたもの(これはあなた自身です、と言われた物)
・意識を集中させた物
など、ものに自分を重ねあわせるきっかけはたくさんあり、誰が見ているか分からないのです。
「人前では物を大切にすることで、人に対しても優しいと思ってもらえる」
好きな人からもらったボールペンであれば、勉強が進みます。
その人と一緒に勉強しているような気分になれます。
今回はのテーマは、「物を大事にする」です。
あなたはこんな事ありませんか?
自分だと錯覚する
ゲームをやっていると、操作しているキャラクターが、自分自身のように錯覚する。
漫画や小説を読んでいるときでも、自分がその物語の主人公になったように錯覚する。
敵に仲間が倒されると、自分の仲間のように悲しみ、自分の敵のように憎しみます。
これは、自分が集中している物が、まるで自分自身であるかのように錯覚する現象です。
この現象を利用することを「隠喩法」と言われています。
掃除をすると心がきれいに?
掃除をすると心がきれいになるとよく言われます。
それは、この現象によって証明できます。
掃除をするときは、当然掃除をする対象に意識を集中します。
窓であったり、床であったり、机であったり。
ひとたびそれらに意識を集中すると、まるで自分で自分を掃除している錯覚になるのです。
床などがきれいになる事で、自分自身がきれいになっていると感じるのです。
他人のスペースを勝手に掃除して怒られることがありますが、これは、あまり仲の良くない人に体を洗われるのと同じなのです。
かなり仲の良い人でないと、嫌がられてしまいます。
紙を一枚用意して、「これはあなたです」と言うと、相手はその紙に意識を向けます。
そして、その紙をびりびりに破くと、相手は少なからず嫌な気持ちになるでしょう。
自分の似顔絵が描かれた紙を破られても嫌な気持ちになります。
プレゼント=送り主そのもの
相手にプレゼントをもらったときに「私だと思って大切にしてね」と言われて渡されるとします。
相手は、そのプレゼントに自分自身を重ね合わせています。
本当に大切に使ってあげれば、相手自身があなたに大切にしてもらっていると錯覚させることができます。
プレゼントでなくても、何か物を貰ったときは、「これはあなただと思って大事にします」と宣言することで、その物に相手の意識を集中させることができます。
逆にあなたが相手にどれくらい好かれているのがを知りたい時は、「これを僕だと思って大事にしてください」とプレゼントを渡します。
そして、時間が経ってから、そのプレゼントの状態を見れば、相手のあなたに対する気持ちを確認することができるのです。
・肌身離さず、ボロボロになるくらい大切に使われている場合
・・・あなたを大事に思っています
・誰かにあげたり、売られたり、すぐに壊したりしている場合
・・・あなたのことを大事に思っていません。もしくは、嫌っています。
・大事に保管されている場合
・・・あなたのことがあまりにも大事なので、けがをさせるのが怖いので、束縛壁があるかもしれません。
・保管しているが、どこにあるか分からない場合
・・・あなたに対して無関心かもしれません。
・使わずに飾っている場合
・・・あなたのことを上に見ている、つまり尊敬しているのです。尊敬している人間を、自分の都合で使用するのは気が引けるのです。
これらのことから、普段から物は大切にすることを心がけましょう。
作成者にとっては、作品は自分自身だと錯覚するので、知らない間に物を雑に扱って、その物に自分を重ねている人がいれば、その人から嫌われてしまいます。
その人の作品を悪く言うことは、その人自身を悪く言うことにもなります。
催眠術で使われる
催眠術でもよく使われる方法です。
例えば、「これはあなたのくちびるです」と言って、物にキスをすると、相手はあなたとキスをしているような錯覚になってしまい、本当にキスをしてしまうようになるのです。
しかし、催眠術で難しいところは、物を自分だと認識させることはできますが、行動を操作するとなると上級者でないとできません。
ですから、相手はそれを自分のくちびるだと思うことはできますが、キスまでさせる事は、素人には不可能です。
素人がやってしまうと、ひかれることがあるので注意しましょう。
物に対して自分を重ねるパターンとしては、
・よく使う物
・作ったもの
・意識づけられたもの(これはあなた自身です、と言われた物)
・意識を集中させた物
など、ものに自分を重ねあわせるきっかけはたくさんあり、誰が見ているか分からないのです。
「人前では物を大切にすることで、人に対しても優しいと思ってもらえる」
好きな人からもらったボールペンであれば、勉強が進みます。
その人と一緒に勉強しているような気分になれます。
2015年01月30日
関わりの少ないトップの人間に覚えてもらう
こんにちは、ムラノです。
今回は、相手に自分のことを覚えていてもらう方法です。
ドラマは続きが気になる!
