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2019年03月30日
湧水河川でフライ、元町海岸でルアー
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今年初の渓流ドライフライを楽しむ
3月14日以来ほぼ2週間ぶりにブログを更新する。この間も3回ほど釣行したが、結果が出なかったために記事をボツにした。
釣行した場所は堀株川河口海岸と余別来岸海岸、それに千歳川の長都大橋下。
堀株川河口海岸は、前回のブログの通り天気さえよければ高い確率でサクラマスを手にすることが出来そう。問題は波や強風に影響される地形にあることと、ポイントが極めて狭いこと。詳しくは3月14日更新のブログを参考に。
堀株川河口海岸は、先週中頃と今週初めに訪れたが、いずれも3メートルを越える高波と長いさらしのために竿を振ることができなかった。
折角来たのだからと、河口の隣の波けしブロックで作られている堀株川港で竿を出したが、サクラマスどころかアメマスのアタリもこなかった。
ただ、釣具店の情報によれば精進川河口海岸でサクラマスが上がり始めたとのこと。
これからのショアトラウトの釣行ルートは、精進川河口海岸から北上して堀株川河口海岸に向かうのがベストなのかもしれない。
ちなみに、千歳川長都大橋下への釣行は、鮭稚魚放流により捕食活動の高まったブラウントラウトを狙っての事。ここではルアーではなく、鮭稚魚パターンのフライを用いたが、そんな簡単にヒットするほど甘くはなかった。
そんなこんなで、ブログの更新が随分遅れてしまった。そして今回、3月29日の釣行先は苫小牧郊外の湧水河川。今年に入ってから、海のルアーフィッシングで全く釣果が上がらないために、目先を変えるつもりで釣行した。
用いたのはルアーではなく、掟破りのドライフライ。ニンフやウェットではなくドライのみで川を遡った。
この渓流は、上流で温泉水が流れ込んでいる関係から真冬でも水温が10℃を下回ることはない。だから、他の川では不可能なこの時期でもドライフライで釣り上がることができる。
29日のこの湧水河川は、時折雪の舞うあいにくの天気で、午前7時の気温は4度前後。しかし水温は10度を越え、ドライフライで遡行するには全く支障がない。問題は、前日や当日に入渓したものがいるのか。そして、冬眠から目覚めた熊がどこまで活動域を広げているのか、ということ。
前者については、平日でも上流に向かう林道のゲート前に数台の車が止まっているのに、今回は1台もない。幸先良いスタートとなりそうで、テクテク上流を目指す。途中の貯水池は、いつもは底が見えているのに今回は全体の3分の2ほど満たされている。雪代の影響だろうか。
その貯水池に流れ出る堰堤の下でこの日の第1投。フライは#12のロイヤルコーチマン、この場所では大きい4番手のロッドを使用した。
上流からフライを流し込むと、小さな魚が頻繁にフライにアタックするも、針が大きすぎてヒットしない。この時期でも、これだけ魚が活性化していることに驚いた。
堰堤から上流も同じようなバイトが連続するが、針がかりはしない。今年初めてのドライフライ第1号は、堰堤から300メートルほど遡行した、2叉の流れが交差したポイント。フライには不釣り合いの10センチほどの虹鱒だったが、それでも嬉しい。
これを機にアタリが増えてきた。倒木の下流や流れの筋、えぐれの下などから反応が増す。この日の最長はそうした倒木の密集した淵から。
小さなアタリだったが、思わぬ引きの強さに苦戦しながらも上がってきたのは、30センチ余りの赤い横筋の入った虹鱒。見た目にはホウライ鱒のように感じたが、この川では初めて見る魚体。本当に虹鱒なのだろうか。
同じ魚体の魚が再びヒット、先ほどとサイズも同じだ。このサイズになると、魚体もこのように変化するのだろうか。過去にこの渓流で釣った30センチオーバーの虹鱒にはこうした特徴は見られなかったために戸惑う。
