2020年08月26日
大腸CTアカデミア 内視鏡挿入不能症例に対して同日に実施する大腸CT検査の質
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こちらをご参照ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 794 −
O'Shea A, et al. Quality of same-day CT colonography following incomplete optical colonoscopy [published online ahead of print, 2020 Jul 1]. Eur Radiol. 2020;10.1007/s00330-020-06979-3. doi:10.1007/s00330-020-06979-3
今回から新しい論文を取り上げます。
論文のタイトルは
「内視鏡挿入不能症例に対して同日に実施する大腸CT検査の質」です。
大腸内視鏡検査がトータルできない場合でも、全大腸をきちんと評価することは言わずもがなですが大変重要です。
教育病院であれば上級医に術者を変更するのも有用です。
ただ、様々な原因でやはり全大腸の観察ができない場合はあります。
その場合、違うモダリティでの評価、つまり注腸X線検査や大腸CT検査を行う選択肢が考えられます。
注腸X線検査と大腸内視鏡検査では腸管前処置の方法が違うため、内視鏡挿入でできなかった時点でそのまま注腸X線検査を行おうとするとどうしても精度に課題が残ります。
現状で一番有用な代替検査法は大腸CT検査ですね。
欧州のガイドラインでも推奨されています。
大腸CT検査を行うのであれば、患者負担を考慮して同日に行うのが理想ですが、そこには課題もあります。
今回取り上げた論文はそんな同日大腸CT検査の質について検討した研究です。
次回から内容に入っていきます。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32613286/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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