2024年11月01日
2024MLB!! 「ドジャース」史上8回目の世界一!! 大谷悲願の頂点に立つ〜!!
2024年メジャーリーグの頂上決戦は、日本時間10月31日、3 勝1敗と王手をかけていたドジャースが第5戦のシーソーゲームを制し、2020年以来4年ぶり史上8回目の世界一に輝きました!!
★ ワールドシリーズ 結果
日付(現地) 試合スコア 開催球場
10月25日 第1戦 ヤンキース3−6xドジャース ドジャー・スタジアム
10月26日 第2戦 ヤンキース2−4ドジャース ドジャー・スタジアム
10月28日 第3戦 ドジャース4−2ヤンキース ヤンキー・スタジアム
10月29日 第4戦 ドジャース4−11ヤンキース ヤンキー・スタジアム
10月30日 第5戦 ドジャース7−6ヤンキース ヤンキー・スタジアム
◆ ワールドシリーズ第5戦【ドジャース7−6ヤンキース】
ヤンキー・スタジアム
ドジャースは 0対5 と大量リードを許す展開でしたが、5 回に相手のミスから一挙に 5得点を奪って同点に。 5 対 6と1点ビハインドで迎えた 8回には 2本の犠牲フライで逆転し、そのまま 7対6 で勝利。
ヤンキースは 3連敗で追い込まれた第4戦から打線が復調したものの、あまりに痛い守備のミスで自滅。2009年以来の世界一には届きませんでした。
● 試合経過(第5戦)
2009年ワールドシリーズMVPの松井秀喜さんの始球式から始まったこの試合、ヤンキースは猛打で主導権を握ります。初回、一死1塁から3番アーロン・ジャッジがワールドシリーズ初アーチを放つと、4番ジャズ・チザムJr.も呼応して二者連続本塁打。続く2回にも7番アンソニー・ボルピーの二塁打を足がかりに、9番アレックス・バーデューゴがタイムリーを浴びせ、ドジャース先発ジャック・フラハティを1回1/3でKO。さらに3回には5番ジャンカルロ・スタントンがソロ本塁打を放ち、3回までで一挙5点を先制。
ヤンキース先発のゲリット・コールも好調。4回にはフレディー・フリーマンの大飛球を中堅手ジャッジがフェンス際で好捕するなど、守備にも助けられて4回まで失点の気配のない好投を見せました。
しかし、5回無死1塁から、平凡なセンターフライを中堅手ジャッジがエラー。さらに無死1・2塁となり、三遊間へのゴロを捌いた遊撃手ボルピーが三塁封殺を試みるも、送球がショートバウンドとなりオールセーフに。
2つのエラーで無死満塁のピンチを背負ったコールでしたが、1番大谷翔平含む2打者を連続三振に抑えて二死までこぎつけ、続く2番ムーキー・ベッツも当たり損ねの一塁ゴロに打ち取ったものの、コールが一塁ベースカバーを失念するまさかのミス。ベッツの内野安打で1点を許すと、そこから3番フリーマンと4番テオスカー・ヘルナンデスが連続タイムリーを放ち、瞬く間に試合は5対5の同点に。
その後、6回にヤンキースはスタントンの犠牲フライで1点を勝ち越し。しかし、7回にドジャースは無死満塁のチャンスを作ると、9番ギャビン・ラックスと2番ベッツの2本の犠牲フライで逆転に成功。
8回、既に6回から登板していた7番手ブレイク・トライネンが一死1・2塁のピンチを招くも、後続をライトフライと三振に打ち取って無失点に。最大のピンチを脱したドジャースは、最終回をドジャース一筋7年目、今季限りでFAとなる先発投手のウォーカー・ビューラーにスイッチ。第3戦から中1日の強行登板だったビューラーでしたが、見事なクロージングを見せて胴上げ投手に。
ドジャースは7対6でヤンキースを下し、4年ぶり8回目のワールドチャンピオンに輝きました。
◆ ワールドシリーズMVPはフリーマン!!
