3/21 鹿戸厩舎
21日は美浦南Wコースで追い切りました
(69秒6−53秒6−39秒5−13秒8)。
「先週の時点で息遣いがひと息に感じましたので、
レースへ向かう前にある程度ハッキリとさせておきたいと考えて
獣医師と相談して検査をすることにしました。
静止時だけでなく走っているときの状態も確認したいと思って、
それに対応できる検査を行ったんです。
その結果、気道が狭くなっていることが判明しました。
続に言う喘鳴症は弁が麻痺して
気道が狭くなってくることから起きているのですが、
この馬の場合はオペでどうこうできるものではないようで、
そういう見方で言えばちょっと辛い状況であることがわかりました。
ただし、こういった症状を持つ馬たちの中でも差はあり、
軽めのキャンターでも辛いという馬がいるようですが、
ベストヴォヤージュは14−14でも動けていたんです。
週末の調教でもそれなりに動けていました。
競馬でのトップスピードを求めていこうとすると
辛くなる可能性は正直あるのですが、
現状の中で良さを引き出していくほかありません。
もちろん気にかけるように大事に接していきますが、
前向きに調整を進め、競馬へ向かっていきたいと考えています。
喉のことを抜きにしてもちょっと立派かなと思えるので
ある程度本数はこなして競馬へ向かいたいと思い、
今朝は坂路ではなくウッドチップコースに入れて追い切りを行いました。
格上馬を相手にして動かしたのですが、最後に遅れはしたものの、
顎が上がって一杯一杯になったのではなく、
悪くないフォームで最後まで走れていました。
このまま動かしていってより良い体調に整えてレースへ送り出したです。
やりすぎることで体を減らしすぎても良くないので
バランスが大事になりますが、
早くても来週、再来週あたりの競馬を考えていきたいと思っています」
(鹿戸師)
復帰戦には向かえそうですが喉の問題がありそうです。
出資馬の中にも手術で状況が良くなった馬がいますが
ベストヴォヤージュの場合は手術できそうになさそうです。
レースで症状が出ないことを祈りたいですね。
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