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2015年07月05日

【アクセラレート近況 7/5】

出資馬アクセラレートの近況です。

7/5  佐々木厩舎

5日の福島競馬ではスタート後はリズム重視で後方を追走するも、

直線に向いても目立った脚を使えず14着。

「ゲートで立ち上がるとか潜るなど極端にうるさくなることはなかったのですが、

まだちょっと安定しきれないようなところがありました。

道中に関しては、厩舎サイドからはあまりゴチャゴチャした走りは避けて、

外を気分良く走らせてほしいと言われていたのであの形を選択しました。

背中の感触だけでいえば本当にいいな、走るなと思えるものですが、

体の使い方や強さ、そして集中力などは、まだ子供子供していました。

モタれは気になることはなかったものの、

現状では心身共に幼いのは確かですから、

経験を積みつつより成長してきてほしいですね」

(江田照騎手)

「3歳馬同士でなおかつ51キロとハンデが魅力的ではあったのですが、

前半に無理をしない形をとっても終いの脚はもうひとつになりましたし、う〜ん…。

現状では素直にもう少し力をつけなければいけないなと感じました。

特にパドックでは牡馬、牝馬に関係なくというか、

誘導馬の前に来ると毎回鳴いていましたし、

馬っ気も出ていましたからね。

そういった気性面だけではなく、レースに行って動ききれないところもありましたし、

これからの成長も必要になるでしょう。

もちろんそれには適度に競馬を経験させつつ進めていければ理想的ではありますね。

今日の競馬場での様子は幼さが目立ったものでしたが、

普段の獣医師のチェックでは良い心臓、

エンジンを持っていると言ってもらえていますし、

今後はそれに他の面が追い付いてくれば違った走りもできるはず。

今日はいい走りをお見せできず申し訳ありませんでしたが、

まだこれからの馬だと思いますし、先を見ていきたいですね。

この後については一度栗東に戻して状態を見てからになりますが、

基本はお休みを挟んで夏の競馬を考えるか、

またはもう少し間をとって秋の始動に備えることになるでしょう」

(佐々木師)

パドックではまわりの状況に影響してしまいましたし、

競馬の中でもしっかりと動ききれない面があるなど、

心身共に粗削りなところがあったのは否めません。

それでも、能力だけで勝利を挙げた走りはインパクトがありましたし、

これから先、いろいろと噛み合えばあのような走りも見せてくれるはずですから、

焦らずじっくりと成長を促していきたいものです。

この後は馬の状態をしっかりと確認しながら、どうするか判断していきます。

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