2014年09月25日
ハイブリッド車が低燃費な訳!
最近の自動車業界の人気車種といえば、ハイブリッド車に代表される低燃費の車です。
一昔前の車、10年以上たっている車、などと比べて、2〜3倍の燃費で走るのが、今の低燃費車です。
ハイブリッド車の種類も増えてきているので、いろんな用途で選べるようになってきていると思います。
そのハイブリッド車ですが、どうしてそんなに燃費がいいのかというと、
1、 電気を使って、モーターの力で車を走らせている。
2、 電気は、ガソリンエンジンで効率よく作り出している。
3、 今までブレーキで損失していた減速エネルギーを、電気エネルギーとして回収している。
4、 エンジンは必要な時以外止まっていて、無駄にガソリンを消費することがない。
などが上げられます。
ハイブリッド車では、ガソリンエンジンはどちらかというと、発電機的に使用され、エンジンで発電した電気を使って、駆動モーターで走行する、という感じです。
ただ、ハイブリッドバッテリーの充電が必要な時や、駆動力を多く要求された時(アクセルを深く踏み込んだ時など)には、必要に応じてかかったり止まったりしています。
これらの、ガソリンエンジンと電気モーターを効率よく組み合わせていることが、ハイブリッド(掛け合わせるという意味)の語源であり、特徴な訳ですが、それに加えて、さらに低燃費に大きく貢献していると思われるのが、回生ブレーキシステムだと思います。
この回生ブレーキシステムは、ブレーキで減速する時に、その減速力を発電で電気に変えてハイブリッドバッテリーに蓄えることができるシステムです。
つまり、モーターで加速に使った電気を、ブレーキ時にまた回収できてしまう、事になります。
理論的には永久に走ってられる?とも思えますが、実際には、走行抵抗や空気抵抗など、さまざまな損失分がありますので、そこまではいかないまでも、今までは、ブレーキをすり減らして捨てるしかなかったエネルギーを、回収してまた使えるのですから、すごいことだと思いますし、その分、さらに燃費も向上している訳です。
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