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2021年08月31日

【レガーメダモーレ近況 21/8/28、31】

出資馬レガーメダモーレの近況です。

21/8/28  萩原厩舎

28日の新潟競馬ではスタートが決まらず後方からになり、

3角付近から押し上げていこうとしたが

思うように前との差を詰められず5着まで。

「ブリンカーを着け、

ある程度の位置から押し切る競馬をイメージしていたのですが、

スタートで後手を踏んでしまいましたね…。

ジョッキーの猛蔵曰く

“バランスが良くなく思うように出られませんでした。

この距離でスタート負けは大きかったです。申し訳ありません”

とのことでした。

確かに、精神的にもそうですが肉体的にも

そういうアンバランスなところがあるだけに

スタートがあのようになったのは致し方ないですね…。

序盤で後手を踏んだことで1200mのリズムで運べませんでした。

さらに、後半にかけてアクションが変わらなかったので、

やはり前のポジションを取れないと厳しいものがありました。

また、競馬を見ると突っ張るような動きが

2回ほどあったので、ブリンカーがもしかすると

良い作用をもたらさなかったのかもしれません。

脚元の弱さがある馬で、

レース後の様子を見ると傷をつくったりしているものですから、

この後の変化をよく確認しておきます」

(萩原師)

ブリンカーを着け、短距離仕様にして

今回のレースへトライしましたが、

スタートで思うような形で出られず、後手を踏んでしまいました。

前がそれなりに流れるところで前半はジッとしたうえで

勝負どころ手前から押し上げていこうとしたものの、

直線へ向くと頭をあげるような素振りも見せ、

思うようにギアが入っていかず

ジリジリとした伸びに留まってしまいました。

掲示板を確保してくれましたが、

前との差は開いているだけに厳しい結果となってしまいました。

優先出走権を得ましたが、脚元に弱さがあり、

ギリギリ保てているような状態にあることから

すぐの出走は難しいように思いますが、

まずは脚元の状態をよく確認したうえで

今後について検討していく予定です。



21/8/31  引退

「脚元に弱さを抱えていて、

レース後、小さな傷も作っていました。

また、全体的に見ても背腰やトモが決していい馬ではないので、

レース後の状態を慎重に確認したところ、

繋靱帯の状態は使ったことで

大きく悪化しているということはないものの反応はあり、

多少傷みが見られる状態でした。

また、レース翌日には体温が39度手前まで上がったため

血液検査を行ったところ、

傷腫れによると思われる白血球の数値の増大が確認でき、

治療を必要とする状態でした。

このような状況から連闘はできず、

また、脚元の関係からすぐの競馬を考えるのは

さすがに難しいと言わざるを得ません。

先日の競馬では掲示板を確保してくれましたが、

1200mが合っているとは言い難く、

また、喉や脚元のことを考えると

将来不安が付きまとうというのは否めないことから

クラブと相談した結果、ここで判断という結論に至りました。

預けていただけるとお話をいただいて

見に行った時からスケールが大きく、

しっかりしてくればとても楽しみと思える馬でしたが、

不安がなかなか癒えずにここまで来てしまいました。

パフォーマンスを見ていても

デビュー時とさほど変わってこなかったあたりを見ると、

今後本格化するにしても

それなりの時間を要することが想定されます。

それでも、声をかけていただいた以上、ベストを尽くしたいと考え、

最後まで可能性を諦めずに取り組んできただけに、結果を出せず、

また皆様の期待に応えることができずに悔しく思います。

誠に申し訳ございませんでした」

(萩原師)

育成が順調に進み、2歳の4月には本州へ移動して

入厩を果たすことができました。ゲート試験をパスし、

その後の乗り込みも順調にこなすことができていましたが、

息遣いに怪しさが見られるようになり、

7月の札幌戦でデビューするも、喉の苦しさから

思うようなパフォーマンスを発揮することができませんでした。

レース後、NF空港で喉の検査を行ったところ

喉頭片麻痺の診断がくだったことを受けて、

オペを施したうえで復帰を目指してきましたが、

立ち上げ時に左前脚の繋靱帯に不安を発症してしまい、

態勢を整えるために長い時間を要すことになってしまいました。

ケアしながら慎重に進めてきた結果、

3歳5月に再びトレセンへ入厩することができ、

6月下旬には復帰戦を迎えることができましたが、

前半で力んでしまうロスもあり敗退してしまいました。

脚元の兼ね合いから間を詰めて使うことが難しく、

十分なケアを施したうえで向かった3戦目でしたが、距離を詰め、

ブリンカー装着で流れにも対応しやすいようにしたものの、

残念ながら結果を出すことができませんでした。

レース後の状態、

ならびに脚元そして喉の不安があることなどを踏まえて

萩原清調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、

競走馬登録を抹消することとなりました。

会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

なお、本馬に出資されている会員の方へは追って

書面を持ちましてご案内いたします。





レースは5着でした。

そして引退も決まってしまいました。

萩原調教師はダート1200mに距離短縮して、ブリンカーを付け、

この馬の能力を引き出そうとしてくれましたが、走りを見る限り

現役を続けても勝ち上がるのは厳しそうです。

脚元、喉の問題もあるのでしょうがないですね。

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