タイムトラベル

ピースの又吉直樹さんがやりましたね！　第153回芥川龍之介賞の発表が先ほど行われ、又吉直樹さんの処女作『火花』が、羽田圭介氏の『スクラップ・アンド・ビルド』とともにダブル受賞を果たしました。

おめでとうございます！

『火花』は、先日の第28回三島由紀夫賞にもノミネートされ、僅差で受賞を逃したことで話題になりましたが、この芥川賞受賞でリベンジを果たしました。

この『火花』という小説は芸人である「僕」を語り手として、才気あふれる先輩芸人と過ごした濃密な青春を描いた作品で、230枚の中篇作品です。文芸雑誌「文學界」（2月号、文藝春秋）に掲載されて話題となり、3月11日には単行本化。発売から1週間で累計35万部に達するベストセラーとなりました。

今回、事前の評判では、『火花』は、先頭を追いかける第2集団にいるとされ、単独受賞ではなく、受賞作品が2作あれば、可能性があると言われていましたが、まさにその通りになりましたね。

快挙を成し遂げた又吉さんには、芸能界からツイッター上に続々と祝福の声が寄せられています。

例えば、元ＡＫＢ４８の篠田麻里子さんは「又吉さんおめでとうございます。火花読んでおいて良かった。売り切れなっちゃいそう」、芸能リポーター・井上公造氏は「又吉さん、芥川賞おめでとうございます！凄すぎます！」、タレントのビビる大木さんは「又吉おめでとー！スゴイじゃーん！」、南海キャンディーズの山里亮太さんは「ほぅ…火花が…。では、私は火種の執筆に…」とお笑い芸人として初の栄冠に、賛辞を贈っています。

また、ネット上でも、凄いという声が多数上がっています。

何か芸能人の受賞というと、素直に喜べないケースもありますが、素直に嬉しいと思えるのは、又吉さんの朴とつで、嫌味のない人柄が成せる業かもしれませんね。