2018年09月20日
Yタンメー、4分板5枚を割る!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o
小生が通う沖縄古武道を習っている道場では、当然、沖縄空手も指導してくれます。
そこにYさんという60代後半の方がいらっしゃいます。
日本の法律上の位置付けで言えば「高齢者」にあたります。
オジーと言うには若いような気がするので、敬意を込めて「Yタンメー」とでもお呼びしましょうか。
(*´∀`)
今週末に、道場のある地元のお祭りで、三線・沖縄空手・沖縄古武道のステージ演武を行うのですが、このYタンメー、なんと4分板5枚、厚さにして6センチもの杉板を何と一発で見事に割ってみせたそうです。
その日の練習には小生は参加できなかったので直接見ることはできなかったのですが、割った後の杉板の残骸を拝見すると、確かに5枚が綺麗に割られていました。
6センチの厚さはなかなかのもんです。挑戦者の心を動揺させるに十分な厚さですね。
Yタンメーは65歳から現在の道場に通い始めたそうです。
仕事柄か、背も高く腕も逞しいけれど、武道を永年やっている方の体格とはまた違う感じですね。
それまで空手の経験は全くなし。週に1〜2回程度の稽古に欠かさず参加されてきたそうで、現在は茶帯を締めて、難しい型にも挑戦し続けています。
「70歳までに黒帯受かって、孫にじいじは強いんだぞと言ってやりたい」と嬉しそうに話されている姿を見て、あぁ、空手はなんと素晴らしい可能性を秘めた武道なんだろうと感じ入りました。
若い頃から永年空手を稽古してきた方に比べれば、蹴り足は上がらないし、時々バランスを崩して危なっかしい場面もあります。たまに型の手順も奇想天外な間違え方をしたりもしますw
しかし、言い訳せずに黙々と自分の課題を分析して、先生に質問して、稽古の仕方を工夫している姿を拝見すると、若輩かつおは頭が下がる思いでいっぱいとなります。
そして、年齢も道場の歴も関係なく、若い衆みんなにやさしく、冗談を交えながら接してくれる、うちの道場になくてはならないムードメーカーでもあります。
何より、小生の入門を決定づけてくれたキーマンでもあるのです。
緊張して見学に行った際、声をかけてくれたのがこのYタンメーです。
「見学に来て正解だよ。私は人生の中で色んな人を見て来たが、ここの先生は人にものを教えるということがとても上手な人なんだ。間違いはないよ。」と。それを聞いた先生がまた嬉しそうにはにかんでいたのも印象に残っています。
あぁ、この人は本当に先生に対して信頼を置いていて、この道場になくてはならない人なんだろうなぁと直感的に思いましたね。
そんなYタンメーが、空手経験者の若者でもためらう杉板の試割りに成功したという話を聞いて、何とも嬉しい気持ちになりました。と同時に、年齢にかかわらずその人をその人らしく「強く」してくれる空手の稽古に、改めて素晴らしいと感じたエピソードでした。
Yタンメー、週末の祭りが楽しみですね♪
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