2015年06月16日
樹木希林さん、映画あいさつで通常禁止の観客撮影をOKし、称賛の声
女優の樹木希林さんが今日、都内で行われた映画『駆け込み女と駆出し男』(公開中)の続・大ヒット御礼舞台あいさつに出席し、イベント開始前に司会者から観客の無断撮影を禁じるアナウンスが流されましたが、樹木さんの「なんで一般の人は写真を撮っちゃいけないの? 私は悪用されても構わない」という鶴の一声で、観客の撮影が解禁されるという珍しい光景が見られました。
まさかのサービスに観客たちからも拍手があがりましたが、樹木さんは、「監督と私だけですから。男前の人がいると、事務所の問題とかあるけどね」と笑顔で語りました。観客たちが一斉にスマートフォンを構えて撮影を始めると「きょうは大丈夫です」と優しくほほ笑んでいました。
この出来事を知って、ネット上では、さすが希林さん、器が大きいという声や、芸能人は、お客に観てもらってなんぼなのに、他の多くのイベントで撮影禁止なのは、おかしいといった意見もありました。
ちょっと笑ったのは、スマホじゃなくて、◯ジカラーで撮ってあげなきゃという意見でした。
ちなみに、樹木希林さんが出演している『駆け込み女と駆け出し男』は、劇作家の故・井上ひさしさんが晩年に11年をかけて執筆した時代小説『東慶寺花だより』が原案となっていて、江戸時代に幕府公認の縁切り寺であった東慶寺を舞台に、離縁を求めて寺に駆け込んでくる女たちの聞き取り調査を行う御用宿の居候(大泉洋)が、さまざまなトラブルに巻き込まれながら、訳あり女たちの再出発を手助けしていくさまを描いた作品です。
他には、戸田恵梨香さんや、満島ひかりさん、堤真一さんなんかが出演しているようですね。
現在、観客動員数70万人を超える大ヒットとなっているそうです。
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