2019年12月02日
メジャーリーグ「2010年代最高の選手」は一体誰だ〜!?
日本プロ野球、そしてメジャーリーグも2019年のシーズンが終了し、2010年にスタートした「2010年代」が残り1ヶ月で幕を閉じようとしています。
そんな中、MLB公式サイトでは、ウィル・レイッチが「2010年代最高の選手」と題してトップ10を選出していますので紹介します。
尚、ランキングではデータサイトの「Baseball Reference」や「FanGraphs」が算出しているWARを重視しつつも、各選手が残した実績や球界に与えたインパクトなどを考慮したものとなっています。
※ WAR=選手の打撃・走塁・守備・投球を総合的に評価し、そのポジションの代替可能選手(控え選手)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか を表す指標で、野手も投手も同じ土俵で序列化することができる。
では早速、下位から順番にみていきます。
★ メジャーリーグ「2010年代最高の選手」 トップ10
10位 ホセ・アルトゥーベ (ヒューストン・アストロズ)
・ 身長/体重/年齢 168cm/76.2kg/29歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投右打 ・出身地 ベネズエラ・ボリバル共和国
2010年代の通算WARでは、ロビンソン・カノー(メッツ)がアルトゥーベを大きく上回っていますが、レイッチは「(身体が小さい)彼の成功は、野球がみんなのものであることを思い出させてくれた」として、アルトゥーベをトップ10の最後の枠に選出しました。
9位 クリス・セール (ボストン・レッドソックス)
・ 身長/体重/年齢 198cm/83kg/30歳
・ ポジション 投手 ・投打 左投左打 ・出身地 米 フロリダ州
2010年デビュー以来、メジャー屈指の奪三振マシンとして活躍を続けており、今季で7年連続投球イニングを上回る200奪三振以上をマーク。
8位 バスター・ポージー (サンフランシスコ・ジャイアンツ)
・ 身長/体重/年齢 185cm/96.2kg/32歳
・ ポジション 捕手 ・投打 右投右打 ・出身地 米ジョージア州
若き正捕手として2010年、2012年、2014年とチームを3度のワールドシリーズ制覇に導いており、2009年メジャーデビュー以来捕手というポジションで5度の打率3割超えをマーク。
7位 ミゲル・カブレラ (デトロイト・タイガース)
・ 身長/体重/年齢 193cm/113kg/36歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投右打 ・出身地 ベネズエラ・ボリバル共和国
2012年にメジャー45年ぶりとなる三冠王の偉業を成し遂げており、通算打撃成績は2815安打、477本塁打、1694打点をマーク。
6位 エイドリアン・ベルトレイ (テキサス・レンジャーズなど) 2018年引退
・ 身長/体重/年齢 180.3cm/99.8kg/40歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投右打 ・出身地 ドミニカ共和国
2018年限りで引退するまで、攻守両面でハイレベルな活躍を続け、メジャー通算打撃成績は3166安打、477本塁打、1707打点をマーク。
5位 ジョーイ・ボット (シンシナティ・レッズ)
・ 身長/体重/年齢 188cm/99.8kg/36歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投左打 ・出身地 カナダ
2010年代の通算出塁率.428は、あのケン・グリフィーJr.(元マリナーズなど)のキャリアハイを上回っており、メジャー歴代2位の連続20試合複数打席出塁記録や、2010年にはナリーグMVPを獲得。
4位 マックス・シャーザー (ワシントン・ナショナルズ)
・ 身長/体重/年齢 191cm/97.5kg/35歳
・ ポジション 投手 ・投打 右投右打 ・出身地 米 ミズーリ州
サイ・ヤング賞3 回獲得(2013年、2016年、2017年) 、ノーヒットノーラン2 回を記録。
メジャー通算12年で170勝89敗、2290イニング2692奪三振、防御率3.20、WHIP 0.90をマーク。
3位 ジャスティン・バーランダー (ヒューストン・アストロズ)