こんな経験はありませんか?
毎週見ていたドラマが、最終回を迎えて終了すると、次の日には内容がなかなか思い出せない。
今までは、次の放送日まで、つまり7日間経っても、前回の内容が鮮明に頭に入っているはずなので、次の話を見ても内容が理解できます。
しかも、前の話を鮮明に覚えているので、時間が経つのが早いと感じてしまいます。
ドラマではその回で起こった問題は、次回で解決するパターンが多いのです。
また前回の問題を解決したと思ったら、再び問題が起こったところで、次回予告へ・・・
次の回を見たら、冒頭ですぐに解決している、なんてこともあります。
これは、内容を中途半端なところで終わらせることで、続きが気になってしまうからです。
仮に、1話完結型のドラマであれば、1話ごとのつながりがないので、1日空くだけでも前回の内容が思い出せないなんてこともあります。
このように、内容を途中で終わらせて、続きを次回に持ち越すことで、気になって頭から離れない効果を「ツァイガルニク効果」と言います。
ツァイガルニクという言葉は言いにくいですが、心理学者の名前です。
企画書は一度に出さない?
相手の記憶に残りやすくするためには、なるべく長い間相手に意識してもらう必要があります。
1日で終わらせることができるプロジェクトも、半分に分けて、2日かけて終わらせます。
それによって、本来1日だけしか意識してもらえなかったことを、2日間意識してもらえます。
企画書なども、トップの人間にまとめて出すと、次の日にはあなたが提出したということも忘れているかもしれません。
しかし、いくつかに分けて提出してみます。
あなた:「では、続きは次回お持ちします」
トップの人間:(こいつの名前を覚えておかないとな・・・)(続きはどんな企画書なのだろう?)
このように、一度に終わらせないことで、あなたに意識を向けさせることができます。
名前や、どこの部署か、あなたがどんな人間か?などを考えさせることができます。
相手に無理やり意識させることで、あなたのことを覚えてもらえるのです。
注意!
しかし、やりすぎると「なかなか、結論を言わないやつ」と思われるので注意です。
やっぱりまた今度にします
この方法は商談の際も使えます。
去り際に、「良い話があるのですが、今度の機会にお話しします」と言うことで、次回も確実に会うことができます。
では、また今度お会いしましょうとだけ言うと、最悪タイミングを逃して、会いにくくなってしまいます。
初対面の相手にはとても有効な方法です。
合コンでも一回会うだけで、相手に深く印象付けることができます。
デートであっても、1回くらいなら多くの女性がOKしてくれますが、2回目となるとちょっと・・・と言う方が多いです。
やはり、この場合も会話を途中で終わらせたり、気になる事を言って次回も会いたくなるようにします。
「この近くに新しくできた食べ物屋さんがあるらしいけど、また紹介します。」
一度に多くの場所にデートする方も多いですが、なるべく一回のデートにつき、1つの場所だけにする方が良いのです。
一度に多くの場所に訪れてしまうと、ネタが無くなる恐れも出てきます。
忘れっぽい仕事が遅い部下に対して
忘れっぽい相手に何か頼みごとをするときも、「後でお願いしたいことがあるから、私のところに来てくれ」と言うことで、相手の手が空いたときにしっかりと説明できますし、何をお願いされるのだろう?と相手に意識させることで、忘れないようにできます。
また、書類をコピーしてくれと頼むよりも、「書類をコピーしてくれ。終わったらまた頼みたいことがある」と付け加えることで、次の依頼が気になって、なるべく早く今頼んだ依頼を終わらせようとしてくれます。
ドラマや、漫画でもまとめ買いしてしまうと、この話でいったん終わろうと思っても、やっぱり続きが気になるから次も読んでしまい、なかなか止められなくなってしまいます。
相手に覚えてもらいたいときは、中途半端なところで中断し、相手に早く仕事を終わらしてほしいときは、続きがあることを伝える。
ポイント
「企画は中途半端なところで中断することで、相手に印象深く残る」
ちなみに、今日は金曜日なので、メールマガジン「なるほど心理学」の発効日です。
今回は、相手に自分のことを覚えていてもらう方法です。
ドラマは続きが気になる!
