2018年10月01日
大腸CTアカデミア 人工肛門のユーザーが立ちあげたベンチャー企業!
PubMedから、今日のつぶやき − 333 −
Seres M. From Patient to Patient-Entrepreneur: Development of an Ostomy Bag Sensor. Am J Gastroenterol. 2018; 113: 8-10.
それでは、
In My Own Voice
「患者から患者起業家への道のり
人工肛門バッグセンサーの開発」
のご紹介です。
11ヘルスのシステムをアメリカFDAで承認を得るまでに9ヶ月、
そして保険業界に案内・指導するのにさらに数ヶ月を要した。
私はこの事業をまわすために
会社を運営するさらなる資金調達が必要だった。
最初は、ほとんどの投資家が「ノー」の返事でした。
投資家たちは私を単なる患者としてしか見ておらず、
患者にいったい何ができるのかという反応しかなかったのだ。
そのうえ、小腸移植後の私の生存率は半分半分でしかなかったのです。
しかし、ヘルスケアのテクノロジー企業や投資会社は
大切なことを見逃していたのだ。
私はこの11ヘルスのシステムと人工肛門のユーザーであること
そして、そこにあった不満・不便さをよく知っていたということを。
アメリカでは毎年13万件以上の人口肛門増設術が行われている。
この患者さんたちには、不便・不満を
解消する新しい方法が必要であることは間違いないのだ。
私は30年以上にわたってあらゆるバッグを取り付けてきたが、
何も変わっていないのだ。
私の夢はシンプルなものにすぎない。
人工肛門バッグが必要な患者さんの生活の質を改善しようと。
今日はこのあたりまでにしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28872152
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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