2020年以来史上8回目の世界一に輝いたドジャース。ワールドシリーズMVPには、5試合で20打数6安打4本塁打12打点の活躍を見せたフレディー・フリーマンが選ばれました。
フリーマンはワールドシリーズ記録となる6試合連続本塁打、12打点など、文字通り歴史に残る打棒を見せ、ドジャースの世界一に貢献。
フリーマンにとって最大のハイライトは、第1戦におけるサヨナラ逆転満塁本塁打。2対3 とリードされた10回裏二死満塁、フリーマンは初球をライトスタンドに運んで第1戦の勝利をもたらしました。第1戦の勝利からドジャースは勢いづき、一気に3連勝で王手をかけ、世界一を決めた第5戦も、4点ビハインドの 5回表二死満塁からセンター前へタイムリーを放ち、その後の同点・逆転劇を演出。
フリーマンはシーズン最終盤に負った足首の負傷を抱え、守備・走塁がままならない状態でしたが、それを感じさせないプレーでチームを鼓舞。獅子奮迅の活躍で、ドジャースを世界一へと導きました。
そしてWSでは負傷もあって打の主役はフリーマンに譲ったものの、
チームの精神的支柱となった大谷。
◆ 大谷翔平 メジャー7年目ついに悲願の世界一!!
騒動乗り越え前人未到「50−50」達成&2冠獲得「最高の1年だった」
大谷が世界の頂点に上り詰めました。今季ドジャースに加入した大谷翔平(30歳)は激動の1年を乗り越え、メジャー7年目で悲願を達成。有終の美を飾り、山本由伸投手(26歳)らチームメートと歓喜を分かち合いました。
最後の打者のバットが空を切った瞬間、声を上げ、極上の笑顔でベンチを飛び出した大谷。痛いはずの左腕を振り、マウンド付近に広がる歓喜の輪に飛び込むと、目の前にいる選手や球団スタッフを力いっぱい抱きしめました。
「ただただうれしい。ナイスゲームだった。新しいチームに来て、最高の終わり方ができて、最高の1年だった」
メジャー7年目で初めて見る山頂からの景色。ずっと大谷は笑顔。
アルコールの甘い香りのクラブハウス。4度目のシャンパンファイトは 96本のシャンパンと180本のビールが用意され「『最高』以外に言葉がない。一番格別なシャンパンファイト。もう先はないですし、存分に楽しみたい」。ビールを浴び、ゴーグルをおでこに着けたまま、大谷がはじけまくりました。
世界を驚かせ続けた1年。昨季終了後にエンゼルスからFAになり、ド軍とプロスポーツ史上最大規模の10年7億ドル(当時の為替レートで約1015億円)。チームの補強費を軽減するため、約97%にあたる6億8000万ドル(約986億円)を後払いにする前代未聞の契約。
2月末にはアリゾナのキャンプ地で結婚を電撃発表。「日本人の方です」。名前の公表は控えたものの、3月20日の韓国開幕戦の前に自身のインスタグラムで真美子夫人とのツーショット写真を公開。世間を騒然とさせました。
開幕戦を迎えた韓国では専属通訳による違法賭博事件が発覚し、球団は通訳を電撃解雇。「彼が僕の口座からお金を盗み、なおかつ、僕の周りにもウソをついていたのが結論」。大谷は警察の捜査に協力しながらプレーを続け、強い精神力で逆境をはね返しました。
昨秋の右肘手術のため、打者に専念したシーズン。打ちまくり、走りまくり、54本塁打&59盗塁を記録し、メジャー史上初の「50−50」を達成。2年連続本塁打王、初の打点王も獲得。
初めて臨んだポストシーズンでは、ワールドシリーズ第2戦の走塁で左肩を亜脱臼。痛み止めの注射を打って打席に立ち、歯を食いしばってバットを振り続けました。この日(5戦目)は4打数無安打でしたが、チームの世界一に「自分たちの野球ができたことに誇りを持っていますし、最後まで勝ち切れたというのは本当に誇りに思っています」と胸を張った大谷。
試合後のロバーツ監督の記者会見では、大谷がフリードマン編成本部長に「あと9回(ワールドシリーズ制覇を)やりましょう」と言ったことが話題に。
来季は二刀流復活を期待されているドジャーブルーの血が流れている大谷が、投打の柱となって連覇を目指します!!
