2018年06月12日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査解析に基づく不完全大腸内視鏡検査のリスクファクタは!?
★★第13回GAIA予定!!━━━━━━━━━━━━━━━
第13回GAIAを2018年9月9日(日)に大阪で開催します。
大腸CT検査の実践的な講義に加え、
大腸CT検査の標準化に必要な知識を是非持ち帰ってください!
さらに、「画像診断におけるAI(人工知能)の現在と未来」
のテーマでオピニオンリーダーの先生方の講演もありますよ!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 255 −
Lee ES, et al. Risk Factors Associated With Incomplete Colonoscopy Based on the Analysis of Computed Tomographic Colonography Findings. J Comput Assist Tomogr 2018 [Epub ahead of print]
さて、今日から新しい論文をご紹介しますね。
4月13日にPubMedにアップされたばかりの論文です。
(ラインコミュニティ配信は2018.4.20.(金))
それでは、論文
「大腸CT検査解析に基づく不完全大腸内視鏡検査のリスクファクタ」
を抄録からご紹介します。
【目的】
大腸CT検査の所見をもとに、不完全内視鏡と完全内視鏡
担った場合の特徴を比較検討した。
【方法】
2施設における2004年1月から2012年12月までの期間に
臨床で実施された大腸CT検査データを
別の中央施設で後ろ向きに判定を行った。
大腸内視鏡検査と大腸CT検査の両方を実施した71例を
対象とした。
大腸CT検査の所見と、大腸内視鏡検査のトータル実施の可否
とを比較した。
【結果】
大腸CT検査所見において、
全大腸の長さ、腹囲、そしてS状結腸の腸管径が
両群間で有意差を認めた。
BMIと身長は大腸内視鏡検査の完遂に
影響のある臨床因子であった。
多重ロジスティック回帰分析では、
BMIとS状結腸の腸管径のみが独立した
影響因子であった。
【結論】
高BMI(肥満)とS状結腸の腸管径が太い場合
は内視鏡挿入困難となりやすい。
(感想)
症例数が少なく物足りない感はあるものの
なかなか面白いですね。
でも、肥満が挿入困難というのは
従来の報告と異なりますね。
憩室が影響しないといのも
少し腑に落ちません。
リミテーションはいろいろとありそうですが
興味深いテーマですので、
皆さんと一緒に少し深掘りして読んでいきましょう。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29659430
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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英語の勉強法を聞かれる機会が増えました。
短気留学にいく行動や、日々の勉強が大切だと思いますよ。
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24時間365日いつでもどこでも英会話レッスンができる!
予約不要のオンライン英会話。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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