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2018年10月30日

黒松内岳3(秋)

雨が降るたびに寒くなっていく季節となりました。
天気はめまぐるしく変わるので、どこか出掛けるにも天気予報のチェックと雨対策の道具は忘れられません。
1日晴れの予報となれば、どこか出かけないと損をしたような気持ちになります。
先日、晴れた日に今年3回目となる黒松内岳へ登山に行きました。
多分、今年最後になるであろう登山です。
ちょうど木々の色づきがピークで、ブナの黄葉やカエデの紅葉などなど、綺麗な景色を堪能できました。

奥に見える黒松内岳山頂を目指します。
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登山口は黄葉真っ盛り。
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6合目までの急斜面も綺麗な景色を楽しめるので苦になりません。
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秋って感じの色ですね。
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山頂からの景色はこれまた色彩豊かで楽しめました。
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というか、黄色と橙色ばっかりだけど...w
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歌才ブナ林を上から撮影できないかなぁなんて考えていましたが、遠すぎました><
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前回登った時に倒れていた山頂標識、ちゃんと直ってました。
登山道も伸びた笹などを刈ってあったり、倒木を処理したりと整備されていました。
今回も手をかけてくれている方々に感謝しつつ、気持ちの良い山行を楽しませていただきました。
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もちろん、今回の写真はPLフィルター大活躍です。
逆光になると難しいですが、順光だとはっきりと色が変わりますから、撮っていて楽しいですよ。^^

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2018年09月03日

写万部山のもう一つ(合目標識と頂上に設置された天測点)

先日登った写万部山は、登山口から登山道、山頂に至るまで見事に整備されていました。
標高497mという低山なのですが人気があるんでしょうね。

登山口周辺は広く、小さな公園のようになっていて、水場やトイレも設置されています。

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トイレは非常に綺麗で、トイレットペーパーも設置されていました。

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水は沢の水を直接引いているようで、飲用不適との看板。
うーむ...沸かしたら飲めるかな?
水は自前で用意するとしても、熊さえ出なければテントを張ってゆっくりできそうな場所です。

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公園のように整備された登山道は歩きやすく、低山ということもあるので、登山口から登りだして
数分で1合目の標識。
合目間の距離が短いため、ルンルン気分で登れちゃいます。w
以下、1〜9合目までの写真を一気に貼りますね。

1合目
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2合目
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3合目
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4合目
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5合目
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6合目
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7合目
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8合目
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9合目
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7合目、8合目の標識は風雪によって文字がなくなっていますし、8合目は斜めになっちゃってます。
風の強い日は相当なんでしょうね。
6合目から稜線を登っていくのですが、周りの低木がダケカンバだったのが新鮮でした。

頂上に着くと写万部山頂上標識の奥に見える設置物が気になります。

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天測点と書かれたプレートが埋め込まれています。
調べてみると、天文測量を行う際の基準点で、 測量機器の重量に耐えうるコンクリート製の観測台とのこと。
さらに、どの点にも側面に銘板「第何号 天測点 地理調査所」が取り付けられてるとありました。
確かに、その通りに書かれています。
写真でもよく見ると、第六号という文字も確認できます。

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現在では、もう使用されていませんが、天測点ということはここで星を観測して、
この場所の緯度経度を調べていたということですね。
確かに天体観測には最高の場所です。
ということで、今度夜にこの場所へ行ってみたいと考え始めています。


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2018年09月02日

下山〜写万部山〜

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昨日の写万部山、思った通り噴火湾を見下ろしながらの下山。
映像でも海が映り込むと綺麗ですし、なんかワクワクします。




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2018年09月01日

写万部山

昨夜、寝る前に天気予報を見て本日晴れ予報だったので、下山候補の一つ写万部山へ行くことを決めました。
地図を見ればわかりますが、噴火湾を眺めながら下山できるはずです。

