2019年01月14日
大日本空手道 天之形(っ・᷄ὢ・᷅ )≡⊃))ŐдŐ)bグフォッッ!!!
ついに買ってしまいました。
『大日本空手道 天之形(復刻版)』。
榕樹書林にて税込500円。
どうも、初めて空手に関するクラシカルな出版物を買ってしまいましたかつおです。
表紙の筋骨隆々な空手家は、若かりし頃のあの江上茂先生なのだそうです。
元々の逆突きの立ち方
以前の記事強い逆突きのスタンスとは‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞oでも触れましたが、当流派における基本一本組手の原型となったであろうこの「天之形」における逆突きや受けの際のスタンスと腰の用い方が、どうにも気になってしまいましてん。
早速に中を見てみます。
内受け、外受けという言葉は見当たらず、「腕受(うでうけ?)」と表記されています。
腕受の際の立ち方は「不動立」とあり、現在指導されるような両足のつま先の向きが平行というような立ち方ではなく、現在の「後屈立ち」に似ています。
しかし、「手刀受」のところを見ると、「(注意)後屈立は不動立に似てゐるが體(「体」の旧字体)の重心を後の足で支へる心持、膝は十分に曲げる事。」とあります。
うーん、どこにも「前屈立ち」と「腰を切る(回す)」というような記載はありませんね。
逆突きの写真もナイファンチの鉤突きや平安五段の後屈逆突きを思わせる形です。
中段追突(順突き)の説明には「前屈立となり云々」という記載があるので、逆突きの立ち方とは異なるという認識のもとでの説明です。
変えたのか、変わってしまったのか
疑問なのは、どのような経緯で逆突きの立ち方も「前屈立ち」で「腰を切る」という指導体系が作られたのか。
いつ誰が、ということも興味深いですが、「なぜ」の部分がとても気になります。
体育的に大きなストロークでダイナミックに突く動きが好まれたのか?
子供にも分かりやすいように簡素化したのか?
謎は尽きませんが、「昔と変わってきていること」がいくつもあり、はっきりと「変えた」と認識されている事柄と、いつのまにか「変わってしまった」事柄が混在しているのだろうと感じました。
まだ熟読するには至っておりませんが、少し時間をかけて読んでみようと思います。
一度見てみて気付かなかった新たな発見があるかもしれません。
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