2017年01月24日
上手い事と強い事
少年サッカーって『強さ』と『上手さ』と言う2つの異なる物差しを使って、親御さん達は観ている方が多いのかなって思います。
あのチームは強いとか、あの子は上手いとか・・・良く耳にしますよね。
上手いに越した事は無いのですが、それが強さに結び付くとは限らないのがサッカーの難しい所でしょうか。
即席であっても、上手い子だけを集めてチームを作れば、何となく強そうなチームが出来上がりそうな気はします。
実際、強いんでしょうね。(^^;
これは、チームとしての強さと言うよりも1人1人の強さ・・・そう言えます。
選抜チームなんかは、そう言った類です。
ですから、時としてクラブや少年団等のチームに負けてしまう事だってあります。
この場合は、チームとしての強さに破られたと言えるのかと思います。
上手いと言う事が、強いと言う事を保証してくれないのは、サッカーがチームスポーツだからなんでしょうね。
その上、コンタクトスポーツである事も原因なのかも知れませんね。
1人で行う訳ではありませんから、どうしても他のプレイヤーの干渉を受けてしまいます。
ですから、練習でどんなに上手に出来ても試合では力を発揮できない子も現れて来ます。
本当の意味で上手いと言って良いのは、試合で力を発揮出来る子・・・と言う事になるでしょうか・・・。
ただ、それでも仲間との連携が出来なければ、これもまたサッカーが上手いとは評価されない事があります。
個人プレイでゴリゴリ行く子は、観ていても面白いし、凄いなって思いますが、やはり限界があります。
余程の化け物で無い限り、1人でチームを勝利に導くと言う事は難しいものです。
ただ、こう言う子は強いと評価される事はあります。
個人の能力としては高い事が多いんです。
後は、周囲との協力・・・チームプレイさえ出来れば・・・言う事無しなんですけどね。(^^;
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チームとしての上手さを感じる事もあります。
よく連携出来ているチームです。
流れる様なパス回しに子供達もヘトヘトになりながらボールを追いかけている事も有りますね。(^^;
本当に観ていても上手だなって思いますよね。
人が次から次へ現れて来る・・・そんな印象を受けさえします。
サッカーの上手い子達です。
クラブチームなんかは、こう言ったチームが多い様に思います。
でも、だからと言って強いとも言い切れないんですよね。
1人1人のレベルは大した事ないのに、勝ちまくるチームもあります。
こう言うチームは強いチームと呼ばれる事があります。
出来れば対戦を避けたいチームでしょうか・・・。(^^;
上手では無い分、自分達の長所と短所が理解出来ている様にも見えます。
周囲と協力し合って、何とか自分達の短所を補い合おうと一生懸命プレイしているのが観ていて分かります。
余裕なんて微塵も感じさせないチームでもありますが・・・競り勝つチームでもあります。
大物食いなんて呼ばれるチームには、こう言うチームが多いですかね。
少年団の目指す所は、先ずここなのかなって思う時もあります。(^^;
上手さと強さは、似て非なる物ですから、どちらも身に纏える事が理想ではあります。
ただ、生き残って行くのは・・・やはり、強い方なんだと思いますよ。
サッカーが勝負の世界である以上、勝った方が強いのです。
つまり、結果で評価されてしまう事が多いんですよね。
1対1の強さ、勝負強さ、球際の強さ、色々な強さがありますが、これらを多く身に付ける事が出来るのは、本当に一握りの子達なんだと思います。
同時に上手さも追い求めなければなりません。
ただ、ボールが上手に扱えるだけではダメなんですよね。
周りとの上手な関わり合い方も身に付けて行かないといけません。
人を使う事、人に使われる事、ポジショニング、状況判断・・・色々と1人では身に付けられない事もあります。
そう言った物もドンドン身に付けて行かないといけません。
それが、強さを安定した物にしてくれる筈です。
それでも、上には上がいます。
常に強さや上手さを追い求めなければいけないんですね。
これで、十分なんて終着点は用意されていません。
それを決めるのは、子供達自身なんですよね。
歩みを止めた時が、プレイヤーとしてのその子のサッカーの終着点となるんだと思います。
何処まで行けるか、見届けてあげて下さい。
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この記事へのコメント
ご覧の通り・・・暇ですので。(笑)
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>小学2年の次男も友達&長男の影響か野球の道ではなくサッカーの道へと進むようです…(今回も親の熱意が不足でした)
目論見は失敗に終わりましたか・・・。(笑)
>そこでスクールは必要か否かと判断に悩んでおります。
確かに悩む所ではありますかね。
スクールは、サッカーに親しむ場所だと思っています。リフティングの様な物でしょうかね。
リフティングが上手に出来る様になったからと言って、サッカーが上手になったとは限らないですよね。
スクールに通ったからと言って、サッカーが上手になるとは限らないのです。
上手い子の中には、スクールに通っている子もいますね。
でも、スクールに入る前からそこそこ上手だった子が多いのですよね。
学習塾に似てますよ。元々、成績が良い子が通えば更に成績を上げたり、維持する事が出来ますが、成績が振るわない子が通っても、多くの場合成績に大した変化は見られませんよね。(汗)
親がやらせるのではダメだって事ですよね。
あくまでも、子供が楽しいと思って通ってくれないと・・・。
ただ、スクールは怒鳴られたり、罵られたりと言う事は、先ずない筈です。
サッカーと言う物を楽しむ事には特化しているとは言えますかね。
その楽しさの中で、上手くなって行く子は確かにいます。
でも、そうならない子も確かにいます。(^^;
まだ何も分らない2年生なら、挑戦してみても良い頃かも知れませんよね。
スクールも指導者の腕前に左右される所がありますから、良いとも、悪いとも言えなんですよね。
>親としてはできるだけサッカーと長く付き合って将来のコミュケーションに役立てばの思いとともに、我が子に描く選手像が上手いよりも強い選手のようです…(親の身勝手ですかね)
サッカーと長く付き合う為に必要なのは、やはり個の技量ですよ。
上手い人は、年取っても上手いですもの。
そう言う個を作り上げる為にスクールと言う選択はありなんだと思いますよ。
少年団やクラブでは、その点が十分とは言えないんですよね。
チームとしての強さを優先するので。
実際、スクールと掛け持ちの子は、そう言う事もあって通っている様です。
役割分担としては、個を作る所がスクールでもあるんですよね。
そして、やはり時間が掛かるんですよ。個を作り上げるには。今がチャンスと言えばチャンスかも知れませんがね。
どう言うスクールなのか、情報収集をちゃんと行なって納得した上で・・・なら、良いんじゃないですかね。ダメ元でも。
また、コメント下さいね!
小学2年の次男も友達&長男の影響か野球の道ではなくサッカーの道へと進むようです…(今回も親の熱意が不足でした)
そこでスクールは必要か否かと判断に悩んでおります。
長男はチームでCBを任され何かというとバックパスを多用し消極的でした。
親として物足りなく、消極的なのは足下の技術に自信がないから?と思い。
高学年からスクールに通わせてみました、
が、目に見えた効果も感じ取れないまま卒団となります。
タイミング遅かったのか?本人の資質なのか?
わかりませんがスクールに対し疑問があり、モヤモヤしている現在です。
親としてはできるだけサッカーと長く付き合って将来のコミュケーションに役立てばの思いとともに、我が子に描く選手像が上手いよりも強い選手のようです…(親の身勝手ですかね)