こんな経験はありませんか?
毎週見ていたドラマが、最終回を迎えて終了すると、次の日には内容がなかなか思い出せない。
今までは、次の放送日まで、つまり7日間経っても、前回の内容が鮮明に頭に入っているはずなので、次の話を見ても内容が理解できます。
しかも、前の話を鮮明に覚えているので、時間が経つのが早いと感じてしまいます。
ドラマではその回で起こった問題は、次回で解決するパターンが多いのです。
また前回の問題を解決したと思ったら、再び問題が起こったところで、次回予告へ・・・
次の回を見たら、冒頭ですぐに解決している、なんてこともあります。
これは、内容を中途半端なところで終わらせることで、続きが気になってしまうからです。
仮に、1話完結型のドラマであれば、1話ごとのつながりがないので、1日空くだけでも前回の内容が思い出せないなんてこともあります。
このように、内容を途中で終わらせて、続きを次回に持ち越すことで、気になって頭から離れない効果を「ツァイガルニク効果」と言います。
ツァイガルニクという言葉は言いにくいですが、心理学者の名前です。
企画書は一度に出さない?
相手の記憶に残りやすくするためには、なるべく長い間相手に意識してもらう必要があります。
1日で終わらせることができるプロジェクトも、半分に分けて、2日かけて終わらせます。
それによって、本来1日だけしか意識してもらえなかったことを、2日間意識してもらえます。
企画書なども、トップの人間にまとめて出すと、次の日にはあなたが提出したということも忘れているかもしれません。
しかし、いくつかに分けて提出してみます。
あなた:「では、続きは次回お持ちします」
トップの人間:(こいつの名前を覚えておかないとな・・・)(続きはどんな企画書なのだろう?)
このように、一度に終わらせないことで、あなたに意識を向けさせることができます。
名前や、どこの部署か、あなたがどんな人間か?などを考えさせることができます。
相手に無理やり意識させることで、あなたのことを覚えてもらえるのです。
注意!
しかし、やりすぎると「なかなか、結論を言わないやつ」と思われるので注意です。
やっぱりまた今度にします
この方法は商談の際も使えます。
去り際に、「良い話があるのですが、今度の機会にお話しします」と言うことで、次回も確実に会うことができます。
では、また今度お会いしましょうとだけ言うと、最悪タイミングを逃して、会いにくくなってしまいます。
初対面の相手にはとても有効な方法です。
合コンでも一回会うだけで、相手に深く印象付けることができます。
デートであっても、1回くらいなら多くの女性がOKしてくれますが、2回目となるとちょっと・・・と言う方が多いです。
やはり、この場合も会話を途中で終わらせたり、気になる事を言って次回も会いたくなるようにします。
「この近くに新しくできた食べ物屋さんがあるらしいけど、また紹介します。」
一度に多くの場所にデートする方も多いですが、なるべく一回のデートにつき、1つの場所だけにする方が良いのです。
一度に多くの場所に訪れてしまうと、ネタが無くなる恐れも出てきます。
忘れっぽい仕事が遅い部下に対して
忘れっぽい相手に何か頼みごとをするときも、「後でお願いしたいことがあるから、私のところに来てくれ」と言うことで、相手の手が空いたときにしっかりと説明できますし、何をお願いされるのだろう?と相手に意識させることで、忘れないようにできます。
また、書類をコピーしてくれと頼むよりも、「書類をコピーしてくれ。終わったらまた頼みたいことがある」と付け加えることで、次の依頼が気になって、なるべく早く今頼んだ依頼を終わらせようとしてくれます。
ドラマや、漫画でもまとめ買いしてしまうと、この話でいったん終わろうと思っても、やっぱり続きが気になるから次も読んでしまい、なかなか止められなくなってしまいます。
相手に覚えてもらいたいときは、中途半端なところで中断し、相手に早く仕事を終わらしてほしいときは、続きがあることを伝える。
ポイント
「企画は中途半端なところで中断することで、相手に印象深く残る」
ちなみに、今日は金曜日なので、メールマガジン「なるほど心理学」の発効日です。
2015年01月28日
数字の原理で企画書は見栄えが変わる?
