2018年08月15日
反射神経を鍛える?
スポーツのパフォーマンスの向上について考える時、よく耳にする言葉があります。それは「反射神経を鍛える」ということ。
天邪鬼な小生はこう思うわけです。「反射神経ってそもそも鍛えられるの?」と。( •᷄⌓•᷅ )੨੨
神経系は運動神経と自律神経に分類されており、そもそも「反射神経」という神経はないんですよね。運動神経(知覚と運動の神経系統)を介して筋肉を動かすというのは分かるのですが、あくまで「外部刺激が知覚され神経により伝達され筋肉が反射的に運動を起こす」という風に言われていて、それを「脊髄反射」と呼んでいます。
脊髄反射
http://kazuyama.info/post-3064/
反射神経と動体視力
http://hideyukiriha.com/archives/6648
「反射神経を鍛える事も一緒で、鍛えたい内容と同じこと、同じ条件で意識して繰り返し反復練習する事が一番の近道になります。」とあります。
ここで空手の攻防における反射行動を鍛えるという視点で考える時、上記の「鍛えたい内容と同じこと、同じ条件」をどう稽古の中に落とし込むかということが重要なんだろうなと思う次第です。
つまり、脊髄反射による合理的な攻防行動が外部刺激に対して起こるまで反復練習を行う以外にないという理屈なんでしょうね。
ただ、この「外部刺激」は相手がいないと得られないものならば、昔の沖縄の武士達はどのようにして稽古をしていたのでしょう?0(:3 _ )〜
掛け試し?変手(ヒンディー)?
型の稽古の中で鍛えるという考えならば、「限りなく高度なイメージ」による仮想相手の拳足を想定しながら型を練る(鍛錬系の型を除く)ということ?
中先生の言われる「型で稽古する」というのは、上記のような内容を包括した言葉なのかなぁなんて思う今日この頃でありんす。(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
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