2015年01月30日
関わりの少ないトップの人間に覚えてもらう
こんにちは、ムラノです。
今回は、相手に自分のことを覚えていてもらう方法です。
ドラマは続きが気になる!
こんな経験はありませんか?
毎週見ていたドラマが、最終回を迎えて終了すると、次の日には内容がなかなか思い出せない。
今までは、次の放送日まで、つまり7日間経っても、前回の内容が鮮明に頭に入っているはずなので、次の話を見ても内容が理解できます。
しかも、前の話を鮮明に覚えているので、時間が経つのが早いと感じてしまいます。
ドラマではその回で起こった問題は、次回で解決するパターンが多いのです。
また前回の問題を解決したと思ったら、再び問題が起こったところで、次回予告へ・・・
次の回を見たら、冒頭ですぐに解決している、なんてこともあります。
これは、内容を中途半端なところで終わらせることで、続きが気になってしまうからです。
仮に、1話完結型のドラマであれば、1話ごとのつながりがないので、1日空くだけでも前回の内容が思い出せないなんてこともあります。
このように、内容を途中で終わらせて、続きを次回に持ち越すことで、気になって頭から離れない効果を「ツァイガルニク効果」と言います。
ツァイガルニクという言葉は言いにくいですが、心理学者の名前です。
企画書は一度に出さない?
相手の記憶に残りやすくするためには、なるべく長い間相手に意識してもらう必要があります。
1日で終わらせることができるプロジェクトも、半分に分けて、2日かけて終わらせます。
それによって、本来1日だけしか意識してもらえなかったことを、2日間意識してもらえます。
企画書なども、トップの人間にまとめて出すと、次の日にはあなたが提出したということも忘れているかもしれません。
しかし、いくつかに分けて提出してみます。
あなた:「では、続きは次回お持ちします」
トップの人間:(こいつの名前を覚えておかないとな・・・)(続きはどんな企画書なのだろう?)
このように、一度に終わらせないことで、あなたに意識を向けさせることができます。
名前や、どこの部署か、あなたがどんな人間か?などを考えさせることができます。
相手に無理やり意識させることで、あなたのことを覚えてもらえるのです。
注意!
しかし、やりすぎると「なかなか、結論を言わないやつ」と思われるので注意です。
やっぱりまた今度にします
この方法は商談の際も使えます。
去り際に、「良い話があるのですが、今度の機会にお話しします」と言うことで、次回も確実に会うことができます。
では、また今度お会いしましょうとだけ言うと、最悪タイミングを逃して、会いにくくなってしまいます。
初対面の相手にはとても有効な方法です。
合コンでも一回会うだけで、相手に深く印象付けることができます。
デートであっても、1回くらいなら多くの女性がOKしてくれますが、2回目となるとちょっと・・・と言う方が多いです。
やはり、この場合も会話を途中で終わらせたり、気になる事を言って次回も会いたくなるようにします。
「この近くに新しくできた食べ物屋さんがあるらしいけど、また紹介します。」
一度に多くの場所にデートする方も多いですが、なるべく一回のデートにつき、1つの場所だけにする方が良いのです。
一度に多くの場所に訪れてしまうと、ネタが無くなる恐れも出てきます。
忘れっぽい仕事が遅い部下に対して
忘れっぽい相手に何か頼みごとをするときも、「後でお願いしたいことがあるから、私のところに来てくれ」と言うことで、相手の手が空いたときにしっかりと説明できますし、何をお願いされるのだろう?と相手に意識させることで、忘れないようにできます。
また、書類をコピーしてくれと頼むよりも、「書類をコピーしてくれ。終わったらまた頼みたいことがある」と付け加えることで、次の依頼が気になって、なるべく早く今頼んだ依頼を終わらせようとしてくれます。
ドラマや、漫画でもまとめ買いしてしまうと、この話でいったん終わろうと思っても、やっぱり続きが気になるから次も読んでしまい、なかなか止められなくなってしまいます。
相手に覚えてもらいたいときは、中途半端なところで中断し、相手に早く仕事を終わらしてほしいときは、続きがあることを伝える。
ポイント
「企画は中途半端なところで中断することで、相手に印象深く残る」
ちなみに、今日は金曜日なので、メールマガジン「なるほど心理学」の発効日です。
今回は、相手に自分のことを覚えていてもらう方法です。
ドラマは続きが気になる!
