2015年02月02日
相手の間違いを止める方法!?
こんばんは、ムラノです。
今回のテーマは「説得」です。
説得がうまくいかない?
あなたは説得は得意ですか?
説得しても、なかなかいうことを聞いてくれない。
説得したら、余計相手が反発してくる。
説得は、相手のやろうとしていることを止めようとする行動ですが、止めろと言うと余計にやろうとしてしまいます。
ビルの屋上から飛び降りようとしている人間を説得するときも、「自殺なんかやめろ!」と言ってしまうと、余計に飛び降りようとします。
だからといって、飛び降りようとしているのだから、「飛び降りろ」と言っても、飛び降りるのを止めることはありません。
相手に何かやらせるときは、反対のことを命令することで、やらせることができます、と言いました。
しかし、相手の行動を止めさせる場合は、やれと命令しても反発せずに、言うことを聞いてしまいます。
ぼくは味方です!
ではどうすれば良いのかと言うと、相手と同調するのです。
まずは相手のことを理解しようとする必要があります。
人は、自分のことを理解してくれる人を味方だと認識します。
ですから、まずは相手の意見や行動に対して、賛成するのです。
賛成することで、まずは相手に自分が味方であることを伝えるのです。
飛び降りようとする人に対しても、「確かにこの世界はつらいことが多いし、死にたくなることがある」
と言って、自分も相手と同じ気持ちであると伝えます。
周りの人間は「飛び降りるな!」と反対意見を言っているので敵だと認識しますが、そんな中、一人だけ味方が現れると、その人の言うことにだけ耳を傾けようとします。
そして、相手に「その通りだ」と賛成意見を言った後に、「けれども・・・」と反対意見を言います。
この賛成(YES)したあとに、逆説(BUT)を入れて反対することを「イエスバット」と言います。
表と裏で異なる気持ち
自殺をしようとしている人間が、心から死にたいと思っているならば、顕在意識だけでなく、潜在意識もそのように動くはずです。
誰かに「死にたい」と言う時点で、止められるのは分かっているはずです。
心から死にたいのであれば、だれにも見つからないように自殺するはずです。
大勢が見ている中で、屋上から飛び降りようとするのは、潜在意識が生きたいと思っているからです。
仮に、潜在意識も、顕在意識も同じことを考えているなら、何を言っても止めるのは不可能です。
顕在意識は表に現れる意識のことです。
相手が自殺するのを最初から反対してしまっては、顕在意識がより大きくなってしまい、本当に飛び降りてしまう可能性が高くなります。
しかり、最初は相手に同調することで、顕在意識を鎮めることができ、本当の気持ちである潜在意識が現れるのです。
その状態にしてから、説得をすることで、潜在意識を促すことができ、自殺を止めるのです。
無理に力づくで止めてしまうと、何度でも繰り返すことになるでしょう。
表裏一体であれば説得は不可能
この方法は相手が心から行動する場合は、効果がありません。
また、相手に行動させる技術ではなく、行動を止めるための技術です。
たとえば、歩いている人に商品を買うように勧めて断られるとしましょう。
その時に、「確かに無駄使いはおさえないといけません。買いたくない気持ちもわかります。でもあなたの生活にとても役に立ちますからどうですか?」と言っても、相手は初めから買う気など持ち合わせていません。
ですから、相手の顕在意識に同調しても、潜在意識も買う気はないので、説得は失敗に終わります。
相手が買うかどうか悩んでいて、やっぱり買うのを止めようとしたならば、説得は可能です。
悩んでいるということは、潜在意識と、顕在意識が天秤に掛けられている状態です。
そこで、潜在意識が勝てば買いますし、顕在意識が勝てば買うのをあきらめます。
仕事でも失敗したことを理由に退職する方がたまにいます。
相手が悩んでいる素振りを見せたら、この方法を使うことで説得できます。
会社が嫌いで、より条件の良いところに転職するために退職する場合であれば、悩むことがないと思うので、いくら説得しても意味がありません。
ポイント
「説得は、相手の意見に賛成してから、逆説を入れて反対することで、聞き入れてくれる」
今回のテーマは「説得」です。
説得がうまくいかない?
