もう少し頑張ってみよう

出資馬クロスパールの近況です。

19/6/5 　勢司厩舎

５日は軽めの調整を行いました。

「会員の皆様おめでとうございました。

不安がある中だっただけに本当に勝ててホッとしました。

正直に言えば、口向きに関しては直すことができなかったのですが、

さっそく牧場の厩舎長とも話をしていますし、

長い目で修正していければと考えています。

今日は乗ってみたのですが、

走ったなりの疲れは見られるものの大きな異常はなさそうですね。

そして、レース前と後の比較をしておこうと思い

ゲートにも行ってみたところ、発汗が目立ちすぎたり

気持ちの変動が顕著なものになることはありませんでした。

今回のレースが悪影響を及ぼしていることはなさそうなので、

そういった意味でも今後が楽しみですね。

週末あたりに放牧に出していったんリセットしてから

次走へ向けての調整を開始していきたいです」

（勢司師）





未勝利戦脱出したので放牧みたいですね。

復帰戦も気性面で問題なければいい結果を出せそうです。

出資馬クロスパールの近況です。

19/6/1 　勢司厩舎

１日の東京競馬ではややゆっくりとしたスタートも

中団後方から少しずつポジションを上げていく競馬。

直線へ向いて前に接近して早めに先頭に立つと、

後続の追い上げを封じて優勝。

「返し馬では後ろから馬が来ると

グッと力むところはありましたが、

頭の位置が天井を向くことはなく、

新馬の時と比較してもまだ我慢できている様子でした。

それでも我の強い面はあって、

ゲートの寄り付きなど気を遣いました。

ゲートの出は速くなかった上に寄られて

余計に行き脚がつきませんでしたし、

キックバックも気にしていました。

それでも周りの状況を見ながら外に出すとフォームが良くなり、

直線ではいい脚を使ってくれましたよ。

外から馬が来たらまた伸びてくれたように頑張ってくれましたが、

左の口を結構硬くしていたので、

今後もやはり精神面とハミ受けによるコントロールは

気をつけていった方が良さそうです。

今日はありがとうございました」

（丸山騎手）

「体調自体は良かったのですが、

精神状態は決して良いわけではなかったので

何とか実戦で耐えてくれたらと思っていました。

課題のゲートに関しては練習の甲斐あって問題なかったものの、

返し馬での雰囲気は決して良くなかったですね。

そこを、ジョッキーがプレッシャーのかからないよう

手綱を詰めすぎないように対応してくれたことで、

苦しさが増すことなく臨めたと思います。

それでも稽古で感じていた左の口をロックするところなどは

やはりそのまま出ていて難しかったということでしたね。

これは簡単に直るものではないので

長い目で対応していくほかなく、

これからも牧場スタッフと連携しながら

改善を図っていきたいと考えています。

今回のこの精神状態で連戦するのは得策とは思えず、

でも立場上使うしかないという状況に

追い込まれかねなかったので、

ここで勝てたことは本当に大きいですよね。

会員の皆様おめでとうござました」

（勢司師）

前走後はゲート再審査が課せられ

我慢の時を過ごすことになりましたし、

今回帰ってきてからはテンション面が

決して良くないという状況で

辛抱強さが問われる調整過程となりました。

それでも見事に対応してくれ、

これまでの苦労が報われる結果となりました。

駐立時に課題を見せることはありませんでしたが、

口向きの課題は見られましたし、

競馬へ向かう際の精神状態も

決して良いものではなかったようなので、

そのあたりを長い目で見ながら修正し、

クラスが上がっても

また頑張ってくれるように持っていければと考えています。

今後につきましてはレース後の状態を見たうえで判断していきます。





レースは１着でした。

この世代初の勝利馬になりました。

デビュー戦では２着に敗れましたが、

その時の１着馬はその後、３連勝をするくらいの強い馬でした。

競争除外もあり、精神面の問題もあったのでその点が解消すれば

未勝利脱出は可能だと思っていたので一安心ですね。

この後は放牧に出すでしょうが、

上のクラスでも十分やっていけそうです。

父親譲りの末脚を活かせるのはやはり東京コースでしょう。

おそらく今後もダート路線だと思われますが

芝での走りも見てみたいですね。

出資馬クロスパールの近況です。

19/5/30 　勢司厩舎

６月１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走いたします。



19/5/29 　勢司厩舎

２９日は美浦北Ｃコースで追い切りました

（５３秒０−３８秒１−１２秒５）。

「ゲート再試験へ向かう期間は

ゆったり過ごすことができていたこともあり、

乗りやすい状態になっていたのですが、

競馬へ向けたトレーニングを積んでいくと

やはりそういった精神状態ではいられないようで、

今回帰ってきてからは気持ちの高揚が目立ちます。

それにプラスしてハミに向かってくるバランスに課題があり、

特に左の口をなかなか離せないような走りになっているんです。

可能な限り、バランスを整えるようにしながら

体を動かしているのですが、短期間での修正は正直難しく、

このあたりは今回の調整期間だけではなく、

今後も意識しながら修正していかざるを得ません。

そのあたりのことを踏まえて今朝の追い切りを行ったのですが、

動き自体には軽さがあります。

バランス、そして当日のテンションと不安はありますが、

体調自体は悪くないと言えるので、

初戦で見せてくれたようなパフォーマンスを今回も発揮してもらい、

何とか今後につなげられるようにできればと思っています」

（勢司師）

６月１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走を予定しています。





やはり精神面がレースでは問題になりそうですが

能力はあると思います。

丸山騎手に上手く騎乗してもらって未勝利脱出を願います。

出資馬クロスパールの近況です。

19/5/23 　勢司厩舎