★ ワールドシリーズ 結果
日付(現地) 試合スコア 開催球場
10月25日 第1戦 ヤンキース3−6xドジャース ドジャー・スタジアム
10月26日 第2戦 ヤンキース2−4ドジャース ドジャー・スタジアム
10月28日 第3戦 ドジャース4−2ヤンキース ヤンキー・スタジアム
10月29日 第4戦 ドジャース4−11ヤンキース ヤンキー・スタジアム
10月30日 第5戦 ドジャース7−6ヤンキース ヤンキー・スタジアム
◆ ワールドシリーズ第5戦【ドジャース7−6ヤンキース】
ヤンキー・スタジアム
ドジャースは 0対5 と大量リードを許す展開でしたが、5 回に相手のミスから一挙に 5得点を奪って同点に。 5 対 6と1点ビハインドで迎えた 8回には 2本の犠牲フライで逆転し、そのまま 7対6 で勝利。
ヤンキースは 3連敗で追い込まれた第4戦から打線が復調したものの、あまりに痛い守備のミスで自滅。2009年以来の世界一には届きませんでした。
● 試合経過(第5戦)
2009年ワールドシリーズMVPの松井秀喜さんの始球式から始まったこの試合、ヤンキースは猛打で主導権を握ります。初回、一死1塁から3番アーロン・ジャッジがワールドシリーズ初アーチを放つと、4番ジャズ・チザムJr.も呼応して二者連続本塁打。続く2回にも7番アンソニー・ボルピーの二塁打を足がかりに、9番アレックス・バーデューゴがタイムリーを浴びせ、ドジャース先発ジャック・フラハティを1回1/3でKO。さらに3回には5番ジャンカルロ・スタントンがソロ本塁打を放ち、3回までで一挙5点を先制。
ヤンキース先発のゲリット・コールも好調。4回にはフレディー・フリーマンの大飛球を中堅手ジャッジがフェンス際で好捕するなど、守備にも助けられて4回まで失点の気配のない好投を見せました。
しかし、5回無死1塁から、平凡なセンターフライを中堅手ジャッジがエラー。さらに無死1・2塁となり、三遊間へのゴロを捌いた遊撃手ボルピーが三塁封殺を試みるも、送球がショートバウンドとなりオールセーフに。
2つのエラーで無死満塁のピンチを背負ったコールでしたが、1番大谷翔平含む2打者を連続三振に抑えて二死までこぎつけ、続く2番ムーキー・ベッツも当たり損ねの一塁ゴロに打ち取ったものの、コールが一塁ベースカバーを失念するまさかのミス。ベッツの内野安打で1点を許すと、そこから3番フリーマンと4番テオスカー・ヘルナンデスが連続タイムリーを放ち、瞬く間に試合は5対5の同点に。
その後、6回にヤンキースはスタントンの犠牲フライで1点を勝ち越し。しかし、7回にドジャースは無死満塁のチャンスを作ると、9番ギャビン・ラックスと2番ベッツの2本の犠牲フライで逆転に成功。
8回、既に6回から登板していた7番手ブレイク・トライネンが一死1・2塁のピンチを招くも、後続をライトフライと三振に打ち取って無失点に。最大のピンチを脱したドジャースは、最終回をドジャース一筋7年目、今季限りでFAとなる先発投手のウォーカー・ビューラーにスイッチ。第3戦から中1日の強行登板だったビューラーでしたが、見事なクロージングを見せて胴上げ投手に。
ドジャースは7対6でヤンキースを下し、4年ぶり8回目のワールドチャンピオンに輝きました。
◆ ワールドシリーズMVPはフリーマン!!