・ 身長/体重/年齢 196cm/102kg/36歳
・ ポジション 投手 ・投打 右投右打 ・出身地 米 バージニア州
サイ・ヤング賞2 回獲得(2011年、2019年) 、ノーヒットノーラン2 回を記録。
メジャー通算15年で225勝129敗、2982イニング3006奪三振、防御率3.33、WHIP 1.14をマーク。
2位 クレイトン・カーショー (ロサンゼルス・ドジャース)
・ 身長/体重/年齢 193cm/103.4kg/31歳
・ ポジション 投手 ・投打 左投左打 ・出身地 米 テキサス州
サイ・ヤング賞3 回獲得(2011年、2013年、2014年) 、ノーヒットノーラン1 回を記録。
メジャー通算12年で169勝74敗、2274.2イニング2464奪三振、防御率2.44、WHIP 1.01をマーク。
2位から4位にはメジャーを代表する好投手3人がWARの順番にランクインしました。
そして文句なしの1位に選出されたのは、大谷翔平の同僚として日本でもお馴染みの
1位 マイク・トラウト (ロサンゼルス・エンゼルス)
・ 身長/体重/年齢 188cm/106.6kg/28歳
・ ポジション 外野手 ・投打 右投右打 ・出身地 米 ニュージャージー州
3度のアメリカン・リーグMVP、7度のシルバースラッガー賞、8度のオールスター・ゲーム選出と残してきた実績も圧倒的ですが、メジャー定着が2012年であるにも関わらず、2010年代の通算WARでは2位に13以上の大差をつけており、トラウトがナンバーワンであることに異論を挟む余地はないでしょう。
また今季は「200本塁打&200盗塁」を28歳24日で達成して、アレックス・ロドリゲスの29歳31日を大幅に更新し、史上最年少記録を達成。
通算では2011年にデビューしてメジャー9年で1324安打、285本塁打、803打点、200盗塁、打率.305をマークしています。
以上 錚々たるメンバーが名を連ねていますが、今年現役を引退したイチローは2001年メジャーデビューですので2000年代の最高選手としてこのような特集があればランクインしていたとおもわれます。
そして来年幕開けとなる次の2020年代のスター選手の顔ぶれはどうなっていくのか。
その中に日本人メジャーリーガーが入っていることを期待しています!!
そんな中、MLB公式サイトでは、ウィル・レイッチが「2010年代最高の選手」と題してトップ10を選出していますので紹介します。
尚、ランキングではデータサイトの「Baseball Reference」や「FanGraphs」が算出しているWARを重視しつつも、各選手が残した実績や球界に与えたインパクトなどを考慮したものとなっています。
※ WAR=選手の打撃・走塁・守備・投球を総合的に評価し、そのポジションの代替可能選手(控え選手)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか を表す指標で、野手も投手も同じ土俵で序列化することができる。
では早速、下位から順番にみていきます。
★ メジャーリーグ「2010年代最高の選手」 トップ10
10位 ホセ・アルトゥーベ (ヒューストン・アストロズ)
・ 身長/体重/年齢 168cm/76.2kg/29歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投右打 ・出身地 ベネズエラ・ボリバル共和国
2010年代の通算WARでは、ロビンソン・カノー(メッツ)がアルトゥーベを大きく上回っていますが、レイッチは「(身体が小さい)彼の成功は、野球がみんなのものであることを思い出させてくれた」として、アルトゥーベをトップ10の最後の枠に選出しました。
9位 クリス・セール (ボストン・レッドソックス)
・ 身長/体重/年齢 198cm/83kg/30歳
・ ポジション 投手 ・投打 左投左打 ・出身地 米 フロリダ州
2010年デビュー以来、メジャー屈指の奪三振マシンとして活躍を続けており、今季で7年連続投球イニングを上回る200奪三振以上をマーク。
8位 バスター・ポージー (サンフランシスコ・ジャイアンツ)
・ 身長/体重/年齢 185cm/96.2kg/32歳
・ ポジション 捕手 ・投打 右投右打 ・出身地 米ジョージア州
若き正捕手として2010年、2012年、2014年とチームを3度のワールドシリーズ制覇に導いており、2009年メジャーデビュー以来捕手というポジションで5度の打率3割超えをマーク。
