タイムトラベル

ウッチャンナンチャンの内村光良さんが主演するNHK BSの連続ドラマ、『ボクの妻と結婚してください。』が今晩10時から始まります。

ドラマの内容や、ドラマに懸ける内村さんの思いなどを、まとめてみました。「ボクの妻と結婚してください。」は、放送作家の樋口卓治さんの同名小説が原作となっています。実はすでに、2014年に内村さん主演で舞台化もされていて、今回家族のキャストなども舞台版と変えずにドラマ化されました。内村さんにとっては、13年ぶりの連ドラ主演となるそうです。

ドラマの内容はというと、内村さん演じる、バラエティー番組の放送作家の三村修治は、人を笑わせるのが大好きな男で「楽しい」ことを追求して仕事一筋でやってきましたが、突然、すい臓がんで余命6ヶ月と宣告されてしまいます。そこで、主人公は、家のローンを抱え、たいした貯金もないごく普通のサラリーマンの自分が、妻と息子の人生から笑顔を絶やさないために、いったい何ができるのか？と考え、残りの人生のすべてを賭けて、自分の代わりに家族を守ってくれる人、妻の再婚相手探しに奔走するという物語です。修治の妻・彩子役は、女優の木村多江さんが演じます。

内村さんのこのドラマに懸ける思いはハンパではないようで、「いままで何本かドラマや映画をやってきましたが、被害妄想かもしれないけど、『内村が演技するとコントっぽいよね』と言われているんじゃないかというコンプレックスがあって。それをこの作品で払拭したいと思った」と語っています。

内村さんのドラマの評判で、実際に、コントっぽいと言われているかどうかは分かりませんが、やはり、お笑い芸人の役者さんは、本業のイメージが強いので、それを払拭しようと思ったら、なかなか大変だろうなと思いますね。

では、ご本人の中では、満足のいく仕上がりになったんでしょうか。

内村さんによると、「役者を名乗っても恥ずかしくない。役者の仲間入りができるように頑張りたいという気持ちで臨みました。コメディーの要素もたくさんあるんですが、シリアスな場面でコントの自分とは違う自分を見せられたらいいなと思って取り組んだので、ちょっとはいままでのドラマよりも自分の中では納得できた。皆に支えられて、ひとつステップアップできたかなと思っています」と、ご本人の中では、これまでのコンプレックスをかなり払拭できる満足出来る仕上がりとなっているようです。

あとは、実際に番組を見た視聴者がどう感じるかですね。役者として、新たな境地に達した内村さんの演技に注目ですね。