その後もヒットは続いたが、身体に付けたウェアラブルカメラの電池が切れたために、入渓から2時間半で脱渓。この日の釣果は
30センチ余りの虹鱒?2匹を竿頭に10センチ、15センチの虹鱒が7匹ほど。
ドライフライができるだけでもありがたいのに、釣果も伴って久しぶりのヒットの感触が楽しかった。
時間がまだ早いので、苫小牧市街に戻り元町海岸で竿を出した。元町海岸は地元でも有名なサクラマスポイントだ。まだ時期が早いようで、2時間ほど竿をだしたがアタリはまったく来なかった。
写真@Aまるで春のような湧水河川の流れ。貯水池は3分の2ほど埋まっていたBこの日最大の虹鱒。まるでホウライ鱒のようだC苫小牧市街地に近い元町海岸でも竿を出したが、一度もアタリはこなかった
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2019年03月14日
堀株川河口海岸でサクラマス好調
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5時半から8時までに海岸全体で5匹ヒット
2月26日に初めて釣行した泊村の堀株川河口海岸を、3月13日に再び訪ねた。前回は干潮でポイントが沖に移動、風はなかったが2メートルほどの波という悪条件だった。何しろ初めて入った場所で、勝手が分からなかった。まずは、波越えのロングキャストを繰り返す先行者の動きをじっくり観察したが、この日はまったくアタリはなかった。
その時の堀株川河口海岸の印象は「波と風がなければサクラマスが期待できそう」。遠浅で障害物がなく、思いっきりキャストできることが好印象だった。ただ、ポイントが河口から右側に100メートルほどと狭く、それを外れるとアタリは難しいというのが今回の釣行で分かった。
13日は現地到着が午前5時。河口に向かう海岸沿いの道路筋には3台ほどの車が駐車していた。まだ日の出までには1時間ほどがあり、少し仮眠していると、先行車が活動を開始。キャップライトを付けて河口方向に歩いて行った。
それに遅れてこちらも準備を開始。結局河口には5時半に到着、海岸には5人の釣人が一列に並んで竿を出していた。また、河口左岸の波消しブロックの上にも2人組の釣人が。海岸には自分も含めて8人が竿を出していたことになる。
平日にも関わらず、これだけの人手はやはり人気ポイントだからだろう。
海岸奥の草ぼうぼうの敷地には2台の車が止まっていた。また、河口左岸にも1台の車が。どこをどのようにしてこの場所に着いたのだろうか。というのも、自分が駐車した海岸線沿いの道路は泥んこ状態。初めから分かっていれば、そんな場所に止めなかったのに。
海岸では、自分も左岸の5人から少し離れた場所に立ち込んでジグミノーを遠投。ルアーは気持ちよく飛んでいく。底が砂地なので根がかりもなく、ジグミノーを思い通りに泳がすことができる。
しばらくして、30メートルほど離れた場所で竿を振っていた釣人にアタリが。近寄ってみると、40センチ前後のサクラマスだった。どういう訳か、他の釣人が立ち込んでいて、この釣人だけが陸ッパリ。遠投のためなのか、ルアーもメタルジグを使用していた
それから10分もしないうちに、今度は初めにヒットした隣の釣人に同じようなサイズのサクラマスが。やはり、ポイントが決まっているらしく、それも非常に狭い。そのポイントにルアーを底に這わせて泳がせると、波打ち際から30〜40m付近が馬の背状態となっているようで、アタリは馬の背の向こう側できているらしい。
その後、この場所では午前8時までに5本のサクラマスがヒットした。最長が40センチで、30センチ前後も交じった小型が多かった。しかし自分にはアタリはこない。入った場所なのか、それともルアーの選定ミスなのか。
