2019年09月10日
大腸CTアカデミア 大腸がん検診の情報としての定量的情報(定量的モジュール)
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CTCハンズオントレーニングセミナー
開催致します!
日 時:2019年11月1日(金) 14:00〜16:00
参加費:無料
定 員:24名
少人数制ですので
日頃のお悩み相談も受け付けます!
是非、ご参加くださいね。
申込はこちらから!
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PubMedから、今日のつぶやき − 563 −
Schwartz PH, et al. Providing Quantitative Information and a Nudge to Undergo Stool Testing in a Colorectal Cancer Screening Decision Aid: A Randomized Clinical Trial. Med Decis Making 2017 Aug;37(6):688-702.
それでは
論文「便潜血検査による大腸がん検診受診の意思決定を補助する
定量的情報とナッジの提供:ランダム化臨床試験」
のご紹介です。
与えられる大腸がん検診の情報
下記にランダム化
(a)定量的情報(定量的モジュール)
(b)便潜血検査受診を促すナッジ(ナッジモジュール)
(c)基本情報のみ(定量的モジュールもナッジモジュールもなし)
(d)定量的モジュールとナッジモジュールの両方。
今回は(a)の定量的情報の続きです。
【定量的情報(便潜血検査)】
Appendix 定量的モジュール(便潜血検査)のスライド
(ラインコミュニティ限定で配信しました)
<スライド1枚目>
次は便潜血検査についてみてみよう。
<スライド2枚目>
毎年、便潜血検査を受けることで
あなたが大腸癌で死亡するリスクは
3%から0.6%に低下する。
これは1000人のうち大腸癌で死亡する人が
30人(見にくいですが赤線の囲い部分)から
6人(赤部分の人)に減ることを意味する。
<スライド3枚目>
便潜血検査で陽性になった場合には
内視鏡検査を受ける必要がある。
便潜血検査を受けた1000人のうち
50人ほどが陽性となり
内視鏡検査を受ける必要性が生じる。
<スライド4枚目>
大腸内視鏡検査も便潜血検査も
大腸癌による死亡のリスを低減できる。
何れの検査も受けない1000名のうち
30名は大腸癌で死亡するが
毎年、便潜血検査を受けることで死亡する人は6人に減るし
10年に1度内視鏡検査を受けることで死亡する人は4.6人に
減少する。
(感想)
定量的情報による説明を受けることで
確かに大腸検査を受ける必要性が
具体的に伝わってきますね。
スライドも分かりやすいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28398836
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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今回は(a)の定量的情報の続きです。
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30人(見にくいですが赤線の囲い部分)から
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便潜血検査を受けた1000人のうち
50人ほどが陽性となり
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減少する。
(感想)
定量的情報による説明を受けることで
確かに大腸検査を受ける必要性が
具体的に伝わってきますね。
スライドも分かりやすいと思います。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28398836
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