こんな経験はありませんか?
毎週見ていたドラマが、最終回を迎えて終了すると、次の日には内容がなかなか思い出せない。
今までは、次の放送日まで、つまり7日間経っても、前回の内容が鮮明に頭に入っているはずなので、次の話を見ても内容が理解できます。
しかも、前の話を鮮明に覚えているので、時間が経つのが早いと感じてしまいます。
ドラマではその回で起こった問題は、次回で解決するパターンが多いのです。
また前回の問題を解決したと思ったら、再び問題が起こったところで、次回予告へ・・・
次の回を見たら、冒頭ですぐに解決している、なんてこともあります。
これは、内容を中途半端なところで終わらせることで、続きが気になってしまうからです。
仮に、1話完結型のドラマであれば、1話ごとのつながりがないので、1日空くだけでも前回の内容が思い出せないなんてこともあります。
このように、内容を途中で終わらせて、続きを次回に持ち越すことで、気になって頭から離れない効果を「ツァイガルニク効果」と言います。
ツァイガルニクという言葉は言いにくいですが、心理学者の名前です。
企画書は一度に出さない?
相手の記憶に残りやすくするためには、なるべく長い間相手に意識してもらう必要があります。
1日で終わらせることができるプロジェクトも、半分に分けて、2日かけて終わらせます。
それによって、本来1日だけしか意識してもらえなかったことを、2日間意識してもらえます。
企画書なども、トップの人間にまとめて出すと、次の日にはあなたが提出したということも忘れているかもしれません。
しかし、いくつかに分けて提出してみます。
あなた:「では、続きは次回お持ちします」
トップの人間:(こいつの名前を覚えておかないとな・・・)(続きはどんな企画書なのだろう?)
このように、一度に終わらせないことで、あなたに意識を向けさせることができます。
名前や、どこの部署か、あなたがどんな人間か?などを考えさせることができます。
相手に無理やり意識させることで、あなたのことを覚えてもらえるのです。
注意!
しかし、やりすぎると「なかなか、結論を言わないやつ」と思われるので注意です。
やっぱりまた今度にします
この方法は商談の際も使えます。
去り際に、「良い話があるのですが、今度の機会にお話しします」と言うことで、次回も確実に会うことができます。
では、また今度お会いしましょうとだけ言うと、最悪タイミングを逃して、会いにくくなってしまいます。
初対面の相手にはとても有効な方法です。
合コンでも一回会うだけで、相手に深く印象付けることができます。
デートであっても、1回くらいなら多くの女性がOKしてくれますが、2回目となるとちょっと・・・と言う方が多いです。
やはり、この場合も会話を途中で終わらせたり、気になる事を言って次回も会いたくなるようにします。
「この近くに新しくできた食べ物屋さんがあるらしいけど、また紹介します。」
一度に多くの場所にデートする方も多いですが、なるべく一回のデートにつき、1つの場所だけにする方が良いのです。
一度に多くの場所に訪れてしまうと、ネタが無くなる恐れも出てきます。
忘れっぽい仕事が遅い部下に対して
忘れっぽい相手に何か頼みごとをするときも、「後でお願いしたいことがあるから、私のところに来てくれ」と言うことで、相手の手が空いたときにしっかりと説明できますし、何をお願いされるのだろう?と相手に意識させることで、忘れないようにできます。
また、書類をコピーしてくれと頼むよりも、「書類をコピーしてくれ。終わったらまた頼みたいことがある」と付け加えることで、次の依頼が気になって、なるべく早く今頼んだ依頼を終わらせようとしてくれます。
ドラマや、漫画でもまとめ買いしてしまうと、この話でいったん終わろうと思っても、やっぱり続きが気になるから次も読んでしまい、なかなか止められなくなってしまいます。
相手に覚えてもらいたいときは、中途半端なところで中断し、相手に早く仕事を終わらしてほしいときは、続きがあることを伝える。
ポイント
「企画は中途半端なところで中断することで、相手に印象深く残る」
ちなみに、今日は金曜日なので、メールマガジン「なるほど心理学」の発効日です。
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