下山するには登山しなければなりません。w
ということで、写万部山登山口。

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写真に見える小屋の中に登山者名簿があります。

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準備を整え登山者名簿へ必要事項を記入し、登るのですが...
ヒグマ出没中...出没注意ではなく...出没中...
鈴をつけて鳴らしながら行きまが、万が一の覚悟はしておきます。
今年は各所でヒグマが出没していると聞いていますので、朝早くの登山は避けています。

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写万部山の登山道は、見事に整備されていて公園を散歩しているかのような感覚で登れます。

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2〜3合目にアキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)が群生してたので、
当然撮影に時間を割いてしまいました。
これから紅葉の季節ですから、さらに登るのに時間がかかるんだろうなぁ...w

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5合目を過ぎると周りの木が低くなり、目指す山頂が確認でき、
6合目まで登ると、稜線に続く綺麗な一本道が見えてきます。

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ここまでくると、登ってきた樹林帯とその奥に噴火湾が見えます。

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吹く風が涼しく、景色を堪能しながら稜線を登り、あっという間に山頂到着。

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噴火湾がちゃんと湾に見え、有名な山々も確認できて楽しい風景です。

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今回、写真撮ったりして時間をかけたのに登りで1時間15分、下りで30分、
体力にも時間にも余裕が持てるので紅葉の時期にまた、ゆっくり撮影しながら登りたいです。




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2018年08月29日

下山〜黒松内岳〜

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先日、私は下山が目的で登山すると書きました。
それは相変わらずその通りで、頂上から降りる時に見える景色は、登山時の比ではありません。
だって、最高の景色が目の前に広がっていて、それを見ながら、感じながら降りるんですよ。
もちろん足元に気をつけなければなりませんが、ちょっと意識して顔を上げればいいだけです。

下山を楽しむには、やっぱり頂上からが楽しいですし、
少しでも山の頂上が森林限界を超えていれば、最高です。
頑張って頂上まで登ったご褒美と考えれば、下山も楽しくなるでしょ?w




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黒松内岳2

なんともどんよりした天気が続く中、気温は上がるが久しぶりの晴れ予報の日があったので、
黒松内岳登山へ行きました。

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スタートから4合目迄の急斜面、4〜6合目の斜面は、ただ黙々と足を前に出し一定のリズムで登ります。
さすがに気温が30度近くなると尋常ではない汗をかきますので、飲み水は忘れないようにしないとね。
しかし、水って重いからなぁ...
この日は冷たいお茶500mlを1本と、山頂でカップラーメンでも食べようと別に水500mlを持って行きました。

6〜7合目はハイキング地帯、もうスキップして歩けるくらいですので大好きです。w
7合目の標識を超えると、黒松内岳の頂が見えてきます。

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バックが青空で山頂まで緑の山、カッコイイな〜なんて思いながら撮影。
ここで「よし、山頂見えた!」って喜ぶ人と「えぇ、まだあんなに登るの?」って人に分かれるんでしょうね。
長そうに見えて登ってみると、あっという間ですけどね。w
山全体が緑に覆われていますが、9合目付近はザリザリのガレガレの部分もあります。
でも大丈夫、ロープが設置してあるので、楽々登っていけます。
毎年ロープチェックして、設置している方々に「感謝」して使わせていただきましょう。m(_ _)m

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この日、山頂に着いたら...

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頂上標識が、倒れていました。
素朴な感じの字体が彫られた木柱で、可愛らしくて好きな標識でした。
そんなに古いものには見えませんでしたが、根元が腐ってたんでしょうか、原因が気になります。

景色を堪能しつつ、お湯を沸かしにかかるのですが、今回はウィンドスクリーンを導入しました。
私が使用しているストーブがOD缶に直接つけるタイプではないので、
ウィンドスクリーンでストーブの周りをぐるっと囲んじゃえます。
風の弱い日でも、こうするだけであっという間にお湯が沸き、経済的♪。w

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この日は天気良く、遠くまで景色を見通せました。
黒松内岳は日本海と太平洋(噴火湾)を眺めることができますし、他の名だたる山々も見ることができます。