サクラマスのヒットシーンを、短い時間にこれだけ多く見ることができたのは、今回が初めて。ヒットシーン自体は浜益海岸で何度も見ているが、こんなに頻度は高くはなかった。残念なのは、その場面に自分がはいっていなかったこと。
サクラマスの回遊はさらに進むものと見られる。この堀株川河口海岸は、精進川河口海岸から兜千畳敷に続くサクラマスポイントの途中にあり、これから何度も通うことになりそうだ。
写真@3月13日の堀株川河口海岸の様子AB狭いポイントに立ち込んで竿を振る釣人たち
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2019年03月12日
釣具店に堀株川河口と古平川河口のサクラマス情報
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積丹は相変わらず魚影見えず
少し古い話だが、3月に入って2回目となる釣行を7日、美国・小泊海岸と積丹・余別海岸で実施した。更新記事の遅れるほとんどの原因は釣果のないこと。せっかくブログを訪問していただいたのに、中身が無いのでは申し訳ない、という気持ちが更新記事の作成を委縮させる。
なので今回は、7日の釣行の様子のほか、プロショップかわぐちさんのHPに掲載された、道央圏のショアトラウトの直近の釣果、釧路市が3月8日から公開している「音別川のアメマス」情報を掲載する。
まず7日の釣行の様子から。日の出前の午前6時に現地に到着。途中の古平川河口では、見えるだけで5〜6人が波打ち際で竿を出していたが、小泊海岸の駐車場では1台の車しか見当たらない。
防潮堤からワンドにかけてはほとんど波はないが、自分が入ろうとしている岩場は、写真で示すように風が真正面から吹いてきて波も若干高い。サクラマスが回遊するにはそれほど条件は悪くない、と気持ちを高めて遠投。
初めはジグミノーを用いて、ミノー、メタルジグと交換する。が、どの方向に打ち込んでもアタリはこない。
特にテトラポット付近は、ルアーを巻き上げるたびに海藻がフックに絡む。もしかして最近の時化で底荒れしているのでは。
結局、小泊海岸には8時過ぎまでいたが一度のアタリもこなかった。
駐車場には新たな釣人が入ってきて、中にはゴムボートを用意して出航を待つ人もいたが、その後はどうだったのだろうか。
積丹・余別来岸海岸には9時前に到着。途中の野塚ゼロワンドは相変わらず波が高く、釣人の姿はない。来岸海岸は打って変わっての無風で、海底がはっきり見える凪状態。ここでは、きびなご餌のウキ釣りとルアーの2本立てで様子を見ることにした。
少なくとも、ウキ釣りにはアタリが来るだろうと見込んだが、2時間たっても変化なし。ルアーも広範囲に打ち込むが、それを追ってくる魚は見当たらない。
11時過ぎに竿をたたんで帰路に着いたが、途中の古平川河口は平日にも関わらず多くの釣人で埋め尽くされていた。
プロショップかわぐちさんの釣果情報
3月3日、積丹町美国の小泊海岸の砂浜で、夜明け前に1匹と、午前6時30分頃に1匹の合計2匹のサクラマス。3月5日、余市町 栄町海岸のフゴッペ川河口周辺の海岸で、早朝にサクラマス約45cm。3月4日、堀株川河口海岸で朝のうちにサクラマスが3匹釣れたとのこと。
3月3日、古平川河口海では、右側と左側で1匹ずつ(合計2匹の)40cm前後のサクラマスが釣れた。
同日、堀株川河口で朝のうちにサクラマスが2匹釣れた。
音別川のアメマス
音別町は、春の河口は降海するアメマスが群がり、夏の海岸はブルーバックのアメマスやサクラマスが回遊し、立秋の海岸はサーモンはもちろん、河口や川には砲弾型のアメマスが遡上する。釣りの愛好者にとっては、ニジマスで有名な阿寒川・湖と双璧をなす釣りのサンクチュアリとして、全国各地から多くの釣り人が訪れる町となっている。
釧路市では毎年、春と秋の音別川のアメマス情報を公開している。今年も3月8日から公開を開始した。
音別川河口
