2019年09月13日
大腸CTアカデミア 定量的モジュールによる説明をすることで大腸がん検診の受診が増加する!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!
1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日
2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会
(2020年6福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 566 −
Schwartz PH, et al. Providing Quantitative Information and a Nudge to Undergo Stool Testing in a Colorectal Cancer Screening Decision Aid: A Randomized Clinical Trial. Med Decis Making 2017 Aug;37(6):688-702.
それでは
論文「便潜血検査による大腸がん検診受診の意思決定を補助する
定量的情報とナッジの提供:ランダム化臨床試験」
のご紹介です。
【アブストラクト】
リミテーション:
サンプルサイズが小さいこと、
単一のヘルスケアシステムのなかでの
検討であること。
結論:
定量的モジュールによる説明をすることで
大腸がん検診の受診が増加した。
便潜血検査受診を促すナッジ(ナッジモジュール)
の説明では受診率は増加しなかった。
(感想)
サンプルサイズが213と小さいので
効果が十分に検討できなかった可能性があります。
また、この検討でもあるように
各モジュールが響く患者さんも
その性格によって異なる可能性があります。
患者さんの正確に合わせたモジュール展開など
応用の可能性が広がりますが、
いずれにしてももう少し大きい規模での検討が必要です。
示唆に富む面白い研究ですね。
今日は短めですが、このあたりにします。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28398836
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【108名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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