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2015年05月15日

実は、家康もグルだった?明智光秀の子孫が明らかにする本能寺の変の真実とは?

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今日は、今、話題となっている本の紹介です。その本とは、あの織田信長に謀叛を企てた明智光秀、その子孫が書いた『本能寺の変431年目の真実』という本です。この本は、発売から1年4カ月がたっても、なお売れ続けて、現在では、27万部を突破する驚異的な売れ行きを見せているということです。

この本の著者は明智憲三郎氏という方で、もともとは三菱電機のシステムエンジニアだったようです。国内だけでなく、海外も含めた膨大な数の文献に調べ、50年に渡る調査から導き出した結論は、これまでの定説を根底から覆すものとなっています。

その結論をざっくり言えば、光秀の出自も違えば、謀叛の動機も怨恨ではないし、徳川家康も謀叛と無関係どころか実は共犯で、秀吉も事前に謀叛の計画を知っていたから、中国大返しも実は神業でもなんでもなかったという驚きの結論になります。

では、なぜ今までの定説が、これほど受け入れられているのか。

明智氏によれば、定説は時の権力者・秀吉が、自分に都合の良いストーリーを組み立て、それに合わせてさまざまな文献の書き換えも行われ、利害が一致した家康もそのストーリーに乗り、後の時代に尾ひれがついて出来上がったものと考えられる、そして後世の学者も、なぜかそこへ乗ってしまったということです。

もし、明智氏の説が事実だとすれば、かなり面白いですね。私も歴史小説が好きで、戦国武将や、剣豪たちの小説などをかなり読みましたが、もちろん、定説をベースにしたものばかりでしたからね。

今後、さらに研究が進めば、新しい説に基づく小説なんかも出てくるかもしれませんね。

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