あなたは説得は得意ですか?
説得しても、なかなかいうことを聞いてくれない。
説得したら、余計相手が反発してくる。
説得は、相手のやろうとしていることを止めようとする行動ですが、止めろと言うと余計にやろうとしてしまいます。
ビルの屋上から飛び降りようとしている人間を説得するときも、「自殺なんかやめろ!」と言ってしまうと、余計に飛び降りようとします。
だからといって、飛び降りようとしているのだから、「飛び降りろ」と言っても、飛び降りるのを止めることはありません。
相手に何かやらせるときは、反対のことを命令することで、やらせることができます、と言いました。
しかし、相手の行動を止めさせる場合は、やれと命令しても反発せずに、言うことを聞いてしまいます。
ぼくは味方です!
ではどうすれば良いのかと言うと、相手と同調するのです。
まずは相手のことを理解しようとする必要があります。
人は、自分のことを理解してくれる人を味方だと認識します。
ですから、まずは相手の意見や行動に対して、賛成するのです。
賛成することで、まずは相手に自分が味方であることを伝えるのです。
飛び降りようとする人に対しても、「確かにこの世界はつらいことが多いし、死にたくなることがある」
と言って、自分も相手と同じ気持ちであると伝えます。
周りの人間は「飛び降りるな!」と反対意見を言っているので敵だと認識しますが、そんな中、一人だけ味方が現れると、その人の言うことにだけ耳を傾けようとします。
そして、相手に「その通りだ」と賛成意見を言った後に、「けれども・・・」と反対意見を言います。
この賛成(YES)したあとに、逆説(BUT)を入れて反対することを「イエスバット」と言います。
表と裏で異なる気持ち
自殺をしようとしている人間が、心から死にたいと思っているならば、顕在意識だけでなく、潜在意識もそのように動くはずです。
誰かに「死にたい」と言う時点で、止められるのは分かっているはずです。
心から死にたいのであれば、だれにも見つからないように自殺するはずです。
大勢が見ている中で、屋上から飛び降りようとするのは、潜在意識が生きたいと思っているからです。
仮に、潜在意識も、顕在意識も同じことを考えているなら、何を言っても止めるのは不可能です。
顕在意識は表に現れる意識のことです。
相手が自殺するのを最初から反対してしまっては、顕在意識がより大きくなってしまい、本当に飛び降りてしまう可能性が高くなります。
しかり、最初は相手に同調することで、顕在意識を鎮めることができ、本当の気持ちである潜在意識が現れるのです。
その状態にしてから、説得をすることで、潜在意識を促すことができ、自殺を止めるのです。
無理に力づくで止めてしまうと、何度でも繰り返すことになるでしょう。
表裏一体であれば説得は不可能
この方法は相手が心から行動する場合は、効果がありません。
また、相手に行動させる技術ではなく、行動を止めるための技術です。
たとえば、歩いている人に商品を買うように勧めて断られるとしましょう。
その時に、「確かに無駄使いはおさえないといけません。買いたくない気持ちもわかります。でもあなたの生活にとても役に立ちますからどうですか?」と言っても、相手は初めから買う気など持ち合わせていません。
ですから、相手の顕在意識に同調しても、潜在意識も買う気はないので、説得は失敗に終わります。
相手が買うかどうか悩んでいて、やっぱり買うのを止めようとしたならば、説得は可能です。
悩んでいるということは、潜在意識と、顕在意識が天秤に掛けられている状態です。
そこで、潜在意識が勝てば買いますし、顕在意識が勝てば買うのをあきらめます。
仕事でも失敗したことを理由に退職する方がたまにいます。
相手が悩んでいる素振りを見せたら、この方法を使うことで説得できます。
会社が嫌いで、より条件の良いところに転職するために退職する場合であれば、悩むことがないと思うので、いくら説得しても意味がありません。
ポイント
「説得は、相手の意見に賛成してから、逆説を入れて反対することで、聞き入れてくれる」
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