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地図や地形図を事前に確認して、黒松内岳の位置、海の位置、他の山の位置などある程度把握して
景色を見ると、山から降りたくなくなるほど楽しめますよ!
スマホのアプリ、「スーパー地形」を使えばさらに面白くなるので、オススメです。


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2018年08月25日

下山〜長万部岳〜

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登山を楽しむ方は、よく理解されていることでしょうが、
山で事故を起こさない遭難しない為、体調を整え天気を調べ、山の情報を収集し、山行に最適な道具を選び、
予定を立て、まさかの為に保険に入り.....などなど、
準備しなければならないことは山ほどあります。山だけに...
しかし、その準備自体も楽しいものです。

私自身も準備を整えて登山へ向かうのですが、多分他の方とちょっとした違いがあるかもしれません。
登山ですから山の頂を目指して登るわけですが、私の目標は山の頂上ではなく、
「山を下る行為とその際に見える景色を楽しむ」ことです。
簡単に表現すると、私の目的は「下山」なのです。

多分、長年スキーをしてきたからなのかもしれません。
スキーの場合、滑りたい斜面を滑るために登るわけですから、目的は滑り降りることです。
登りと違って、高い位置から下を眺める爽快感と滑り降りるスピード感が、
普段体感しない特別なものなので、楽しくやめられないのでしょう。
さらには、スキーの場合、滑りたい斜面が7合目にあるなら、
7合目の斜面の上まで登れば良く、山の頂上まで登らなくても良いので、
余計に頂上を目指すという意識が薄いのかもしれません。

しかし、雪のない季節ですと、特定の目的(例えば私の場合、高山植物の撮影の為とか)が無ければ、
頂上まで登ることになります。
ただ目的が下山ですので、準備段階から意識は下山にあります。
頂上から見渡す広大な景色の中へドロップインする(実際にはただ下るのですが)感覚が楽しいのです。
ほとんど妄想して楽しんでいるのに近いかもしれません。w

そんな楽しみ方をしているので登山時の意識や行動が、ちょっと違ってくるのかもしれません。
一番気にしているのは下山がメインなので、山頂にたどり着いた時点で体力、気力、身体各所など、
全てにおいて疲れ切っていてはいけないということです。
若い頃は何も考えなくてもガシガシ行けましたが、さすがに最近では無理になってきました。
持ち物をできる限り軽量化したりしてますし、登るスピードも他の方に比べると遅いはずです。

最近ふと考えるのですが、山での遭難とか事故は下山時に多いと聞きます。
日帰りでの登山で、山の頂上に立つことを目標にしている場合、
頑張って頂上に立った後、目標を達成したという安堵感や、無理をして体力を使い果たしたことで
緊張感や注意力がなくなることがあるでしょう。
そんな状態であっても日没が迫るとなれば、無理にでも下山することになってしまいます。
注意力低下、体力低下、暗闇が迫る、野営等の道具がないとなれば無謀な登山であったということになります。
子供の頃によく聞かされていた「家に着くまでが遠足」という言葉と一緒で、
安全に家に帰るには、下山の事を意識して登らなければ、本当に帰れなくなるかもしれないということです。

何度も登山をされている経験者なら、当たり前の事でしょうけど、
初めての方は、その辺りの感覚が全くのゼロでしょうから、気をつけなければなりませんね。

それならば「下山」を目的に登山をするという楽しみ方を知っていただければ、
多少なりとも、安全な登山の方法(意識)の一つとして役に立つのでは...いや、ただの変人ですね。w



お互いに安全第一で山を楽しみたいですね。(^ω^)ノ


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2018年07月29日

長万部岳のもう一つ

先日登った長万部岳、もちろん初めての山でしたので頂上までの道程を楽しんだ訳ですが、
いつも何か面白いことがないものかキョロキョロしながら歩きますし、
植物にしろ動物にしろ、気になったらしばらく撮影を始めてしまいます。
そんな登り方をするもんですから、往々にして予定している時間をオーバーします。
時間をオーバーしても大丈夫なように、余裕を持った時間設定をしており、
いつも日の入り1時間前を最終として設定するので、オーバーすることはありませんが、
一度だけ1時間オーバーしたことがありました。
それ以来、さすがに限度というものを覚えてきたように思いますw

