という訳で今回はCigars-of-Cubaでしか見たことの無いドミニカンブランドCIBAOです。
　スイスの著名なクライアント達とホテルの為のみに巻かれたという以外特に情報はなく、ドミニカ産高級葉巻煙草の産地Cibao Balleyの葉を使っているのかな？　と考えています。
　詳細をcocにメールで問い合わせたものの華麗にスル〜〜♪
　ま、いいんすけどね( ￣-￣)ﾄｵｲﾒ

　coc取り扱いビトラは現在5種類。
　そのうち購入したのは最小サイズのCIBAITOSとPANATELASです。

　CIBAITOSは25本入りで44ドル。
　PANATELASが10本入りで44ドル。

　coc取り扱いのプレミアムシガーの中では格安で、スイスのホテル向けに作られた物なので味も良いに違いないと前から気になっておりました。



　到着直後の様子はこんな感じ。
　厳重な梱包の中に可愛らしいCIBAITOSの箱と平べったいPANATELASの箱。
　ロメオのクラブは送料浮かす為(100ドル以下の注文だと送料が発生)のおまけみたいなもんです。
　箱を開けるとシナモンと花を掛け合わせた様な甘い香り。
　着香かと思いましたが味には影響ありませんでした。
　ただ、この香りは他の葉巻に割と付きます（汗
　特にPANATELASとその箱に入ってたシダーシート。より匂いが付いてます。
　ランセロみたいで格好良いPANATELASなんですが、ちょっと保管に困りますね……。

　さてまずCIBAITOS。


　サイズは125mm x 11.91mmとちょっと長目のプリトスといった感じです。
　重量は4g前後。
　到着した荷物にインボイスが無く、発送票の品名にCigarと共に総重量のみでした。
　ですのでCIBAITOSもPANATELASも重量は不明です（汗
　これもcocに問い合わせたんですがスル〜〜〜〜♪
　……対応はこんなもんなんですねぇ。

　味はダビドフ・アンバサドリスとジノ・プラチナム・セプター・XSとアヴォ・XO・アレグロを足して3で割った様な超ドミニカン風味。
　しかもXSより断然美味い。
　ドローはとてもスムーズで煙は多め。
　ヒュミ保存時には木箱ごと入れないと周囲に匂いが移るという難点があるものの、デイリーシガーとしてはとても優れた一本！|ノ*ω*)ノ
　注文時には期待し過ぎかと思いましたが、その期待通りかそれ以上の味にとても満足しています|*ω*)ｂ
　中盤から後半にかけてのコクも素晴らしく、値段以上。
　個人的にはハバナそっちのけでこれだけ買い続けても良いと思うくらい気に入りました。
　美味しいので減りが超早いです|;-ω⊂)

　次に、CIBAO PANATELAS。

　ランセロにリングゲージが2足りないですが、見た目はもうランセロ。
　ダビドフのNo.1やミレニアムブレンド・ランセロと並べても太さ以外で見劣りするところはありません。
　差異があるとすれば色ですかね。
　CIBAITOSより濃い色味でマデューロっぽい感じです。

　味の方は、スタートがライトでドローは超タイト。
　美味しさが分かるものの、最初の印象はひたすら薄い。香りは素晴らしいです。
　2cmくらいから若干杉っぽい？？香りが付加。
　煙はCIBAITOSと対照的に少なめです。

　3〜4cmくらい進むと柔らかい甘みが控えめに出ます。
　5〜6cmくらい進むと少しコクが出始めます。
　残りが10cm近くになると更にコクが増し、木質っぽい感じの風味と僅かにココア的な風味が感じられます。
　そのままゆっくりとコクが増し続け、残り4cmほどになるとコクがMAXで旨味が最大になります。
　軽い酩酊感を伴う強さがあり、長さの為か根本近くまで燃えるのに90分以上。
　素晴らしい一本なのですが、前半がちょっと物足りない感がありました。