こんばんは、社会を生き抜く心理学です。
今日のテーマは「書類作成で使える心理学」です。
マジックナンバー7
マジックナンバー7というのを知っていますか?
マジックナンバー7とは、心理学的に覚えやすい数字が7以下までという心理用語です。
マジックと呼ばれているのは、なぜ7以下の数字が覚えやすいのかが科学的に証明されていないからです。
8以上の数は記憶に残りにくいのです。
仕事で記憶したり、説明するときもこの心理を覚えておくととても便利です。
例えば数字も4567891(7つ)を覚えるのと、45678910(8つ)を覚えるのとでは記憶の残り方が違います。
数字を覚える以外にも、セットや分類を7以下にすることもできます。
例えば、準備物が【携帯、鉛筆、資料、ノートパソコン、ボールペン、ノート、デジカメ、USB、クリアファイル】の9つだった場合、7を超えているので忘れ物をする可能性が高まります。
しかしこれを、7個以下に分類します。
・電子機器(携帯、ノートパソコン、デジカメ、USB)
・筆記用具(鉛筆、ボールペン、ノート)
・資料
・クリアファイル
このように分類を4つ(7以下)に分けます。
その分類の内容も7以下になっています。
数が7以上であっても、分類分けをすることで非常に覚えやすくなります。
なるべく数が7よりも多くなる場合は、区切りや分類をしましょう。
電話番号でも09012345678のように数字を並べるよりも、090-1234-5678のようにハイフンを入れて区切る方が見やすくなりますし、覚えやすいのです。
中途半端な数字
また、人間は中途半端な数字に対しては、意味があると考えてしまいます。
例えば、お金がないから1000円貸してくれというと、渡すか渡さないかのどちらかを考えますが、986円貸してくれと言われると、なんでそんな中途半端なお金が必要なのだろうか?と意味を考えてしまいます。
ですから、商品の値段にも10000円のようなきりが良い数字ではなく、9980円のような中途半端な数字を付ける方が、しっかりと計算されているのだろう、と思い込んでもらえます。
自然上では、きりの良い数字になる事が珍しいのです。
ですから、本来は中途半端な数字が自然な数字なので、きりの良い数字にすると、「実は中途半端な値段だからわざときりが良い数字に値段を増やした」と思われてしまいます。
もし、誰かにお金を欲しいと言われたときも、きりが良い数字であれば、嘘をついている可能性が高いのです。
パチンコ代になってしまっている可能性が高いのです。
通常は多くの商品が、中途半端な値段のはずです。
ワンコイン100円という自動販売機も多いですが、あれはきりが良いように100円以下の値段のものを無理やり100円にしているだけなのです。
それをわかっていても買ってしまうのは、商品の価値だけでなく手軽さも含んだ値段だと考えてえしまうからです。
逆に110円の自動販売機は、本来は100円のきりが良い数字にすればよいのに、この値段にしているのは、適当に決めたのではなく、意味があるからこの値段なんだと思ってしまいます。
注目度の高い数字
また数字で一番注目度が高いのは「9」または「8」だと言われています。
値段でも〜98円というのが多いのは、注目度を上げるためです。
ですから、中途半端な値段にするときは、9や8を含ませることで、注目もされるし、しっかりと考えて設定された値段であるように見せることができます。
報告書でも時間などを適当に書くときも、10分や15分と書くよりも、8分や14分などと中途半端な数字を記入するほうが、しっかりと時間を測っていると思われます。
マジックナンバー3
最後に「マジックナンバー3」というのを紹介します。
先ほどのマジックナンバー7と組み合わせると効果的なのですが、人間は3の数を好む傾向にあります。
ですから、無理でなければ、企画書などは3つ単位で分類分けする方が好まれるのです。
また人間は3つの数字までは一瞬見ただけでも3つあると分かります。
しかし、4つ以上の数は複数という認識になってしまうため、一瞬では数を認識できません。
企画書では、数字の使い方に注意するだけで、とても魅力的なものにすることができます。
ポイント
「企画書を書くときは、箇条書きは7つ以内の分類に抑え、できれば3つに分類する」
今日のテーマは「書類作成で使える心理学」です。
マジックナンバー7
マジックナンバー7というのを知っていますか?