２２日は軽めの調整を行いました。

２３日は美浦北Ｃコースで追い切りました

（６８秒９−５３秒２−３９秒８−１４秒１）。

「１週間前はいくらか落ち着いていたのですが、

気性面の昂ぶりはあって、引き続き気になる状況です。

馬場へ向かう時の精神状態が特に良くないので、

気持ちをできる限り汲み取りながら調教へ移るようにしています。

走ることに後ろ向きになっては取り返しがつかなくなるので、

少しずつでも何とかいい状態に整えられるように心がけています。

馬場状態を考慮して時計は昨日ではなく今朝出しました。

そして、ゲートの確認もできてはいるので、

何とかいい精神状態で来週のレースへ向かえるようにしたいです」

（勢司師）

６月１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走を予定しています。

出資馬クロスパールの近況です。

19/5/15 　勢司厩舎

１５日は美浦北Ｃコースで追い切りました

（７２秒０−５５秒８−４１秒０−１３秒５）。

「先週半ばに帰厩したので早ければ週末から時計を出す考えでしたが、

今回テンションの高揚がかなり目立っていました。

この状態から強い調教を求めていくと

テンパってしまう可能性が高いと思えたので、

先週いっぱいは落ち着かせることに終始して

強い調教を行うことは控えました。

その甲斐あってか週明けにはいくらか落ち着いてきていたので、

今日から少しずつ時計を出しています。

今日は５ハロン７１〜７２秒くらいで

無理せずリラックスさせながら走らせることに徹しています。

直線だけパートナーと体を並べるようにして伸ばしましたが

動きは何ら問題ありません。

今後も精神状態をよく確認しながら調整を進めていきます。

来週だとスケジュール的に若干タイトなので、

今のところ最短で再来週のレースを目標にしていきます」

（勢司師）

今後の状況次第ではありますが、早ければ

６月１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走を予定しています。





２戦目のダメージが長引いて、

３戦目はこの時期になってしまいました。

気性面の問題がありますが、

まともに走ればいい結果が出せる馬だと思っています。

残された時間も残り少ないので、そろそろ決めて欲しいところです。

出資馬クロスパールの近況です。

19/5/9 　勢司厩舎

９日に美浦トレセンへ帰厩しました。

「天栄ではゲート再試験後の心身の状態を確認しつつ

調整をしてもらっていました。

中間に負った捻挫の影響で思惑よりも時間が掛かりましたが、

できれば好走時と同じ

ワンターンの東京で走らせたいと思っていましたし、

ひとまず間に合いそうな状態になってきたということで

トレセンへ連れて来ることにしました。

状況によっては競馬前に

ゲートの確認を行う必要があるかもしれませんから、

精神状態には特に気を付けながら進めてみます」

（勢司師）





コメントからいくと東京開催中に出走になりそうですね。

競争除外という前走から少し時間がかかりましたが

なんとか３戦目の出走になりそうです。

精神状態をなんとかすれば、

未勝利戦を勝てる能力はありそうです。

おそらく丸山騎手が騎乗してくれると思いますので

上手く騎乗してくれるんじゃないでしょうか。

出資馬クロスパールの近況です。

19/5/7 　ＮＦ天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては周回コースもしくは坂路で

ハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「引き続き状況を見ながら

周回コースや坂路に入って調教を行っています。

ここまでのところ順調に乗り込めていますね。

調教師と相談した結果、今週トレセンへ移動することになりました。

順調に行けば移動から２〜３週間で競馬ということになるでしょうが、

次は何とかゲート内で我慢し、無事スタートを切って、

初戦のようないい走りを見せてほしいと願っています。

馬体重は４３０キロです」

（天栄担当者）

出資馬クロスパールの近況です。

19/5/1 　ＮＦ天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては周回コースもしくは坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「これまで速いところを行う時は坂路を使っていましたが、

今週は馬場を使ってみることにしました。

１５−１４くらいのペースで長めにじわっと動かしてみたところ、

走りは悪くなかったですね。

今後の脚元の状態、そして精神面等の変化をよく確認しながら、

徐々に次の目標について具体化していければと考えています」

（天栄担当者）

出資馬クロスパールの近況です。

19/4/23 　ＮＦ天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「脚元の様子を慎重に見ていましたが、

若干硬さはあるものの進めていく分には

問題なさそうに思えたので、

今週は月曜日に少し強めの調教を行いました。

その後も悪くないように思えるので、

このまま進めて競馬を目指していけるようにしていきます」

（天栄担当者）

出資馬クロスパールの近況です。

19/4/16 　ＮＦ天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「先週いっぱいの様子を見る限りでは

脚元の状態に大きな変動がなかったので、

競馬へ向けて調整のピッチを上げていくことにしました。

今朝は坂路に入れて１４−１４くらいで動かしたところ、

緩ませた分だけ動きには物足りなさがあるなと思えました。

今朝勢司調教師が来場されてその動きも含めて状態を確認してもらい、

移動を含めて目標は少し先になるかもしれないなという話をしています。

といっても未勝利の期間は限られているので

悠長には構えられませんから、前向きにドンドン進めていきたいです」

（天栄担当者）