2014年09月29日
ハイブリッド車の実燃費は?カタログ値との違いは?
ハイブリッド車は、少ないガソリンでたくさん走れる低燃費というのが売りですが、カタログの燃費の数値と実際の燃費は同じになるのでしょうか?
ハイブリッド車の燃費のカタログ値は、ガソリン1リッターあたり20km後半〜30km台と、メーカーや車種によりだいぶ差はあるものの、さすがによく走るな、という数値が並びます。
現在の世界最高低燃費車のトヨタのアクアに至っては、JC08モード値でリッター37.0kmという驚異の低燃費の値がカタログ値に示されている。
ちなみに、JC08モードというのは、国土交通省が定めている自動車の燃費の測定方法の呼び名のことで、様々な車を一定の同じ基準で計測することで、車種ごとの燃費の違いを分かりやすく示しているものです。
では、実際の走行時の実燃費はどうかというと、今の燃費基準は昔よりは実燃費に近づいてはいるものの、やはりカタログ値までの低燃費にはならないようです。
見たり聞いたりする中では、世界最高低燃費車といわれるアクアでは、カタログ値リッター37kmのところ、実際の実燃費でリッター24〜28kmほどのようです。
これは、運転する人の運転の仕方や、季節的にエアコンや暖房の使用状況により、かなり燃費の差がでるのでしょうが、やはりカタログ値ほどにはなかなかいかないよです。
ですが、この燃費の数値は、従来の昔の車を乗っていた(今も乗っている)人たちにとっては、かなりの低燃費には違いない数値です。
ガソリン1リッターで20km以上走るなんて、すごいと思います。
その他には、
プリウス・・・カタログ値リッター32.6km⇒実燃費リッター20km前後。
フィットハイブリッド・・・カタログ値36.4km⇒実燃費リッター20kmほど。
などです。
(あくまで、私の周りでの見たり聞いたりのデータですので、必ずしもこのとおりではありませんが。)
いずれにしても、カタログ値よりは劣るものの、優れた低燃費には違いないなとは思いますが。
一応、この実燃費とカタログ値の違いについては、国土交通省がカタログ値のJC08モード測定の算出を決めて行っていますが、あくまでテスト走行の数値として、また、実際の測定では、条件をまったく変わらないようにするために、シャーシダイナモというテストローラー上に車を乗せての走行試験ということで、これも実際の雨が降ったり風が吹いたりの道路上の実走行とは違ってしまう要因なのかもしれません。
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