今回もキョロキョロしながら植物を眺めたり撮影したりしながら楽しんだのですが、
一つ気になった事があり、帰って数日経った今でも気になっているので書いておきます。

林道を40分歩いて辿り着いた登山口から、登山道脇に何合目にいるか分かるように、
看板が設置されているのですが、その看板が斜めになっていたり、倒れていたり、
今にも土に取り込まれてしまいそうになっていたりしており、
それが5合目の旧鉱山跡までの林道と相まって廃道っぽさを醸し出していたわけです。
登山とは違い、探険しているような感じで楽しみながら登れました。

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一通り写真に撮ってきたのですが、お分かりの通り2合目の看板が無いのです。
多分私が見落としていたのだと思いますが、登っていた時も下山途中も、
他の看板は、写真のようなひどい状態でも、目に入ってきたわけですから、
看板が存在するなら、気がついたと思うのです。

そのことが、ちょっとですが気になっています。

ですので、秋にでも「長万部岳2合目看板を探せ」というタイトルの探険でも、
楽しんじゃおうと考えておりますw


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2018年07月28日

長万部岳

さあさあ、やっと夏らしくなってきましたよ!
夏となれば滝を目指したいのですが、その前に一つ登っておきたい山がありました。
長万部岳です。
以前登った黒松内岳のそばにあり、1日で両方を登る方が多いようです。

この日は朝から濃霧注意報が出ており、昼過ぎまで霧が濃いとのこと。
日差しがない方が涼しいだろうし、山頂に着くころにちょうど晴れるかもしれないので、
行くことにしました。

国道5号線から道道842号線へ入り、二股ラジウム温泉への分岐を真っ直ぐ進みそのまま林道へ。

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突き当たりにゲートが見え、その左下には登山届の箱。
見た感じの通り、管理されていないようで、
登山届の箱の中には特にノートがあるわけでなく、登山者各々の判断でメモを残しているようです。
ゲート手前の右脇に4〜5台の車を停められるスペースがあり、そこへ車を置き、
私も名前、住所、電話番号を書いたメモを登山届箱へ残し、登山開始。
ちなみにメモは下山時、回収しました。
管理されていないところに個人情報を置いておくわけにはいきませんからね。

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まずは林道をひたすら登っていきます。
林道ですから非常に歩きやすく、しかもそんなに斜度も感じられないので、スイスイ行けちゃいます。
途中2か所、道路が完全に流されていました。

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40分程歩くと、分岐が見えてきます。
と言っても左側は、ほぼ草に覆われて気づかないかもしれませんがw
この左側には以前、「うすゆき荘」という山小屋があったそうで、
この地点は、うすゆき荘跡地と呼ばれているようです。

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斜めに倒れた看板に登山口の文字が見えるので、以前はここが登山口だったのでしょう。
40分歩いてやっとスタート地点かよ...w
ここから右側へ伸びている林道を行くのですが、シングルトレイルと化した道に所々草が覆いかぶさり、
道自体見えない箇所もあります。

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暑いので、いつもはできるだけ使わないようにしている脚絆(スパッツ)。
さすがに草が生い茂っている中へ入るので、装着します。

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登山らしく斜度がでてきますが、以前林道だっただけあって歩きやすいです。
九十九折の道をどんどん登ると、1合目の標識。
その後も標識はあるのですがその殆どは倒れて、草に覆われており、
廃道探険しているようで、ちょっと楽しくなっちゃいました。
そのうち、開けた場所へ出ます。
「旧鉱山跡」と呼ばれている場所で、5合目にあたります。
斜めになってしまった木のテーブルと椅子。
自然の力というより、放置感の方を強く感じます。

