2020年03月04日
大腸CTアカデミア 同じ都市、同じ地域では住む場所による余命の差は少ない!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!
1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日
2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会
(2020年6月 福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 677 −
Chetty R. et al. The Association Between Income and Life Expectancy in the United States, 2001-2014. JAMA. 2016; 315: 1750-66.
それでは論文
「2001年から2014年の米国における収入と平均余命の関係性に関する検討」
のご紹介です。
以前お送りしたFig 8と併せてごらんください。
3.環境要因
大気汚染の有無や健康的な食品が入手できないといった環境要因が死亡率に影響すると仮定すれば、裕福な人と貧しい人が明らかに違う地域で居住していなければならず、それが見られる都市部でより顕著になるはずである。
けれどもに、裕福な人と貧しい人が明確に分離(隔離)されている地域では、所得の上位4分の1の人たちと下位4分の1の人たちとで平均寿命の差はあまり見られない結果となった(P = 0.09)。
むしろより貧富間で分離した地域に住んでいた所得の下位4分の1の人たちは、平均余命が高い結果となった(r = 0.26、P = .04)。
(感想)
米国のような先進国では公害などが少なく、移動手段に困ることがないせいでしょうか?
同じ都市、同じ地域では住む場所による差はないという結果になりました。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27063997
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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