マジックナンバー7とは、心理学的に覚えやすい数字が7以下までという心理用語です。
マジックと呼ばれているのは、なぜ7以下の数字が覚えやすいのかが科学的に証明されていないからです。
8以上の数は記憶に残りにくいのです。
仕事で記憶したり、説明するときもこの心理を覚えておくととても便利です。
例えば数字も4567891(7つ)を覚えるのと、45678910(8つ)を覚えるのとでは記憶の残り方が違います。
数字を覚える以外にも、セットや分類を7以下にすることもできます。
例えば、準備物が【携帯、鉛筆、資料、ノートパソコン、ボールペン、ノート、デジカメ、USB、クリアファイル】の9つだった場合、7を超えているので忘れ物をする可能性が高まります。
しかしこれを、7個以下に分類します。
・電子機器(携帯、ノートパソコン、デジカメ、USB)
・筆記用具(鉛筆、ボールペン、ノート)
・資料
・クリアファイル
このように分類を4つ(7以下)に分けます。
その分類の内容も7以下になっています。
数が7以上であっても、分類分けをすることで非常に覚えやすくなります。
なるべく数が7よりも多くなる場合は、区切りや分類をしましょう。
電話番号でも09012345678のように数字を並べるよりも、090-1234-5678のようにハイフンを入れて区切る方が見やすくなりますし、覚えやすいのです。
中途半端な数字
また、人間は中途半端な数字に対しては、意味があると考えてしまいます。
例えば、お金がないから1000円貸してくれというと、渡すか渡さないかのどちらかを考えますが、986円貸してくれと言われると、なんでそんな中途半端なお金が必要なのだろうか?と意味を考えてしまいます。
ですから、商品の値段にも10000円のようなきりが良い数字ではなく、9980円のような中途半端な数字を付ける方が、しっかりと計算されているのだろう、と思い込んでもらえます。
自然上では、きりの良い数字になる事が珍しいのです。
ですから、本来は中途半端な数字が自然な数字なので、きりの良い数字にすると、「実は中途半端な値段だからわざときりが良い数字に値段を増やした」と思われてしまいます。
もし、誰かにお金を欲しいと言われたときも、きりが良い数字であれば、嘘をついている可能性が高いのです。
パチンコ代になってしまっている可能性が高いのです。
通常は多くの商品が、中途半端な値段のはずです。
ワンコイン100円という自動販売機も多いですが、あれはきりが良いように100円以下の値段のものを無理やり100円にしているだけなのです。
それをわかっていても買ってしまうのは、商品の価値だけでなく手軽さも含んだ値段だと考えてえしまうからです。
逆に110円の自動販売機は、本来は100円のきりが良い数字にすればよいのに、この値段にしているのは、適当に決めたのではなく、意味があるからこの値段なんだと思ってしまいます。
注目度の高い数字
また数字で一番注目度が高いのは「9」または「8」だと言われています。
値段でも〜98円というのが多いのは、注目度を上げるためです。
ですから、中途半端な値段にするときは、9や8を含ませることで、注目もされるし、しっかりと考えて設定された値段であるように見せることができます。
報告書でも時間などを適当に書くときも、10分や15分と書くよりも、8分や14分などと中途半端な数字を記入するほうが、しっかりと時間を測っていると思われます。
マジックナンバー3
最後に「マジックナンバー3」というのを紹介します。
先ほどのマジックナンバー7と組み合わせると効果的なのですが、人間は3の数を好む傾向にあります。
ですから、無理でなければ、企画書などは3つ単位で分類分けする方が好まれるのです。
また人間は3つの数字までは一瞬見ただけでも3つあると分かります。
しかし、4つ以上の数は複数という認識になってしまうため、一瞬では数を認識できません。
企画書では、数字の使い方に注意するだけで、とても魅力的なものにすることができます。
ポイント
「企画書を書くときは、箇条書きは7つ以内の分類に抑え、できれば3つに分類する」
2015年01月27日
集中力のない人間は仕事ができる人間?