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この5合目から、登山道になります。
進むとすぐに、今まで楽な道を歩いてきたんだな...と思わされますよw

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道が見えなくて、ちょっとワクワクしたり...w

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8合目を超えると周りの景色が木々の間から見え出して、高い場所まで来たことが実感できます。
それまで森の中を歩いてるという感じしかしませんでしたしねw

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ジャリジャリの急斜面には、ロープが設置されていますので、助かります。
一応安全のためグローブなんぞをつけて登っていきます。

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9合目を超え、いよいよ頂上だなと思ったのですが、なんか狭い...
看板もないし、なんて思いながら奥を見ると、雲の切れ間から頂上の姿が!

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なになにぃー、映画みたいじゃない?w
一人でニヤケながら奥に見える高い棒を目指して歩きます。

長万部岳山頂到着。

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結局、山頂は視界よしでしたが周りは雲に覆われ、遠くの景色は何も見ることはできませんでした。

今回、スマホアプリのスーパー地形をオフライン指定で使用し、スマホのバッテリー節約のため、
電波捜索をしないよう機内モードに設定してみました。
結局登山途中に写真や動画をバシバシ撮っていたので、バッテリーは減ってますが、
アプリでの消費はほとんど無かったようです。

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山頂から遠くの景色を見ることはできませんでしたが、山頂までの道のりが、
廃道探険みたいで楽しかったです。




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2018年06月26日

黒松内岳

これから先一週間ほど雨の天気予報なので、降り出す前に登ってきました。
平日でしたので私一人かと思っていたのですが、入林箱の中のノートを見ると、
3人ほど先に登っていました。

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最近の情報では近辺でヒグマの糞や足跡が頻繁に見つかっていたり、目撃もされているとのこと。
昔からヒグマの生息地ですから、当然熊鈴はつけていた方が良いです。

↓先月購入した熊鈴をつけて出発。


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出だしから暫く急斜面ですので、ゆっくりペースで登ることにします。

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6合目くらいから、なだらかな尾根筋を歩くので散歩気分で楽しめ、
遠くには雲がかかってますが、羊蹄山とニセコ連峰が見えますね。

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ブナ林の中を7合目まで来ると、目の前に黒松内岳の山頂部が見えてきます。

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ここから先は樹林帯を抜け、ロープが設置してあるガレ場となり、
さらには、規模は小さいながらも稜線を歩くので、
「山を登ってる」感を満喫できますよ。

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登り始めてから1時間30分ほどで山頂到着。
写真を撮ったものの、なんか寂しい...

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こうやってザックを置いて写真を撮る気持ち、なんかわかるw

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山頂で20分程景色を眺めてるうちに、雲が多くなってきたので下山。
途中にポツポツ雨が降り出したので、ジャケットとザックカバーを取りだしゆっくり下山。

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ザックカバーは、使用しているメーカー純正の物もありますが、
シート代わりにしたり、物を包んだり、場合によっては切ったり破ったりと、
色々気兼ねなく使えるので、安い物を選んでます。


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トレッキングポールは通常以外の使い方をして壊したとしても悔やまないよう、
安いモデルで軽いものを探しました。
選んだのはカーボン製で石突きのキャップはもちろん、バスケットやスノーバスケットも
同梱されており、3段階伸縮レバー式で、レバーの弛みをある程度手で調整できそうなので、
こちらを選びました。
後日1ポールテントの支柱にしようとも考えてます。


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下山途中、ギンリョウソウ(銀竜草)を発見。

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数は少なかったものの、数日経てばもう少し増えるかな?
その頃、もう一度行ってみようと思います。

標高約740mの山ですが、斜度や景色など飽きることのない道程で、
さらには近年の台風の影響か、何箇所か根ごと倒れている大きなブナの木が山道に横たわり、
アスレチック要素も含んでかなり楽しめました。
天気が良い時の山頂からの景色は、登山好きな方にはたまらないでしょう。




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