2020年02月25日
大腸CTアカデミア アメリカ人の平均余命は低所得者では地域差が大きいものの、高所得者でみると地域差はほとんどない
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第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」開催延期のお知らせ
3月14日(土)開催の「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」は、新型コロナウイルス(covid 19)の感染拡大の恐れを考慮して延期することに致しました。
ご参加を予定されていた先生方には、ご迷惑をおかけしますことを心より深くお詫び
申し上げます。新たな日程が決まりましたら、改めてご連絡させていただきます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
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PubMedから、今日のつぶやき − 671 −
Chetty R. et al. The Association Between Income and Life Expectancy in the United States, 2001-2014. JAMA. 2016; 315: 1750-66.
それでは論文
「2001年から2014年の米国における収入と平均余命の関係性に関する検討」
のご紹介です。
【Fig 4】
(ラインコミュニティ限定で配信しました)
平均余命は、特に低所得者において、米国内の地域差が大きい。
Fig 4は、ニューヨーク州のニューヨーク、カリフォルニア州のサンフランシスコ、テキサス州のダラス、ミシガン州のデトロイトの平均所得別の平均余命を示している。
(補足)
縦軸が平均余命(下が70歳、上が90歳)、横軸が家計所得(左が3万ドル、右が68万ドル)です。
色別に都市が分かれており上から順にニューヨーク、サンフランシスコ、ダラス、デトロイトです。上の二つは民主党支持地域、下の二つはトランプ支持地域ですね。
(補足終わり)
低所得者では地域差が大きいものの、高所得者でみると地域差はほとんどない。
最も低所得層の男性では、これらの4つの都市で平均余命が72.3歳から78.6歳までばらついた。
最上位の所得層の男性でみると4都市間の平均余命は86.5歳から87.5歳と差が小さかった。
(感想)
高所得者層では地域差はないものの、低所得者層ではとくに中西部などで格差が大きいといえます。
格差に対する不満の一つになっている可能性もあるでしょう。
なかなか考えさせられます。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27063997
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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