　２つのビトラを試した印象では、味はドミニカ系でダビドフにちょっと近く、強さはアヴォ・XO並という所でしょうか。
　CIBAITOSはIndependencia 1898 Harf Coronasとは風味が別方向でありながらデイリー向けの葉巻になりそうです。
　良いドミニカンを見つけました|*ω*)ｂ

　PANATELASは細長い為かドローが悪い様ですので、次に大きめのビトラを試すのならロブストサイズのESPECIALES No.4を試してみたいと思います。
　強さと満足なドローを求めるなら、前回紹介したサンタダミアナのセレクシオン・エスペシャル　パナテラの方が優れている気がします。

　余談ですがダビドフNo.1とミレニアムブレンド・ランセロを1本ずつ輸入しました。
　これらはそれぞれ目標達成時に火を付ける一本で、早くても4月以降までヒュミの中です。
　Victory Tobacco、略してビクタバ。
　身の丈に合わない特別な一本を賭けて死ぬきで頑張るという友人が発明した特殊ルールです。
　結構大きな壁のある目標が二段階ありますんで、思い切って二本買いました。
　一定期間内に目標達成がなければ破棄しますんで、その場合吸えない様にキッチリ破壊する事になります。
　葉巻ファン的には心の痛む事ですが、それくらいしてでもやらにゃならん事があるという事です。

　ランセロは輸送時のアクシデントか、珍しくラッパーがザックリ割れて到着（汗
　キューバ産の高い松明(ドローゼロ、竹串でも改善しない酷いハズレ物)を数本経験した身の上的にはふかせない事は無いものですが、写真を撮って保存に気をつけてくれと苦言を呈したところ、次の注文と共に新品をもう一本送ってくれました。
　販売業者さん的にあり得ない程予想外の出来事だった様で、丁寧な謝罪もありました。
　ありがたい処置です。
　なので興味本位でザックリ割れた方を燻らせてみたのですが、

　恐ろしいですね、ダビドフ。

　ダビドフで最もストロングなミレニアムブレンドでしたので味は濃く、後半のコクも凄い物でした。
　味の方向性はトリニダット・コロニアレスと似ていて、後半はついついペースが速くなってしまう強烈な一本でした。
　最小サイズのペティコロナでさえ箱で買うのは困難な品物ですが、アンバサドリスでは分からなかったダビドフの良さがやっと分かった気がしました。
　No.1も楽しみですが、こちらは強さは無く香りがメインの様ですね。
　やはり、高いだけの事はあるんですねぇ。

　そして告知。

　富山のはまきやさん。

　タバカレラ・コロナ1箱(10本入)を購入するとタバカレラのロゴ入りゲスナー・シガーアシュトレイ(通常価格は1575円)がおまけで付いてきます。
　オーダーはメールでの問い合わせ後になります。
　数に限りがありますので無料でアシュトレイを手に入れたい人はお急ぎ下さい|*ω*)ｷﾗｰﾝ

　あけましておめでとうございます|ノ*ω*)ノ
　新年一発目です。


　まずは帰郷の途上に立ち寄った葉巻屋で年末に購入したサンタダミアナのセレクシオン・エスペシャル　パナテラ
です。
　サンタダミアナといえばシガリトスが美味いんですが、プレミアムは未経験でした。
　このパナテラは150mm x 15mmと大きい割には700円と安価で、前々から気になっていたもののなかなか現物を見る機会が無かったものです。
　今回は近場では無いのであるかな？　と探してみたところあっさり発見|ﾉ*ω*)ﾉ
　持参していたエバーウェットと共に収納し、東京に戻ってから早速燻らせてみました。