例年同様、河口一面氷結。3月に入り日中はプラス気温になってきているので、近いうちに水面が顔を出すのでは。
音別橋上流
水量は少なめで濁りはない。釣り人は見かけなかった。
写真@風が強く波もあった美国小泊海岸A積丹・来岸海岸は逆に凪状態
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2019年03月06日
堀株川河口海岸と浜益海岸への釣行
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苦戦続く道央圏のショアトラウト
3年間務めた会社を2月末で退社、今は新しい仕事に向けてエネルギーを蓄えている。前職でお世話になったSGPミュージアムの麗しき各BCさん、MSの職員さんにはこれからも陰ながら応援させていただきます。
再スタートとなるのは4月初めか。桜の開花にはまだ早くても、陽光がまぶしく春の香を乗せたそよ風が吹いているだろう。
だからと言って、それまで釣りばかりを行っている訳にはいかない。前職で受けた精神と身体のダメージの修復や、ほとんど手つかずだったブログとyoutubeの再構築に取り組もうと考えている。
しかし、身体に刻まれた傷は予想以上に深く、睡眠障害と原因の分からない微熱が今も続いている。
さて3月に入ったが、2月までの極度の不振を月替わりで挽回できるのか、という意味合いも含めて3月5日に3週間ぶりに浜益海岸に向かった。
実はブログでは更新しなかったが、2月26日に泊村の堀株川河口海岸に釣行、浜益はそれ以来1週間ぶりの釣行となる。
堀株川河口海岸の釣行を簡単に記せば、「小型のサクラマスが好調」との話に誘われ赴いたが、早朝から海岸に降り立った8〜9人のアングラーの誰も魚を手にすることができなかった。
ただ、平日にも関わらずこれだけの釣人が集まるからには、これまでそれなりの釣果があったのだろう。
ポイントは精進川河口海岸よりも狭くて、波の起こりやすい地形なので、入る場所の確保が決め手となるだろう。
今回の浜益海岸は、日の出前の6時に到着。毘砂別生活館の駐車場には先行車両が1台、2人組の釣人がすでに海岸に降り立っていた。すると間もなく1台、2台と駐車場に入ってくる。いずれもここの常連のようで、そそくさと海岸に降り立った。
この日は、前回訪れた強風と大波が嘘のように全くの凪状態。多少波のあった方が、駆け上がりや深場などのポイント判断を下せるのだが、今回は波の少ない駆け上がりがすぐ手前の場所。
ルアーは、遠投よりも泳ぎを優先して12センチのミノーを選択した。果たしてアタリはくるのか。
海岸に点在した釣人は、午前8時段階で7人ほど。チラチラと横目で、他の釣人の様子を窺いながら2時間が経過。一向にアタリは来ない。他の釣人がヒットしたのならば気分も高まるのだが、その気配はないどころか1人減り2人減りで、10時にはだだ広い海岸に自分も含めて3人しか残っていない。
昨年の浜益海岸でのサクラマスの回遊は3月初めだったらしい。それと切らべて、今年はアメマスを含めてかなり遅れているのでは。波打ち際を見ても小魚の姿は見えない。
後で調べてみたが、近郊の厚田漁港や浜益漁港、濃昼漁港などでのチカの回遊は見られていなかった。
ということは、ベイトの岸寄りが進んでいないためにアメマスやサクラマスの回遊も遅れているということだろう。
浜益海岸には、4月に入る前にもう一度釣行しようと考えている。その時は、ブログ仲間のkojiさんに会えるだろうか。
写真@A初めて訪れた堀株川海岸。小型のサクラマスが釣れているらしいが、この日は波が高く誰もヒットさせることができなかったBC3月5日の浜益海岸。写真の通り無風で凪状態の中で竿をだしたがベイトも見当たらず、海岸全体で一匹の魚も上がらなかった
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