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2019年10月18日

大腸CTアカデミア 論文が引用される最も大きな独立因子は、論文がツイートされたかどうかオッズ比はなんと14.2!

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PubMedから、今日のつぶやき − 588 −


Smith ZL, Longitudinal relationship between social media activity and article citations in the journal Gastrointestinal Endoscopy. Gastrointest Endosc 2019;90(1):77-83.



それでは、論文
「ジャーナルGastrointestinal Endoscopy(GIE)における
ソーシャルメディア活動と論文引用の関連性に関する研究」
のご紹介です。

【アブストラクト】
結果:
トータルで2361の原著論文が対象となった。

このうち2050論文(86.8%)はフォローアップ期間中に
少なくとも1回他の論文で引用された。

一論文あたりの平均引用数は16.8であった。

オルトメトリクスの平均スコアは2.0であった。

論文が引用される最も大きな独立因子は、
論文がツイートされたかどうかであった。
オッズ比 14.2(95%CI、8.93-22.45)

その他の影響因子は、Facebookでの投稿
オッズ比 1.08(95%CI、1.03-1.51)および
メンデリーリーダー
(PDFファイルの文献情報を管理するデスクトップアプリケーション)の登場数
オッズ比 1.359(95%CI、1.28-1.45)であった。

重回帰分析では
ツイーターの数(P=0.022)
F1000レビュー(P <.001)
政策文書(P <.001)、
およびメンデリーリーダーの数(P <.001)は
論文の引用頻度と有意に関連がみられた。

(解説)
F1000レビュー:専門家が重要と考える論文を推薦する論文レビューサイトFaculty of 1000
https://f1000.com/

(感想)
かなり衝撃的な内容ですね。

この技術は身につけないといけない様に感じます。

科学的に大切な研究は注目されるはずではありますが
注目を集める努力を怠ると影響力が低下する可能性が示唆されます。

学会や研究会で取り上げていいテーマではないでしょうか!?

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30935934

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。




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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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