2021年11月12日
大腸CTアカデミア 英国ではパンデミックによって大腸内視鏡検査の供給能が低下した!!
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第3回大腸CT検査教育研修会・
大腸CT検査実践トレーニングコース
のご案内
オンデマンド配信期間
2022年6月10日(金)正午〜6月21日(火)正午(予定)
大腸CT検査技師認定をまだお取りになっていない診療放射線技師の先生に置かれましては是非、ご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 1089 −
ScotCap Clinical Leads Collaboration. Follow-up of small and diminutive colonic polyps-How to balance the risks in the COVID-19 era. Colorectal Dis. 2021 Sep 12. doi: 10.1111/codi.15907. Epub ahead of print. PMID: 34510684.
それでは論文
「COVID-19時代における中小サイズの大腸ポリープのファローアップについて:リスクバランスはどうとるべきか?」
のご紹介です。
【アブストラクト】
COVID-19によるパンデミックのため、英国では大腸内視鏡検査の供給能が低下し、検査の待機時間が増加している。
大腸診断のキャパシティを高め、診断の遅れのリスクを回避するために、大腸CT検査と大腸カプセル内視鏡検査の重要性が高まっている。
大腸CT検査や大腸カプセル内視鏡検査によって大きな大腸ポリープや悪性腫瘍が検出された場合、患者の健康状態に問題がなければ内視鏡検査による追加評価と治療が必要となる。
大腸CT検査や大腸カプセル内視鏡検査によって中サイズ(6-9mm)や小サイズ(6mm未満)の大腸ポリープを認めた場合、その患者の管理は担当医が判断することになる。
先行研究によると、中小サイズのポリープが3年間で悪性腫瘍に進行するリスクは低いとされている。
さらに、中小サイズのポリープが悪性腫瘍を含んでいるリスクは極めて低い。
これら中小サイズのポリープを切除することの利点と切除時期について慎重に検討する必要があろう。
(感想)
内視鏡検査がより必要な人に内視鏡のキャパシティを振り分けるために、中小サイズのポリープについてその切除時期を検討するというのは今まであまり考えられてきませんでした。
下血や便の狭小化など臨床症状を有する患者さんの検査枠を残しておくためにも大切です。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34510684/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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