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地方の闇 〜 詐偽師X 〜 1

以前、親しい友人と食事していた時、 「俺の知り合いに、とんでもないやつがいるんだけど……」 と、ある男のことを話し始めた。 男の名前を仮に X (エックス) としよう。 友人によると、 「生涯一詐欺師」 だそうである。
高校時代、X は 本、ウォークマン、スキーウエア などを万引きし、 始業前の教室の 朝市 で売りさばいていた。 また、老人を狙った ひったくり もやった。 父親は 公務員 だったが、X は 「勉強して、一流大学に入って、 公務員 になるなんて最低だ。  俺は 親父のような つまらない 人生は送らない。 世の中何でも 金 で買えるんだから、金儲けするのが 一番 手っ取り早い」 と言っていたそうである。 東京の大学に 進学 してからは、 金持ちの女子大生を騙して 財布 を抜き取り、 大学の学園祭では模擬店の店番をして 売り上げ を抜き取り、 ゲーム賭博の 店番 をして売り上げを抜き取り、 といった生活を送った。 相手にばれないように、 抜き取る 金額 や タイミング、 被害者への トーク に様々な工夫をこらすので、 友人は端で見ていて 感心 させられたそうである。 大学を卒業後、 サラリーマンを 1年 ほどで辞め、 自分で 事業 を起こし、観光運輸業などを手がけた。 中には うまく いったものもあり、 それを 売却 して、また別の事業を始めた。 結婚は、 資産家の娘 と結婚し、 いったん妻の 実家が経営 する会社の幹部に納まったが、 従業員に手をつけて、子会社を 手切れ金 に放逐されたそうである。 ひとつ所に 3年 以上住まず、 事業がうまくいくと すぐ売却 して別の事業に注ぎ込み、 資産を持たず、 いつでも 逃げられる ように生活しているという。 趣味は、 マリファナ を吸いながら クラシック音楽 を聴くこと。 その X が、 数年前 に手がけたのが 「村おこし詐欺」 である。 続く

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