もう少し頑張ってみよう

出資馬メイレンシュタインの近況です。

20/10/8 　勢司厩舎

７日は美浦南Ｂコースで追い切りました

（５３秒７−３８秒６−１２秒２）。

８日は軽めの調整を行いました。

「先週入厩させて少しずつ進め出していますが、

ちょっと脚元が気になりますね…。

この馬を担当していた厩舎スタッフからもちょっと浮腫みやすく

関節液が溜まることがあるという話を聞いていたので

気をつけながら動かしているものの、

なかなかスッキリとはいきません。

また、動かしたら左への張りがキツいんです。

口向きに関しては以前から課題が見られていて、

デビュー前から張りは見られていましたが、

今はその時以上に目立っている状況です。

天栄の乗り手もそのことは理解してくれていて、

デビュー前は馬具に頼っていましたが違った形で

馬が苦しがり出していたので

今回の調整時は馬具ではなく隊列などを

上手く組んで対応してくれていたことから、

精神的には苦しくなりすぎずに

帰ってきてくれたのではないかと思えるものの、

競馬を経験したからか口に対する反抗心が増し、

今のような状況になっています。

少しでも上体を起こしていい形でハミを受けさせ、

いいフォームで走らせたいのですが、

引っ張りすぎると頭が上がりすぎてしまうし、

ハミに来るからと言ってハミを外して

スピードを上げてみようとすると

それほど前へと進めないという状況になりがちです。

天栄でも美浦でも苦労している状況ですが、

これは短期間に修正していけるものではないとも言えるので、

先々まで付き合っていかなければいけない

課題と言ってもいいでしょう。

課題があるからと言ってこのままずっと修正ばかりをやっていくと

肉体的にも精神的にもコンディションの低下を招きかねませんし、

体つきなどを見るとすぐの競馬を考えてもいいくらいなので、

最短で来週かそれ以降の出走を頭に入れながら

引き続き調整にあたっていきます」

（勢司師）





体のほうは出来ているみたいなので、

使いつつ、いい方向にむかって欲しいですね。