2020年以来史上8回目の世界一に輝いたドジャース。ワールドシリーズMVPには、5試合で20打数6安打4本塁打12打点の活躍を見せたフレディー・フリーマンが選ばれました。
フリーマンはワールドシリーズ記録となる6試合連続本塁打、12打点など、文字通り歴史に残る打棒を見せ、ドジャースの世界一に貢献。
フリーマンにとって最大のハイライトは、第1戦におけるサヨナラ逆転満塁本塁打。2対3 とリードされた10回裏二死満塁、フリーマンは初球をライトスタンドに運んで第1戦の勝利をもたらしました。第1戦の勝利からドジャースは勢いづき、一気に3連勝で王手をかけ、世界一を決めた第5戦も、4点ビハインドの 5回表二死満塁からセンター前へタイムリーを放ち、その後の同点・逆転劇を演出。
フリーマンはシーズン最終盤に負った足首の負傷を抱え、守備・走塁がままならない状態でしたが、それを感じさせないプレーでチームを鼓舞。獅子奮迅の活躍で、ドジャースを世界一へと導きました。
そしてWSでは負傷もあって打の主役はフリーマンに譲ったものの、
チームの精神的支柱となった大谷。
◆ 大谷翔平 メジャー7年目ついに悲願の世界一!!
騒動乗り越え前人未到「50−50」達成&2冠獲得「最高の1年だった」
大谷が世界の頂点に上り詰めました。今季ドジャースに加入した大谷翔平(30歳)は激動の1年を乗り越え、メジャー7年目で悲願を達成。有終の美を飾り、山本由伸投手(26歳)らチームメートと歓喜を分かち合いました。
最後の打者のバットが空を切った瞬間、声を上げ、極上の笑顔でベンチを飛び出した大谷。痛いはずの左腕を振り、マウンド付近に広がる歓喜の輪に飛び込むと、目の前にいる選手や球団スタッフを力いっぱい抱きしめました。
「ただただうれしい。ナイスゲームだった。新しいチームに来て、最高の終わり方ができて、最高の1年だった」
メジャー7年目で初めて見る山頂からの景色。ずっと大谷は笑顔。
アルコールの甘い香りのクラブハウス。4度目のシャンパンファイトは 96本のシャンパンと180本のビールが用意され「『最高』以外に言葉がない。一番格別なシャンパンファイト。もう先はないですし、存分に楽しみたい」。ビールを浴び、ゴーグルをおでこに着けたまま、大谷がはじけまくりました。
世界を驚かせ続けた1年。昨季終了後にエンゼルスからFAになり、ド軍とプロスポーツ史上最大規模の10年7億ドル(当時の為替レートで約1015億円)。チームの補強費を軽減するため、約97%にあたる6億8000万ドル(約986億円)を後払いにする前代未聞の契約。
2月末にはアリゾナのキャンプ地で結婚を電撃発表。「日本人の方です」。名前の公表は控えたものの、3月20日の韓国開幕戦の前に自身のインスタグラムで真美子夫人とのツーショット写真を公開。世間を騒然とさせました。
開幕戦を迎えた韓国では専属通訳による違法賭博事件が発覚し、球団は通訳を電撃解雇。「彼が僕の口座からお金を盗み、なおかつ、僕の周りにもウソをついていたのが結論」。大谷は警察の捜査に協力しながらプレーを続け、強い精神力で逆境をはね返しました。
昨秋の右肘手術のため、打者に専念したシーズン。打ちまくり、走りまくり、54本塁打&59盗塁を記録し、メジャー史上初の「50−50」を達成。2年連続本塁打王、初の打点王も獲得。
初めて臨んだポストシーズンでは、ワールドシリーズ第2戦の走塁で左肩を亜脱臼。痛み止めの注射を打って打席に立ち、歯を食いしばってバットを振り続けました。この日(5戦目)は4打数無安打でしたが、チームの世界一に「自分たちの野球ができたことに誇りを持っていますし、最後まで勝ち切れたというのは本当に誇りに思っています」と胸を張った大谷。
試合後のロバーツ監督の記者会見では、大谷がフリードマン編成本部長に「あと9回(ワールドシリーズ制覇を)やりましょう」と言ったことが話題に。
来季は二刀流復活を期待されているドジャーブルーの血が流れている大谷が、投打の柱となって連覇を目指します!!
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投稿者:toocheebase|06:58|メジャー情報
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