こんばんは、社会を生き抜く心理学です。
今回のテーマは、「使える新人を見抜く」です。
面接でとても高評価されて入社した新人でも、なぜか仕事ではなかなか成長せずに、使えないことはありませんか?
指示されるまで、質問もせずにずっと動かない、そういった新人が最近は増えてきています。
使える新人というのは、周りに意識を配ることができ、何か仕事を探そうとする人間です。
なので、いくら面接で、高学歴であったり、多くの資格を持っていても、入社して最初の内は何もできないのです。
何もできないからこそ、行動力でカバーする必要があるのです。
高学歴や資格は仕事で活かされなければ意味がありません。
ですから、高学歴・多資格で判断すべきではないのです。
では、面接で相手のどこを見れば、仕事でつかえる人間で、成長も早いと見抜けるのでしょうか?
それは、「拡散思考型」の人間です。
「拡散思考型」とは、簡単に言うと、思考がいろいろな方向に向いてしまう人のことです。
・あらかじめ決めていた目的地に行く途中に、気になる場所があれば、寄り道をしてしまう。
・席から立つときに、別のことを考えていて、荷物を置いてきてしまう。
・決まっていた絵を描いている途中に、いいアイデアが浮かんで別の絵に変えてしまう。
つまり、何かやっている途中でも、別の事を常に考えている人です。
上に例として挙げたものはマイナスに感じますが、プラス面で考えると次のようになります。
・指示されたもの以外も準備しておくことができる。
・決められたやり方以外に、より良い方法がないか探すことができる。
・何もやっていないときも、頭の中では常に考えているため、成長速度が非常に速い。
このような人間が仕事では役に立つ人間なのです。
いくら高学歴・多資格でも、仕事に役に立つこと以外は必要ないのです。
しかし、やはり高学歴の人間を選んでしまう方が多いみたいです。
これもハロー効果が原因で、勉強ができるから、運動ができるから、仕事もできると思い込んでしまいます。
面接を受ける側は対策によくその方法を使います。
今までの学歴などを判断基準とするのではなく、会社に入社してからどれくらい成長するかを判断する必要があります。
面接は相手の能力を見るのではなく、「どういったタイプの人間か?」を見るためのものです。
拡散思考型の真逆、つまり仕事でなかなか成長しない人間は「集中思考型」の人間です。
Aの仕事をやらせると、Aの仕事しかやらない人間です。
目的以外は何も考えない。
それ以上でもなく、それ以下でもない。
拡散思考型はAの仕事をやらせると、A+αの仕事をします。
集中思考型の人間は、余計なことを考えずにマニュアル通りに仕事をこなすため、レベルアップなどは考えずに、完璧にマニュアル通りにすることが、できる人間だと勘違いしてしまっています。
事務系の仕事であれば、集中思考型が必要な人材ですが、企画系の仕事では、拡散思考型が必要な人材になります。
なので、面接で使えるかどうかを判断するためにも、次のような質問はしましょう。
・あなたは忘れ物をしやすいですか?
この質問をするだけで、集中思考型か拡散思考型か?を見抜くことができます。
しかし、忘れ物をよくすると言うのはマイナスに取られると思わせてしまいます。
ですから、多くの人は、忘れ物はあまりしないと答えてしまうでしょう。
その場合は、普段面接ではやらないようなことや、ありえない質問にこたえてもらうことでも判断できます。
相手は面接のことを考えてやってきているので、マニュアルと全く違うことをやらされると、思考を切り替えなければなりません。
そこですぐに行動を映せるならば、拡散思考型ですが、しばらく固まってしまうならば、集中思考型の場合が多いです。
普段から思考をいろんな方向に向けている分、拡散思考型は思考をすぐに切り替えて、すぐに行動できるのです。
「面接に関係ないので、答えられません」と答えてくる場合は、事務系や管理系のマニュアル仕事をやってもらう方が、能力を発揮できるでしょう。
ポイント
「忘れ物をしやすい人間は、仕事での成長が早い」
今回のテーマは、「使える新人を見抜く」です。
面接でとても高評価されて入社した新人でも、なぜか仕事ではなかなか成長せずに、使えないことはありませんか?