7位 ミゲル・カブレラ (デトロイト・タイガース)
・ 身長/体重/年齢 193cm/113kg/36歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投右打 ・出身地 ベネズエラ・ボリバル共和国
2012年にメジャー45年ぶりとなる三冠王の偉業を成し遂げており、通算打撃成績は2815安打、477本塁打、1694打点をマーク。
6位 エイドリアン・ベルトレイ (テキサス・レンジャーズなど) 2018年引退
・ 身長/体重/年齢 180.3cm/99.8kg/40歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投右打 ・出身地 ドミニカ共和国
2018年限りで引退するまで、攻守両面でハイレベルな活躍を続け、メジャー通算打撃成績は3166安打、477本塁打、1707打点をマーク。
5位 ジョーイ・ボット (シンシナティ・レッズ)
・ 身長/体重/年齢 188cm/99.8kg/36歳
・ ポジション 内野手 ・投打 右投左打 ・出身地 カナダ
2010年代の通算出塁率.428は、あのケン・グリフィーJr.(元マリナーズなど)のキャリアハイを上回っており、メジャー歴代2位の連続20試合複数打席出塁記録や、2010年にはナリーグMVPを獲得。
4位 マックス・シャーザー (ワシントン・ナショナルズ)
・ 身長/体重/年齢 191cm/97.5kg/35歳
・ ポジション 投手 ・投打 右投右打 ・出身地 米 ミズーリ州
サイ・ヤング賞3 回獲得(2013年、2016年、2017年) 、ノーヒットノーラン2 回を記録。
メジャー通算12年で170勝89敗、2290イニング2692奪三振、防御率3.20、WHIP 0.90をマーク。
3位 ジャスティン・バーランダー (ヒューストン・アストロズ)
・ 身長/体重/年齢 196cm/102kg/36歳
・ ポジション 投手 ・投打 右投右打 ・出身地 米 バージニア州
サイ・ヤング賞2 回獲得(2011年、2019年) 、ノーヒットノーラン2 回を記録。
メジャー通算15年で225勝129敗、2982イニング3006奪三振、防御率3.33、WHIP 1.14をマーク。
2位 クレイトン・カーショー (ロサンゼルス・ドジャース)
・ 身長/体重/年齢 193cm/103.4kg/31歳
・ ポジション 投手 ・投打 左投左打 ・出身地 米 テキサス州
サイ・ヤング賞3 回獲得(2011年、2013年、2014年) 、ノーヒットノーラン1 回を記録。
メジャー通算12年で169勝74敗、2274.2イニング2464奪三振、防御率2.44、WHIP 1.01をマーク。
2位から4位にはメジャーを代表する好投手3人がWARの順番にランクインしました。
そして文句なしの1位に選出されたのは、大谷翔平の同僚として日本でもお馴染みの
1位 マイク・トラウト (ロサンゼルス・エンゼルス)
・ 身長/体重/年齢 188cm/106.6kg/28歳
・ ポジション 外野手 ・投打 右投右打 ・出身地 米 ニュージャージー州
3度のアメリカン・リーグMVP、7度のシルバースラッガー賞、8度のオールスター・ゲーム選出と残してきた実績も圧倒的ですが、メジャー定着が2012年であるにも関わらず、2010年代の通算WARでは2位に13以上の大差をつけており、トラウトがナンバーワンであることに異論を挟む余地はないでしょう。
また今季は「200本塁打&200盗塁」を28歳24日で達成して、アレックス・ロドリゲスの29歳31日を大幅に更新し、史上最年少記録を達成。
通算では2011年にデビューしてメジャー9年で1324安打、285本塁打、803打点、200盗塁、打率.305をマークしています。
以上 錚々たるメンバーが名を連ねていますが、今年現役を引退したイチローは2001年メジャーデビューですので2000年代の最高選手としてこのような特集があればランクインしていたとおもわれます。
そして来年幕開けとなる次の2020年代のスター選手の顔ぶれはどうなっていくのか。
その中に日本人メジャーリーガーが入っていることを期待しています!!
【メジャー情報の最新記事】
投稿者:toocheebase|13:58|メジャー情報
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