2018年09月27日
相手にとって「嫌な人」になる?( •́ .̫ •̀ )
嫌な奴、誰だってなりたくありませんね。
小生のように、自己肯定感のあまり高くない人間は、人から嫌われたりすることにとてもナイーブになってしまいますが、今日のお話はそういうことではありません。
先週の週末、例にならって合気道の稽古に参加しました。
この道場というのが、技術的なことも大いに勉強になるのですが、稽古の合間の先生のお話がとても含蓄に富んだもので、毎回なるほどなぁと唸っているかつおです。
周りが「えっ?」と振り返るくらい唸ってます。
この日のお話は、相手にとって「嫌な人」になるというタイトルを小生が勝手につけました。
中身は「護身」に関してのお話です。
例えば、不特定多数の人が集まる場所での無差別殺人を企てた犯罪者がいたとします。
自分をその犯罪者だとしたときに、犯罪者の心理として「こいつには手を出したくないな」という立居振舞はどういうものかということを考えるのは、1つの護身における考え方の切り口であるという趣旨のものです。
女性や子供やお年寄りがターゲットにされやすいのは、暴力を振るう相手にとって「イヤ」な要素が少ないとも表現できようかと思います。
逆に、筋骨隆々で、いかにも厳つい表情の男性は、積極的にターゲットにしにくいと思います。
では、みんなでベンチプレスをやりましょうというわけにはいかないでしょうから、人それぞれに望ましい立居振舞というものを考えてみるのもいいかもしれません。
また、自分がターゲットにされないばかりでなく、自分がその空間に存在することによって暴力を未然に防ぐような抑止力としての立居振舞や、空手の組手における相手にとって「嫌な奴」はどういうものかを考えることは、空手を稽古する上での大きな1つの理想の側面を持っているのかもしれません。
犯罪心理学というものを専門的に勉強するまではしなくてもいいでしょうが、「されたら嫌なこと」とか「やられたら困ること」を、一度敢えて掘り下げて考えてみる機会というのも有用なのかもと思った次第です。
こういう逆説的なアプローチというのは、実直に稽古している中では発想として出てこないので、興味深い視点だなぁとこれまたうんうん唸ってしまったわけです。
組手の稽古の中で、対峙した瞬間に「嫌だなぁ…」と感じさせる(変な意味ではなく)人が、ではどこがどの様にそう感じさせるのかというのも、よく掘り下げて観察してみようと思ったエピソードでありました。
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