指示されるまで、質問もせずにずっと動かない、そういった新人が最近は増えてきています。
使える新人というのは、周りに意識を配ることができ、何か仕事を探そうとする人間です。
なので、いくら面接で、高学歴であったり、多くの資格を持っていても、入社して最初の内は何もできないのです。
何もできないからこそ、行動力でカバーする必要があるのです。
高学歴や資格は仕事で活かされなければ意味がありません。
ですから、高学歴・多資格で判断すべきではないのです。
では、面接で相手のどこを見れば、仕事でつかえる人間で、成長も早いと見抜けるのでしょうか?
それは、「拡散思考型」の人間です。
「拡散思考型」とは、簡単に言うと、思考がいろいろな方向に向いてしまう人のことです。
・あらかじめ決めていた目的地に行く途中に、気になる場所があれば、寄り道をしてしまう。
・席から立つときに、別のことを考えていて、荷物を置いてきてしまう。
・決まっていた絵を描いている途中に、いいアイデアが浮かんで別の絵に変えてしまう。
つまり、何かやっている途中でも、別の事を常に考えている人です。
上に例として挙げたものはマイナスに感じますが、プラス面で考えると次のようになります。
・指示されたもの以外も準備しておくことができる。
・決められたやり方以外に、より良い方法がないか探すことができる。
・何もやっていないときも、頭の中では常に考えているため、成長速度が非常に速い。
このような人間が仕事では役に立つ人間なのです。
いくら高学歴・多資格でも、仕事に役に立つこと以外は必要ないのです。
しかし、やはり高学歴の人間を選んでしまう方が多いみたいです。
これもハロー効果が原因で、勉強ができるから、運動ができるから、仕事もできると思い込んでしまいます。
面接を受ける側は対策によくその方法を使います。
今までの学歴などを判断基準とするのではなく、会社に入社してからどれくらい成長するかを判断する必要があります。
面接は相手の能力を見るのではなく、「どういったタイプの人間か?」を見るためのものです。
拡散思考型の真逆、つまり仕事でなかなか成長しない人間は「集中思考型」の人間です。
Aの仕事をやらせると、Aの仕事しかやらない人間です。
目的以外は何も考えない。
それ以上でもなく、それ以下でもない。
拡散思考型はAの仕事をやらせると、A+αの仕事をします。
集中思考型の人間は、余計なことを考えずにマニュアル通りに仕事をこなすため、レベルアップなどは考えずに、完璧にマニュアル通りにすることが、できる人間だと勘違いしてしまっています。
事務系の仕事であれば、集中思考型が必要な人材ですが、企画系の仕事では、拡散思考型が必要な人材になります。
なので、面接で使えるかどうかを判断するためにも、次のような質問はしましょう。
・あなたは忘れ物をしやすいですか?
この質問をするだけで、集中思考型か拡散思考型か?を見抜くことができます。
しかし、忘れ物をよくすると言うのはマイナスに取られると思わせてしまいます。
ですから、多くの人は、忘れ物はあまりしないと答えてしまうでしょう。
その場合は、普段面接ではやらないようなことや、ありえない質問にこたえてもらうことでも判断できます。
相手は面接のことを考えてやってきているので、マニュアルと全く違うことをやらされると、思考を切り替えなければなりません。
そこですぐに行動を映せるならば、拡散思考型ですが、しばらく固まってしまうならば、集中思考型の場合が多いです。
普段から思考をいろんな方向に向けている分、拡散思考型は思考をすぐに切り替えて、すぐに行動できるのです。
「面接に関係ないので、答えられません」と答えてくる場合は、事務系や管理系のマニュアル仕事をやってもらう方が、能力を発揮できるでしょう。
ポイント
「忘れ物をしやすい人間は、仕事での成長が早い」