　ココア色のラッパーにみっちりフィラーが詰まっている弾力。表面香も相まってとても700円の葉巻とは思えません。
　着火すると開始直後はとてもスパイシーで、その後すぐに旨味がありました。
　スパイシー且つウッディな喫味は１センチほどでストンと落ち着き、まったりとした感じに。
　その後２〜3センチ程で少しコクが増し、スパイシーさが戻ってきます。
　中盤の甘さの比率はロメオに近く、全体的にコクが強めでそれなりに重みもあります。
　自分の知っているドミニカ産よりはキューバのロメオに近い感じじゃないかと。
　後半は木と土のアロマが強く、コクも強い。
　甘みは影を潜め、コクとウッディな旨味のみが続き、最後まで楽しめました|*ω*)ｂ
　個人的には近い価格帯のキンテロより好印象です。

　そしてダビドフ・アンバサドリス。


　これは少し前に試しました。

　ダビドフのクラシックシリーズでは最小サイズ。
　No.3とどっちを試そうか迷ったのですが、楽天の説明に「ダビドフの上品さを保ちながら、No.3よりも強いコクを持つ。」とあったのでこちらを試すことにしました。



　ダビドフ固有の甘く上品な表面香があり、表面はスベスベ。
　さすがダビドフ！|*ω*)ｂ

　着火直後は辛味がありますが、すぐに落ち着きます。
　すると上品な香りが立ちこめるのですが、ちょっと味が薄い……。
　近い時期に立て続けにロメオを試していたのでそう感じるのかもしれませんが。
　その薄くて香りが上品な状態が残り4センチほどまで続き、その後花の香りを感じる事が出来るようになります。
　この頃になってようやくプライベートストックのNo.9よりは美味しいかな？　と思えるように。
　３センチを切る頃にはそこそこコクも出て良い葉巻とは思えたものの、個人的にはまた同じものを買うより、

　アヴォ・XO　アレグロ
を買ってしまいそうです|;-ω⊂)
　こちらはダビドフ・プリメロスに近いコクがあり、割と着火から間もない頃からそこそこ旨味を感じることが出来ます。
　ドミニカ固有の上質な喫味を堪能でき、後半に増しゆく旨味やコクも素晴らしい。
　これならリピートやプリトスを試してみてもいいかな、と思える良い味でした|*ω*)ｂ

　ダビドフは特別な葉巻という印象が強く、値段的にハズレるとちょっと厳しいものがあります|;-ω⊂)
　たまたま自分の燻らせたアンバサドリスが特別味が薄かったのかもしれませんが、同額で試すなら次はエントレアクトにしてみようかと思いました。
　女性や小さな葉巻でもダビドフ以外は嫌だというダビドフファンの方が真価が分かるかもしれないですね。
　実はこの後にダビドフ最小のプレミアムロングフィラー、エクスクイジトスを試してみようかと思ったのですが、値段も高いですしアンバサドリスより薄かったら？　と考えるとちょっと躊躇してしまいます|;-ω⊂)

　この三つで敢えて順位を決めれば、

・サンタダミアナ　セレクシオン・エスペシャル　パナテラ
・アヴォ　XO　アレグロ
・ダビドフ　アンバサドリス

　でしょうか。
　サンタダミアナのパナテラはコストパフォーマンス的に最もお勧めです。
　このサイズと味の濃さは一日の終わりに楽しむ葉巻ですね。
　アヴォのアレグロも良い感じです。
　ドミニカっぽい味で高級感もあり、大きさの割にはしっかり楽しめます。
　アンバサドリスは自分的には今ひとつでしたが、花の香りが感じられる上品な一本ですのでそういった趣を葉巻に求める人には良いと思いますよ|*ω*)ｂ

　関係ありませんが、毎日葉巻を部屋で燻らせていると匂いが気になる様になってきます（汗
　自宅で楽しんでいる方は空気清浄機なんぞを用意してるんでしょうか？？

　自分もちょっと気になってきたので検索したところ、




　これが送料込み6700円と安くてポイントも１０倍です。
　今月はTabaqueriaの箱買いの代わりにこれを購入しようかちょっと迷っています。
　もし購入したら葉巻に対してどれくらい効果があるのかレビューしてみたいと思います。